2011年12月30日金曜日

■中国、世界3位の観光客受入国に


中国、世界3位の観光客受入国に
http://japanese.cri.cn/881/2011/12/30/163s185027.htm
2011-12-30 11:54:57     cri 中国国際放送局

 国家観光局の邵琪偉局長はこのほど北京で、「これまでの5年、中国の観光市場は全面的に繁栄し、今では世界で3番目の観光客受入れ国となり、同じく3番目の国際観光客を送り出した国になった。また、中国は世界最大の国内観光市場を持つようになっている」と発表しました。

 邵琪偉局長は、「これまでの5年、中国の観光客受け入れ人数は93億人を超え、それによる総所得は6万億人民元(約73兆円)以上に達し、平均して毎年15%以上の割合で増えてきたことになる。

 2010年に金融危機の影響を受けたものの、中国の観光業は引き続きかなりの発展を見せ、海外からの観光者の数は2009年より9%増え、国際観光客の数も20%多くなった」と述べました。



■岸和田が盛り上がる 花開く「カーネーション」


岸和田が盛り上がる 花開く「カーネーション」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111230/wlf11123015010010-n1.htm
2011.12.30 15:00

 大阪府岸和田市を舞台にしたNHKの連続テレビ小説「カーネーション」の放送開始を前にした9月中旬の平日の昼間、中心部にある南海岸和田駅を降りた。実は生まれて初めての訪問だったのだが、駅から続く商店街の人通りは非常に少なく、「寂しい玄関口だな」というのが第一印象だった。

 しかし、これ以降、街の盛り上がりぶりの取材や街のちょっとした有名人のインタビューなどで何度も岸和田を訪れてみて、ドラマの放送をきっかけに街を活性化させたいという市民の思いを感じている。

 市が主導する「岸和田カーネーション推進協議会」が、ドラマのモデルになっているコシノファミリーの「ゆかり地マップ」を作製するなど観光客を受け入れる態勢整備の取り組みを展開しているのは、ある意味当然のことだが、話をした市民から「全国の知人に機会あるたびに『岸和田に来て』とPRしています」「この機会に地元のことを勉強しようと努めていますが、知らないことが多くて反省しています」などの声が聞かれることは、意識の高まりの表れだと思う。

 また、旅行大手のJTBが岸和田の主要スポットを巡る商品の販売を開始。岸和田観光にビジネスとしての魅力を感じていることも明るい材料だ。

 推進協議会のまとめによると、岸和田城やだんじり会館など市内主要スポットの10、11月の入場者は、昨年に比べて大幅に増えているという。

 閑散としていた岸和田駅付近では、観光客の姿が見られるようになってきた。人通りが驚くほど増えたわけではないが、少なくとも関係者の口からよく聞かれる「岸和田にはだんじり祭以外にも魅力がたくさんある」というイメージは、浸透を始めているようだ。今後も注目していきたい。

「カーネーション」にからむ岸和田市内の動き

 ドラマを通じて岸和田市を広くPRしようと、市や岸和田商工会議所、市観光振興協会、市町会連合会など各種団体で「岸和田カーネーション推進協議会」を結成。「コシノファミリーゆかり地マップ」の作製や、岸和田の各種グッズを扱うオフィシャルショップ「和撫子」の出店、「協議会通信」の発行など、さまざまな取り組みを展開している。また「コシノ洋装店」があった建物は「コシノギャラリー」として再オープンしている。



■【仏国ブログ】大阪を旅行「美しい大阪城やおいしい食事に満足」


【仏国ブログ】大阪を旅行「美しい大阪城やおいしい食事に満足」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1228&f=national_1228_045.shtml
2011/12/28(水) 11:37
   
 日本滞在中のフランス人のブログ「Lovers in Japan」では、大阪を訪れた筆者がその印象をつづっている。

 筆者がまず印象的だったと語るのは道頓堀だ。夜になると、道頓堀川沿いのレストランやパチンコ店のネオンが、狂ったように輝いていたと表現している。

 夕食後、筆者たちはカラオケに行ったという。友人たちと、自己陶酔して歌うのは大変気分の良い体験だと記している。終電に間に合わせるため、友人の1人を無理やり連れ出さなければならなかったほど楽しかったと、カラオケに夢中になっていた様子を紹介している。

 翌日訪れた大阪城は概観がとても印象的だったとつづっている。実際には、多くの日本の歴史建造物と同様に、復元された部分が多いと紹介。これは、築城後も戦国時代が続いたことや、第2次世界大戦が原因だが、木造である日本の建築物が特に戦火に弱いためだと説明している。

 大阪城の周りには大阪城公園があったが、ここでの光景は独特だったと語る。スポーツクラブがトレーニングしている姿や、子どもが侍の衣装を着て記念写真を撮影している姿などがあったという。

 筆者は、大阪の持つパワフルな雰囲気と、食事のおいしさに大変満足したと語る筆者だが、最後に大阪城方面に向かう電車を夜に利用したところ、大阪城がライトアップされており、大変美しく嬉しい驚きだったと記している。

 東京とは違った魅力を持つ大阪だが、記事からは筆者が大阪に魅了された様子が伝わってくる。



■【米国ブログ】日本のインスタントラーメン「誰よりもファンに」

【米国ブログ】日本のインスタントラーメン「誰よりもファンに」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1228&f=national_1228_048.shtml
2011/12/28(水) 11:45

 米国のブログ「iheartjapan」では、日本に滞在中の米国人男性がインスタントラーメンについて記している。

 筆者は、アジアや欧米の若者に共通して人気のある食べ物といえば、インスタントラーメンだと語っている。インスタントラーメンは、お湯を注げばスープに入ったラーメンがすぐにできあがるという便利な食べ物だと説明し、これを食べて生き延びている学生は世界中にたくさんいるだろうと述べている。

 筆者は、インスタントラーメンの歴史について、戦後の日本で食糧不足を解消するために大量のパンが供給されたが、日本人は麺を要求したため、インスタントラーメンが発明されたと語っている。

 大阪にインスタントラーメン発明記念館があり、そこでインスタントラーメンの歴史が学べると紹介している。筆者がもっとも興味をもったのは、年代別に異なるパッケージやスタイルが分かる、壁一面にディスプレイされたインスタントラーメンだったようだ。地方でしか発売されていないラーメンや、珍しいパッケージも見つけられ、かなり楽しめるという。

 また、同記念館ではお好みの具材と香辛料を選び、自分だけのカップヌードルがたったの300円で作れるのに驚いた様子。先に予約しておけば、元祖チキンラーメンを作るワークショップにも参加できるようだ。筆者は残念ながら満席のため参加できなかったが、ものすごく楽しそうに見えたので、次回は絶対に参加したいと抱負を語っている。

 ラーメンファンには必見のラーメン美術館だが、ラーメンファンでなかった筆者もとりこになったようだ。今では友人らのなかで誰よりもラーメン好きになったと締めくくっている。



■【米国ブログ】大阪名物のたこ焼き「自国に帰っても食べたい」


【米国ブログ】大阪名物のたこ焼き「自国に帰っても食べたい」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1229&f=national_1229_033.shtml
【社会ニュース】 2011/12/29(木) 10:17
  
 日本旅行をする米国人の増加に伴い、米国の日本食もバラエティに富んできている。米国のブログ「lifetime-tables.blogspot」では、たこ焼きの味が忘れられない人のために、自宅でたこ焼きを作りながら食べる楽しみ方を紹介している。

 筆者は、たこ焼きとは大阪の名物だと紹介。大阪を旅行してたこ焼きの味を知った多くの米国人が、自国に帰ってもう一度食べたいと思うという。しかし、米国にある日本食のレストランでもなかなか食べることができないと記している。

 そこで、自宅でたこ焼きを作れる道具があれば、いつでもたこ焼きを楽しめると述べ、たこ焼きパンはインターネットストアなどで購入できると紹介している。

 ガスコンロやポータブルの電気コンロの上に、たこ焼きパンを直接置いて調理できるのが便利で、テーブル上のたこ焼きパンを囲んで、皆で一緒に調理するのはとても楽しいと好印象を伝えている。

 熱したたこ焼き器に小麦粉を溶かした水と好きな具材を入れ、丸く形を整えると、アツアツで新鮮なたこ焼きができあがると作り方を説明。テーブルでたこ焼きをするのは、まさに日本の家庭で行われている食べ方だと述べている。調理する人は孤独感を味わうことなく、また料理ができあがるのを辛抱強く待つ必要もないと評価しているようだ。

 筆者は、自宅でたこ焼きをすることで、日本の共同社会の良さを経験できるのも利点だと締めくくっている。



■スペイン中銀:第4四半期は景気縮小の公算大きい、観光や輸出が減速


スペイン中銀:第4四半期は景気縮小の公算大きい、観光や輸出が減速
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWZ3SM07SXKX01.html
更新日時: 2011/12/30 02:29 JST

 12月29日(ブルームバーグ):スペイン銀行(中央銀行)は、入手可能な経済統計を見る限り今年第4四半期の国内景気は縮小が示唆されるとの見解を示し、従来見通しを確認した。ラホイ新首相は30日、就任後初めて財政運営方針を発表する。

 スペイン中銀は29日発表した12月の月間報告で、観光業や輸出業が10月から弱まっている兆候が見られると指摘。家計の支出や投資も悪化していると続けた。その上でデータの集計はまだ完全ではないと加えた。

原題:Bank of Spain Says Economy Shrank in FinalMonthsof 2011 (1)



■中国カード 神戸で普及へ


中国カード 神戸で普及へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20111228-OYT8T00038.htm
(2011年12月28日  読売新聞)

 神戸商工会議所は27日、中国で広く普及する決済用カード「銀聯(ぎんれん)カード」の提携カード会社と包括契約を結び、神戸市内の会員事業所の小売・飲食店で取り扱えるようにすると発表した。商議所では全国初の取り組みで、手数料などを格安にして取り扱い店を増やし、中国人観光客の呼び込みを狙う。

 包括契約を結ぶのは、三井住友カード、三菱UFJニコス、ユーシーカード、トヨタファイナンスの4社。契約により、同商議所の会員小売・飲食店などは登録料(1万5750円か3万1500円)を支払えば、通常はカード使用額の5~6%と設定されている手数料を3・7%とするほか、4~10万円程度かかる決済端末機を無料で借りられる。1月10日から先着100店は登録料を3分の1にするキャンペーンも実施する。

 同商議所によると、銀聯カードは中国を中心に計約26億枚発行されているが、手数料などが負担となり、取り扱い店は百貨店や大型ショッピングセンター、全国チェーンの薬局などに限られているという。

 同商議所は「1年間で銀聯カードの取り扱い店を230店舗増やしたい」としている。

◆日本訪問中国人 昨年は141万人

 独立行政法人・日本政府観光局の統計によると、昨年に日本を訪れた中国人は約141万人に上った。

 同年に個人観光ビザの発給要件が緩和されたことなどを受け、訪日する中国人は年々増えており、最も多い韓国人(約244万人)に迫る勢いだ。3月の東日本大震災で一時は激減したが、西日本を中心に回復傾向にあるという。

 神戸商議所が、中国で10億枚発行されているとされる銀聯カードの取り扱い店を増やそうとするのは、日本人旅行者の約3倍と言われる中国人旅行者の購買力の高さがある。

 観光庁の統計によると、1人1回当たり旅行消費単価は約14万5000円(昨年4~12月)に上り、国内全体に与える経済効果は約1400億円に及ぶという民間の調査結果も出ている。


■中国第11次5ヵ年計画期間(2006-2010年):観光収入総額は6兆100億元


中国第11次5ヵ年計画期間(2006-2010年):観光収入総額は6兆100億元
http://www.chinapress.jp/pd/28675/
(12/28 15:59)

 2011年12月28日、中国国務院が第11次5ヵ年計画期間(2006-2010年)の観光業発展状況報告を行った。

  統計によると、第11次5ヵ年計画期間中の観光客数は93億6800万人(回)、観光収入総額は6兆100億元(約74兆円)に達した。

  また同期、観光業界就業者数は300万人増加し1350万人に、観光関連業界就業者数は1700万人増加し、8000万人に達したことが報告された。

(China Press 2011:IT)



■団体観光する中国人は過去の姿に?中国人の旅行形態に変化 ITB報告書


団体観光する中国人は過去の姿に?中国人の旅行形態に変化 ITB報告書
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2847552/8231759?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
2011年12月26日 15:34 発信地:中国(c)Relaxnews/DANIEL JANIN

【12月26日 Relaxnews】中国人の団体ツアー客が世界の観光地を歩き回る姿が、間もなく過去のものとなりそうだ。前週発表された世界の旅行動向に関する報告書「ITB World Travel Trends Report」によると、世界最大の旅行者数を持つ中国で、旅行形態に大きな変化が起きているという。

 かつて中国人は団体ツアーでの旅行を好み、長年、欧米を旅する際の手段も団体旅行だった。だが、同報告書によると近年、中国人はますます個人旅行を好む傾向にある。

 これは、中国人の間で旅行に対し価格の安さよりも豪華で質の高いサービスへの需要が高まったことや、教育レベルが高い専門職の若者が増えたことなどに起因しているという。

 旅行の目的については、できる限り多くの観光スポットを回ることが重要視される点は現在も変わりはない。だが、これに加えてリラクゼーションやエンターテインメントなどの優先順位が大きく上がっているという。その一方で、多く中国人旅行者にとって、買い物は今も海外旅行の最大の楽しみの1つだ。

 また、興味深いことに、インターネットの普及でオンライン予約やネットでの旅行情報収集が盛んになった現在でも、中国人の多くは依然として旅行代理店を利用しての海外旅行を好むという。 

 国連の世界観光機関(United Nations World Tourism Organization、UNWTO)は、2011年の中国人海外旅行者数が前年比15%増の6600万人となる見通しとの統計を発表している。
(c)Relaxnews/AFPBB News



■日本の韓流指数は113…「韓流好感度は日本が最高」=韓国


日本の韓流指数は113…「韓流好感度は日本が最高」=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1229&f=national_1229_105.shtml
2011/12/29(木) 15:22
  
 韓国の文化体育観光部傘下にある韓国文化産業交流財団が28日、2010年度の「韓流指数」を発表した。その結果から、韓国メディアは「韓流好感度はやはり日本が最も高い」と伝えた。

 「韓流指数」とは日本、中国、台湾、ベトナム、タイなど5カ国におけるドラマ・映画・音楽・ゲームなど韓流コンテンツの輸出統計と各国の10代から40代の400人を対象に行った韓流コンテンツの視聴についての調査結果を総合して前年度比で算出するもので、韓国文化交流財団が2008年から毎年発表している。

 その結果によると、2010年度の「韓流指数」の平均は103で、国別では日本(113)、台湾(109)、中国(101)、ベトナム(99)、タイ(97)の順となっている。また、分野別ではK-POPを主導とした、音楽の「韓流指数」が120と最も高く、日本の音楽「韓流指数」は180を記録した。

 一方、2010年韓流の経済への波及効果は4兆9824億ウォン(約3360億円)で前年に比べて1兆ウォン(約675億円)増の大幅増加となった。経済効果の上昇は主に観光とゲームによるもので、音楽や映画などは輸出額が相対的に少ないため経済への波及効果が小さかったという。

 韓国メディアは「韓流好感度日本が最高」と題した記事で、財団の発表を元に「K-POPのブームで世界的に韓流が広がっているが、もっとも好感度が高いのは日本」と伝えている。



■韓流関連の支援強化へ 観光客倍増目指し=韓国政府


韓流関連の支援強化へ 観光客倍増目指し=韓国政府 
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/12/29/0200000000AJP20111229002800882.HTML
2011年 12月 30日(金)

 【ソウル聯合ニュース】韓国の文化体育観光部は、海外でのK-POPブームなどの拡大に向け、来年は韓流関連の支援を強化し、2020年までに年間外国人観光客数2000万人達成に向けた政策を推進する計画だ。

同部の崔光植(チェ・グァンシク)長官が29日に李明博(イ・ミョンバク)大統領に報告した来年の業務計画で明らかにした。

同部は、▼国民の文化享有権拡大▼創造力の強化▼伝統と現代、文化・体育・観光の疎通と融合▼文化分野の寄付・分かち合いの活性化▼未来型産業の育成▼世界の中の文化強国としての地位向上――を重点推進課題として掲げた。

また、2020年までに外国人観光客2000万人、観光収入300億ドル(約2兆3316億円)達成するとの目標に向け、来年から準備を進める計画だ。文化観光解説士を現在の2400人から3000人に増やし、外国語での対応が可能な都市型民宿500カ所を拡充するなど観光インフラを整備する。

海外でのK-POPブームを受け、韓流コンテンツを活用した観光産業の育成や韓流コンテンツ支援にも関心を傾ける。韓流関連の支援予算は今年の17億ウォンから来年は53億ウォン(約3億5700万円)に増える。

南北関係では、可能な限り文化交流を進めることで変化をもたらし、金正日(キム・ジョンイル)総書記死去により中断している高麗王朝時代の王宮跡「満月台」(北朝鮮・開城)の発掘調査も再開する。北朝鮮と共に民謡「アリラン」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録に向けた準備も進める計画だ。このほか、北朝鮮が所蔵する古文献資料の南北共同調査事業、高句麗古墳群の実態調査も進める方針だ。




■韓流スター動員 韓国観光公社が訪問誘致に総力
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/12/14/0200000000AJP20111214003800882.HTML
2011年 12月 30日(金)

  【ソウル聯合ニュース】今年の観光客誘致目標、1000万人を達成した韓国観光公社が、韓流スターを動員したイベントで“ラストスパート”をかけ一層の上積みを図る。

 まずは人気ガールズグループ、ワンダーガールズの国内復帰アルバムのリリースに合わせ、所属事務所のJYPエンターテインメントとカバーダンスコンテストを開催。優勝チームを14日から3泊4日の日程で韓国に招待する。

 インドネシア、ベトナム、カナダの代表はワンダーガールズと約1時間のミーティングを行うほか、メンバーが推薦するソウルの観光名所を巡ることが決まっている。

 また、俳優チ・ジニは自らが韓国の観光地を回り、撮影した写真を収録したフォトエッセイの発刊を記念し、17日に日本人250人が参加するファンミーティングを開催する。

 ほかに観光公社は19~25日に、ソウルの本社地下1階の観光案内展示館で「韓流スターと一緒に行う韓国観光広報展」を開く。歌手兼俳優のRAIN(ピ)や人気アイドルグループSUPER JUNIOR、2PM、miss A(ミスエー)などの写真が展示されるほか、観光分野では初めて公開される韓国観光広報3D(立体)映像を体験できる。入場は無料。miss Aが参加する広報展開幕式の様子は、外国人観光客のためのホームページ「VISIT KOREA」やインターネットの交流サイト「フェイスブック」などで紹介されるという。

sarangni@yna.co.kr



■90日前から旅行キャンセル料 海外ツアーで観光庁方針- 共同通信


90日前から旅行キャンセル料 海外ツアーで観光庁方針- 共同通信
http://news.infoseek.co.jp/article/29kyodo2011122901001024
(2011年12月29日17時50分)
観光庁は29日、旅行会社が募集する海外旅行ツアーのキャンセル料を、出発の90日前から徴収できるよう、旅行業法に基づく「標準旅行業約款」の規定を見直す方針を固めた。旅行代金の10%以内とする案が有力で、来年3月ごろまでに結論を出したい考え。現在は年末年始などピーク時を除き、出発30日前からキャンセル料が発生するのが一般的。近年はその直前の予約取り消しが増え、旅行会社は頭を痛めている。



■チケットが売れなくて? 「K-POP超人気プロデューサー」の大阪公演が急遽中止 / でも福井公演は実施の模様


チケットが売れなくて? 「K-POP超人気プロデューサー」の大阪公演が急遽中止 / でも福井公演は実施の模様
http://news.infoseek.co.jp/article/rocketnews_20111229168478
(2011年12月29日15時00分)ロケットニュース24

2011年のカラオケランキング、NHK紅白歌合戦出場とK-POPアーティストの躍進が止まらない。
各地でも様々なK-POPイベントが行われているが、2012年2月に大阪城ホール(最大収容人数1万6000人)で予定されていた「韓国の超売れっ子プロデューサー」のK-POPコンサートが急遽中止になったことがわかった。ネット上ではチケットが高すぎて売れなかったためではと憶測が飛び交っている。

2月に予定されていた大阪城ホール公演が急遽中止になったのは韓国の売れっ子プロデューサーBrave Brothers(ブレイブブラザーズ / 勇敢な兄弟)による「K-POP Collection Powered by Brave Brothers」 だ。Brave Brothers以外にも、Brave Girls、ElectroboyzらK-POPアーティストの出演が予定されていた。

同コンサートは12月1日にプレイガイドでの先行予約が始まり、12月20日発売の関西ウォーカーで一般発売の告知。だが、12月29日の一般発売を前に28日に中止が発表となった。理由としては「製作上の都合」とのことだ。

先日、東京で行われたK-POPクリスマスライブが開始直後ガラガラだったとの報道、また中止になったコンサートのチケットが9000円以上と日本での知名度の割に高額だったこともあり、ネット上では「チケットが売れないから中止になったのでは?」との憶測も飛び交っている。

問い合わせをしようとしたところ、同コンサートを企画した「イメディア」はすでに年末休業に入っており電話がつながらなかった。だが、12月29日現在、ホームページとプレイガイドを見る限り1月の福井県の公演は予定通り行われるようである。

福井でできて大阪でできない「製作上の都合」とは何なのだろうか。ちなみに大阪公演中止のお知らせには福井公演は予定通り行われることの積極的な告知はされていないようだ。ちなみに福井公演のチケットは大阪公演と同額だ。大阪から福井までは在来線特急に乗れば2時間で着く。どうしても見に行きたい方は確認をされてもいいかもしれない。


2011年12月29日木曜日

■阪神高速元日から距離別料金 利用者受け止め冷静


阪神高速元日から距離別料金 利用者受け止め冷静
http://eonet.jp/news/kansai/kobe/article.cgi?id=19355
12月28日 10:22 神戸新聞

 阪神高速道路の通行料金が来年1月1日から、「料金圏」ごとに均一料金を徴収する現制度から、利用距離に応じて加算する「距離料金」に変わる。自動料金収受システム(ETC)を搭載した車が対象で、料金は普通車で500~900円。一部の利用者から値上がりへの苦情はあるが、全体的には様子見ムードが大勢で、冷静な受け止めが多いようだ。

 現行の料金圏は、阪神西線(西宮市以西の兵庫県内)▽阪神東線(尼崎市や大阪府)▽阪神南線(大阪南部)‐で500~700円に設定。しかし、道路網の拡大に伴い、同じ利用距離でも料金が異なるなど不公平感が高まっている上、ETCの普及で料金の計算がしやすくなったため、距離料金に移行する。

 新制度では料金圏をなくし、ETC車で6キロ以下を走ると500円とし、6キロを超えるごとに100円を加算する。24キロを超えると上限900円で変わらない。大型車は普通車の2倍。ETCなし、現金での利用は上限額を払う。阪神西線では、同線のみ6キロを超えて利用した場合、普通車で100円を値引く割引制度などを新設する。

 阪神高速道路会社によると、今回の移行で値上げになる利用者は3割となり、兵庫県内に限ると4割に上る見込み。ただ新制度に関する約7千件の問い合わせの大半は割引制度の問い合わせで、「値上げになる」との苦情は約100件という。年末年始の交通量も例年通りを見込んでいる。

 新制度導入にあたり、値上げの抑制を求めてきた兵庫県トラック協会の太田啓三専務理事は「長距離利用者にはメリットがある半面、料金が高くなる事業者もおり、傾向がつかみづらい。しばらくは様子を見たい」と話している。

 阪神高速お客さまセンターTEL06・6576・1484



■12年度観光予算案、前年比2%増の103.4億円-震災復興・復旧枠設定


12年度観光予算案、前年比2%増の103.4億円-震災復興・復旧枠設定
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=51703
2011年12月28日(水)トラベルビジョン

観光庁によると、2012年度の政府予算案で観光庁関係予算の総計は前年比2%増の103億3800万円となった。12年度は訪日需要喚起や観光による地域再生・活性化などの通常枠に加え、東日本大震災から「復旧・復興枠」を新たに設定し、3億3400万円を計上した。通常枠は1%減の100億400万円となった。

復旧・復興枠では、「災害時における訪日外国人旅行者に向けた情報提供のあり方に関する調査事業」として3000万円を計上。また、観光地域づくりプラットフォーム支援事業(被災地分)で5400万円、広域連携観光復興対策事業(東北観光博)で2億5000万円とした。東北観光博は東北地域全体を観光の博覧会場と見立て、各地の取り組みを連携させ統一的に情報発信するというもので、第3次補正予算案と合わせ、8億円を費やす。2012年1月に開始し段階的に進めていく考えで、実施期間は15ヶ月間とした。

一方、通常枠では訪日外国人3000万人プログラム第1期は4%減の82億9000万円、観光を核とした地域の再生・活性化は27%減の3億4300万円、観光人材の育成は観光中核人材育成事業として44%減の1億2400万円、ワークライフバランスの実現に資する休暇改革の推進は3%減の8000万円とそれぞれ減額した。一方、観光統計の整備は来年度から観光地域経済調査を本格的に実施することもあり、87%増の8億8700万円と大幅に増加。経常事務費などその他は6%増の2億8100万円だった。

訪日外国人3000万人プログラム第1期では、東北・北関東インバウンド再生緊急対策事業を新設し、6億2400万円を計上した。震災以降外国人旅行者数の落ち込みが激しい東北6県と茨城、群馬、栃木県の訪日需要の回復をはかる。海外主要市場で、商談会の実施や現地メディアの招請事業、専用ガイドブックの作成といった観光復興のピーアール活動などを展開する計画だ。

訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン事業)は19%減の49億2700万円とし、緊急対策事業として風評被害対策を実施していく。また、MICEの誘致・開催をはかり、プロモーション活動も展開していく。そのほか、訪日外国人旅行者の受入環境整備事業は41%増の8億5400万円、日本政府観光局(JNTO)運営費交付金は4%減の18億8400万円となった。

観光を核とした地域の再生・活性化では、観光地域づくりプラットフォーム支援事業は9%減の2億4600万円、広域観光促進調査事業は56%減の8800万円を計上した。また、12年度からの新規取り組みとして、ユニバーサルツーリズム促進事業に900万円割り当てた。

ワークライフバランスの実現に資する休暇改革の推進では、地域における家族の時間づくり促進事業として64%減の3000万円を計上した。また、今年から第3次補正予算で実施している、企業に休暇取得と旅行促進を働きかける「ポジティブ・オフ」運動の関連事業として、国内旅行活性化のための観光整備事業で5000万円をあてた。


▽Fly to Japan!事業、実施かなわず-日中国交正常化40周年事業は外務省と共同で

予算の概算要求の際に盛り込み注目を集めた、全世界から1万人の外国人を日本に無料招待する「Fly to Japan!事業」は予算案に計上されなかった。観光庁によると、Fly to Japan!事業については、国の予算を個人の旅費にあてることが難しいという点から、関係各所の理解を得られなかったという。観光庁や日本政府観光局(JNTO)のウェブサイトで実施に至らなかった旨を告知し、在外公館などで問い合わせに対応する考えだ。

また、「日中国交正常化40周年に合わせた青少年招請事業」も計上を見送った。ただし、観光庁によると外務省の21世紀東アジア青少年大交流計画と協力して実施する方向で、現在外務省側と調整中とした。



■外国人観光客への無料航空券1万枚配布キャンペーンはお流れ


外国人観光客への無料航空券1万枚配布キャンペーンはお流れ
http://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_2847876
AFPBB News(2011年12月29日15時01分)

【12月29日 Relaxnews】観光庁は26日、東日本大震災以降落ち込んでいる外国人観光客を呼び戻すために計画していた1万人を対象とした日本への往復航空券無料配布キャンペーンについて、2012年度の予算案に計上されなかったとして、実施を見送ったと発表した。

 政府観光局の海外オフィスは、この計画が初めて発表された10月以来、日本への関心が急上昇したと報告しており、政府の決定に遺憾の意を示している。

 一方、政府観光局は、国内の大部分は震災による影響を受けていないと強調。東京、京都、箱根、大阪、広島、札幌、沖縄などの人気観光地はまったく影響ないと述べている。

 ロンドン(London)オフィスの広報は、「無料航空券がないからといって、日本訪問をやめないでほしい。この他にもお得なサービスがたくさんあるし、日本はこれまで以上に温かいもてなしで観光客を迎えてくれるでしょう」と話している。(c)Relaxnews/AFPBB News



[参考]
大阪スタイル
https://app.blog.eonet.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=43419567&blog_id=144161



■旅の恥はかき捨て、ってこのことか?(いや、なんのこっちゃ。)
https://app.blog.eonet.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=43419567&blog_id=144161
ところで、観光庁が企画した訪日誘客のための「航空チケット1万人プレゼント」が、なにやら税金の無駄遣い、と不評らしい。

東日本大震災と大津波、そして原発事故で日本の観光は崩壊の危機にある現在、多少、訪日の客足は戻ってきたというものの、3月以降の訪日観光客は(詳細は省くが)東アジアを中心に大幅に減少している。そのなかで、観光庁が次々に繰り出す企画はどれもこれも不評だ。ジャニタレの嵐を使ったプロモーションVPは「ニャー」だけでは日本の観光地を紹介しきれてはいない。しかも「ニャー」は外国人には意味不明。そんなニッポン行きたくない、となっている。そして、この一万人航空チケット無料プレゼント…。一貫した戦略まるでナシ。どれもこれもバラバラ。お役所仕事の最たるものである。

本日付けのウォールストリートジャーナルでも、すでにこの航空チケット無料プレゼント記事が掲載され、また、ニューズウイークでは、「こんな企画はムダ」との掲載記事もある。先日は、広告代理店の電通にクールジャパンのプロモーションを丸投げしたばかり。これが吉とでるのか凶とでるのか?

いずれにしても、すでに「航空チケット無料プレゼント」は世界中を駆け巡っている。「いやあ〜、あれはなかったことにして!」というのは、この期に及んで果たして口に出せるのか、どうか? 観光庁の出方に注目である。


●参考

「外国人観光客無償誘致」に賛成できない理由とは?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/10/post-351.php
2011年10月11日(火)11時22分 ニューズウィーク日本語版
プリンストン発 新潮流アメリカ by 冷泉 彰彦

以下、転載。



■観光庁:外国人観光客1万人無料招待で「日本の安全」PR~Fly to Japan!事業~墜落の危機?
http://www.net--election.com/news_aewcWGTrms.html
2011年10月13日 10:00  ネット選挙ドットコム

旅費無料で予算要求11億86百万円計上に批判の声

観光庁は、東日本大震災後に来日する外国人観光客の激減に対し、旅費無料で1万人の一般観光客を日本に招待する方針を固め、12年度予算の概算要求に11億円を盛り込んだことを、10日の読売新聞(YOMIURI ONLINE)が報じ、ネットで批判の声が上がっている。

記事によれば、日本滞在中にネットで世界へ情報発信してもらい、「日本国内の滞在が安全・安心であることを口コミで世界的に広げる効果を見込んでいる」という。

観光庁の予算概算要求は同庁のサイトにアップされていて、当該予算は11億8千万円。具体的施策としては、

○Fly to Japan! 事業【新規】(国際交流推進課)
要求額1,186百万円
震災支援への感謝の意を伝えるとともに、未だ放射能等への不安を抱える外国人の訪日を後押しするため、全世界から10,000人の外国人を日本へ招請し、「安全・安心な観光地・日本」と「新しい日本の観光スタイル」をSNS等を通じ全世界へ発信する。
併せて、応募者への訪日イメージ調査の結果を活用し、訪日イメージの回復策を実施するほか、宿泊や買物等による国内旅行支出について、帰国後の補足・分析を実施する。

とし、航空券を提供するとしている。


「円高」と「原発事故」対応への不満が批判を加速?

しかし、原発事故が収束しておらず、食品等において暫定基準値を設けている国への「観光」を、「旅費無料」だから「安全・安心である」ことをPRしに来てとか、復興増税を国民に求めるなかで、効果も定かでないことに11億円の予算を計上することに対し、ネットでは「ばかばかしい」と批判の声があがっている。

「円高」と「原発事故」が外国人観光客の激減の原因で、被災地の人たちのことを考えれば「ムダ金」を使っている場合じゃないという意見も多い。

観光庁は、「主要旅行業者の旅行取扱状況速報(平成23年8月分)」では、

○海外旅行は、対前年同月比で2.3%増加となった(6ヶ月ぶり増加に転じた)。なお、一部の旅行会社によると円高傾向が大きく作用し、特に近場の台湾や韓国などアジア方面を中心に回復基調にある。

○外国人旅行は、対前年同月比で40.5%減少した(6ヶ月連続減)。一部の旅行会社によると依然として福島原子力発電所事故の影響がその要因となっている。

○国内旅行は、全体的に回復基調にあり、対前年同月比で2.0%増加となった(6ヶ月ぶり増加に転じた)。
 
と報じている。
 
つまり、<一部の旅行会社による>というもってまわった表現で、「円高」と「原発事故」が外国人観光客の激減の理由であると指摘している。実際に、同速報では、「旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況」として外国人観光客が6,822人と、前年の17,024人と比べ、1万人以上減り、前年比40.1%となっている。
 
 
「ビジット・ジャパン事業」と「Fly to Japan! 事業」
 
観光庁は、昨年の事業仕分けで、「ビジット・ジャパン事業」が、「効果測定が不十分、広告宣伝費のあり方を見直すべき、施策の重点化を図るべき 等」の理由で、予算の3分の1縮減を言い渡され、22年度86億48百万円が23年度60億55百万円となった。今回の予算を見ると、「ビジット・ジャパン事業」をさらに約10億円減らし、「重点化を図る」意図からか、「Fly to Japan! 事業」(どちらも国際交流推進課の事業)に12億円として付け替えた。
 
「ビジット・ジャパン事業」は、予算からみると観光庁の中核事業だ。それを踏み込んで減額したことは評価できるかもしれない。さて、「Fly to Japan! 事業」。実施するなら、先ずは「ビジット・ジャパン事業」の中で、こっそりと100分の1程度の規模でやってみて「効果測定」すればどうだろう?
 
ニューズウィーク日本版「Tokyo Eye」(8月24日)で仏フィガロ紙記者アルノー氏が「嵐がニャーと鳴く国に外国人は来たがらない」というタイトルで、
 
日本がここまで世界の笑いものになる例がほかにあるだろうか
知的な読者を前に非常に心苦しいが、観光庁が制作したPR映像を見ていない人のために内容を説明しなければならない。これを読んで、見たくないと思ってもらえれば本望だ。
 嵐のメンバーがそれぞれ日本の観光地を訪れ、招き猫のまねをして「ニャー」と鳴く。それだけだ。この映像は7月から世界133カ国・地域の在外公館、国際空港や飛行機、駅のモニターなどで流れている。要するに観光庁が宣伝しているのは嵐で、日本はそのステージにすぎない。制作費はもちろん、国民の税金だ。
素晴らしい国を自らばかにする。そして、その現実を誰も理解していない。日本人はそれで本当に構わないのか。
 
と観光庁を痛烈に批判した。「航空券を提供するから日本の安全性をPRしに来て欲しい」と全世界に発信する、観光庁の「Fly to Japan! 事業」は、<世界の笑いものになる>もうひとつの例、と思う人も多いことだろう。
 
 
 
 
■観光庁CFのミスは極めて初歩的だという理由
2011年08月22日(月)11時43分 ニューズウィーク NW
プリンストン発 新潮流アメリカ by 冷泉彰彦
 
 人気グループ「嵐」を起用した「日本への観光キャンペーンビデオ」については、本誌の8月24日号掲載のコラム「嵐がニャーと鳴く国に外国人は来たがらない」で仏フィガロ紙記者、レジス・アルノー氏がバッサリ切り捨てていました。その記事を紹介する本誌編集部の小暮さんのコラムもかなり辛口でしたので、さっそく映像を見てみました。
 
 私は、この欄で批判したCNNに制作と放映を依頼したらしい外務省の「アリガトウCM」と同じ種類の「間違い」が起きているのかと思ってみたのですが、少々違うようです。今回の「嵐がニャー」のミスは極めて初歩的なものです。それは「人間ゆるキャラ」とでも言うべき演出が、全くドメスティック(国内限定)だということに気づいていないという問題です。
 
 このCMのコンセプトは単純です。嵐のメンバーが、日本の各地(東京、京都、鹿児島、沖縄、札幌)に行ってそれぞれの風物を紹介するのですが、その際に「お客さんいらっしゃい」という意味で「招き猫」を持ってゆき、嵐のメンバー、もしくはその土地の人という設定の登場人物に「ニャー」といって「招き猫の格好」をさせて、それを「決め」のポーズにするという演出です。
 
 どんな効果があるのかというと、有名人がネコの真似をすること、またそのネコの真似が「招き猫」のポーズになることで、一種の「ゆるキャラ」的にフォーカスしたキャラクター・イメージが親近感と共に発生するからです。またその「招き猫」ポーズが、ファンシーグッズのキャラクターと同じようにイノセントなものであり、それが高圧的とか権威的という悪印象を与える可能性がゼロだという、極めて「安全」なものだからです。
 
 では、どうしてそうした「人間ゆるキャラ」が歓迎されるのかというと、価値観の多様化した社会では、二枚目路線、国際派、マッチョ、知性派や芸術家肌など「特定の価値観に基づいた権威」が万人に受け入れられるということはなくなったからです。そんな中、価値観に共感できないまま、権威だけのメッセージが来ると多くの人は不快に思うようになる、そんな社会になっているのです。
 
 そこで「高低の感覚」ではほぼゼロの度数に当たる「ゆるキャラ」でアプローチするのが「不特定多数」対象の表現では、当たり前になってきたわけです。私はこうした文化的な環境は少々「面倒な社会」だと思いますが、どうしようもない社会的・文化的な因果関係の順序でこういう状況になったということは否定できないし、むしろ他の文化圏に先んじて実験的に試行がされている現象の一つというイメージも持っています。要するにそのまま受け入れるしかないということです。
 
 ですが、こうした文化的な環境と、それに基づいた「人間ゆるキャラ」がPRの表現として有効だというのは、日本国内限定だということは間違いありません。観光庁は、そのことに全く気づいていない、今回のミスが初歩的なものだというのはそういう意味です。
 
 一方で、細かな点を見てゆくとキリがありません。120カ国以上に流すのであれば「ビールで乾杯するな」(アルコールへの忌避文化を持った地域には使えなくなる)とか、「ジンギスカン(?)をクローズアップするな」(地域によっては肉食タブーもある)、「そもそもネコがニャーと鳴くとは限らない」(言語によって鳴き声も変わります)、「鹿児島とか札幌とか沖縄とか、地図で示せ」(日本初心者向けではないのかもしれませんが)、とか具体的にも色々とツッコミどころはあるわけです。
 
 そもそも「招き猫」いうのはアジア圏、特に中国圏では「カネを落とせ」とか「商売繁盛」という狭い意味に使われることが多いものです。特に台湾などでは金ピカの「招き猫」も長年人気がありますし、そもそも小判を抱いたものが多いなど、ストレートに「カネ」というイメージに結びついているわけで「日本をPRする」には相応しくないとも言えるでしょう。そもそも文化圏によっては「招き猫」というキャラクターを知らない人もいるわけで、その場合は「ネコの真似をして、まるで人をバカにしている」という悪印象になるかもしれません。
 
 いずれにしても、今回のCFはビデオクリップとしては相当の作り込みがされているにも関わらず、国内向けの表現技法を海外向けに使ってしまったという、異文化コミュニケーションにおける凡ミスとしか言いようがないケースです。海外の人に「これはつまらないものです」と言って贈り物をしたらまるで相手を愚弄しているように受け取られるというようなミスと同質、同レベルの行動に、巨額な税金が投じられるというのは厳しく批判されなくてはなりません。
 
 
 
 
■嵐の日本PRを外国人がメッタ切り
http://www.newsweekjapan.jp/newsroom/2011/08/post-231.php
2011年08月19日(金)10時30分
フロム・ザ・ニュースルーム by Newsweek日本版編集部
 
「日本がここまで世界の笑いものになる例がほかにあるだろうか」――今週発売の本誌8月24日号掲載のコラム「嵐がニャーと鳴く国に外国人は来たがらない」は、こんな強烈な一文で始まる。
 
 この「Tokyo Eye」というコラムページには毎週、東京在住の外国人コラムニストが交替で寄稿している。今週のコラムを書いたのは東京在住の仏フィガロ紙記者、レジス・アルノー氏。コラムの内容は、観光庁が外国人観光客を誘致するために制作したPR映像を批判するものだ。
 
 このPR映像では、人気グループ「嵐」のメンバーがそれぞれ日本の観光地を訪れ、招き猫のまねをして「ニャー」と鳴く。PR映像の詳しい突っ込みどころについてはコラムをお読みいただければありがたいが、アルノー氏が問題視しているのは、この映像で外国人を魅了しようという観光庁の「勘違いぶり」だ。いわく、「日本はなぜ『最高の顔』で自分を売り込もうとしないのか。洗練された職人や建築家、知識人、画家、料理人ではなく、国内限定のスターを宣伝に使うなんて」。
 
 アルノー氏は以前も、「観光庁のPRサイトは日本の恥」というコラムで観光庁による外国人向けPRを批判したことがある。だが、アルノー氏の観光庁批判は日本に対する愛情の裏返しだ。彼にとって一連の批判は、日本人が「素晴らしい国を自らばかにする」のをなんとか阻止しようという孤独な抗議デモ。冒頭で紹介した今週号のコラムを編集していた際、私が「今回のコラムはあなたのcynic(皮肉っぷり)が炸裂してる!」とメールを送ると、「僕はcynicじゃなくてromantic(ロマンティスト)だ。自分のことを、『日本の最後のウヨク』だと思っている」というメールが返ってきた。
 
 アルノー氏は、問題のPR映像が世界133カ国・地域の国際空港や飛行機などで流れることを憂いてコラムを書いた。だが幸いなことに、私が先週、東欧を訪れた際に使ったパリ、プラハ、ブダペストの空港では「ニャーと鳴く嵐」にお目にかかることはなかった(個人的には、観光庁に「ニャー」とさせられた嵐のみなさんに同情している)。その代わりにパリのシャルル・ド・ゴール国際空港で真っ先に目に飛び込んできたのは、 イギリス銀行大手HSBCの巨大な看板広告だ。看板1枚につき各国のイメージを1つずつ描いたその広告で、日本のイメージとして描かれていたのは「漫画を読む相撲取」だった。なるほど、日本人が考える「日本」と外国人が描く「日本」には、いまだに大きな差があるようだ。
 
 とはいえ、アルノー氏自身は以前のコラム「観光庁のPRサイトは日本の恥」で、「日本の価値を決めるのは、その95%が醜い高層ビルなど形あるものではない。その周りに存在する人間だ」と書いている。それは、例えば「外国人が日常的に体験する数えきれないほどの親切や気遣いの心」だと。
  
「外国の印象を決めるのはその国で出会った人間」――これは、先日の東欧訪問でも身に染みて感じたことだ。数カ国語でメニューが記載されているようなレストランで実際の2倍の値段をぼったくられ、鉄道駅でスリに鞄を開けられるという体験をしたプラハよりも、出会った人すべてが親切だったウィーンのほうがどうしても印象がいい。プラハの街並みは美しく、親切な人にも会ったと思うのだが、残念なことに嫌な経験というのは1つでも強烈に記憶に残るもの。反対に外国で思いがけない親切や気遣いに出くわすと、それだけでその国の印象が数割増しで美化されることもあり得る(私が単純なだけかもしれないが)。
 
 こうした傾向は、外国人にも通じるようだ。例えば、ブダペストで訪れたハンガリー産ワインの店では「日本がとても好き」という店員に出会った。理由を聞くと、「この店に来る日本人客はワインにまつわる様々なことに通じていて、彼らにはワインを尊ぶ文化がある。それに比べて、欧米人は何十種類も試飲したあげく、酔っ払って床の上でつぶれてしまう」と肩をすくめた。ブダペストのタクシードライバーは、こちらが日本人だと分かると「偉大なマエストロ、小林研一郎!」とクラシック談義を始めた(小林はハンガリー国立フィルの桂冠指揮者)。
 
 スシやサケ、マンガやスモウもいいが、日本と言って「日本人」が出てくるとなんだか嬉しい。観光庁がPR映像など作らなくても、外国人にとっては日本人1人1人が広告塔になり得るということだ。もちろんそれは、いい意味でも悪い意味でも。ましてや、外国人に向けて「ニャー」などと鳴かなくても。
 
 
 
 
■観光庁のPRサイトは日本の恥
http://www.newsweekjapan.jp/column/tokyoeye/2009/12/post-101.php
2009年12月21日(月)11時57分
今週のコラムニスト:レジス・アルノー
 
 最近、観光庁が日本のPRのために作ったウェブサイト「Live Japan!」を見ただろうか。
  
 見ないほうがいい。
  
 私は初めて見たとき、このサイトは中国政府にハッキングされたのだと思った。日本の魅力を台無しにして、旅行者を横取りしようという魂胆だろうと。
  
 観光庁の狙いは、外国人にこのサイトの「特派員」として日本の魅力を書き込んでもらうことで、彼らの家族や友人を日本に呼び寄せようというもの。サイトをデザインした人にとっては、日本の色とは赤と黒らしい。成田空港を汚染している「Yokoso Japan!」というポスターと同じ色だ。
  
 私は思わずパソコンの画面から目を離し、わが家の(ささやかな)庭に目をやった。そこあった光景こそ、真の日本の姿だ。
 
 窓の外には、日本の秋の色が見事なシンフォニーを奏でていた。東京の空は澄みきった青さで、まるで太平洋のよう。木々は紅葉し、黄色く染まったイチョウの葉は私の実家の食卓を飾っていたマスカットを思い出させる。もみじも冬に向けてさまざまな色を見せてくれるし、皇居の周りには深い緑が広がっている。東京をちょっと見回すだけでも、こんなにも色彩豊かな景色が目に飛び込んでくるのだ。
 
 それなのに、日本を世界に紹介するために観光庁が選んだ色は、赤と黒。
 
 
■日本が世界に誇る財産は人情
 
 彼らには、自分の国が見えていないのだろうか。世界中のデザイナーが日本文化に夢中だというのに。デザイナーだけじゃない。クリスマス前のニューヨークは、新発売の黒澤明監督作品DVDボックスの話題でもちきりだ。私の友人は、漫画や寿司、武道を通して身近になった日本文化を実際に体験しようと、日本を訪れる日を夢見ている。ところが、彼らが期待に胸をふくらませて航空券を買い、宿泊先を予約しようとすると......「赤と黒」にずっこけることになるのだ。
 
 さらにがっかりなのは、外国人を使って日本をPRするという観光庁の発想が、実は的を得ているということ。外国人はいつでも、日本にとって最高の広告塔。彼らは日本を褒めてもけなしても、失うものもなければ得るものもない。別に彼らの生活やキャリアが、日本の魅力にかかっているわけじゃない。
 
 日本に降り立つ外国人は、フランスの思想家レジス・ドブレが言うところの「純真な目」をもっている。彼らは日本の都市や田舎の摩訶不思議をまっさらな目で見る。この嘘のない第一印象は、貴重な宝だ。実際、観光庁のサイトが立ち上がってすぐの投稿には、新鮮で好意的なものが多い。赤と黒のサイトにはもったいないくらいだ。
 
 実を言うと、私は観光庁に同情してもいる。私が思うに、日本の財産のほとんどは形のないものだからだ。日本の価値を決めるのは、その95%が醜い高層ビルなど形あるものではない。その周りに存在する人間だと思う。
 
 外国人が日常的に体験する数えきれないほどの親切や気遣いの心。そして静寂。私を訪ねてくる外国人は皆、東京の静かさに驚く。さらに、スピードや効率化が最優先される現代で失われがちな、人と人とのつながりを大切にする姿勢。日本を訪れる人がそれまでの急速な時間の流れから解放される瞬間は、まるで壁に刺したメモ書きのように、心の中に留められることになる。私の心もこうしたメモでいっぱいだ。
 
 
■成田でセレブに語らせろ
 
 例えば、レストランで見知らぬ日本人が私の分まで支払って何も言わずに去っていったこともある。また、父を連れて京都にある「1日4人様限定」のレストランを訪れたとき、父はこう言った。「4人のためだけのレストラン----私が人生ですべきだったのは、まさにこれだな」。
 
 寺の僧侶が、仏陀について日本語で20分も説明してくれたこともあった。頼んだわけでもなく、私は彼の言葉を何ひとつ理解できなかったのにもかかわらずだ。(このような思い出を語りだすときりがない。実は草稿段階であまりに詰め込みすぎたために、編集者から次回以降のコラム用にと大幅にカットされたほどだ)
  
 日本の魅力を伝えたいなら、外国人がタダでやってくれるだろう。帰国する外国人を成田空港でとっ捕まえて、カメラの前で旅行の思い出話を語ってもらい、その映像を売り出すのだ。
 
 よほどのことがない限り、日本に失望した、という外国人に出会うことはないだろう。成田なら有名人に出くわすこともあるかもしれない。例えば、俳優のロバート・デ・ニーロ。ニューヨークの和食レストラン「ノブ・ニューヨーク」を共同経営するデ・ニーロは日本の大ファン。昨年は自分の誕生日を祝うため、家族を連れてニューヨークから東京に飛んできた。
 
フランス料理のシェフ、ジョエル・ロブションもいいだろう。彼に聞けば、(オープン・キッチンやコース料理など)フレンチやイタリアンレストランで見られるものの多くは、実は日本から取り入れたのだと教えてくれるかもしれない。日本のブランド「サマンサタバサ」とモデル契約している歌手のビヨンセも狙いどころだ。みんな、ここ日本と利害関係にあるセレブたちだ。
 
 それなのに、彼らに日本への愛を語ってくれと頼まないのはどうしたわけか。こうした人々がいつか、世界の観光業界でわけもなく大切にしまわれてきたトップシークレットを明かしてくれるはずだ----「日本は最高だ」と。
 
●Régis Arnaud レジス・アルノー
1971年、フランス生まれ。仏フィガロ紙記者、在日フランス商工会議所機関誌フランス・ジャポン・エコー編集長を務めるかたわら、演劇の企画なども行う。
 
 
 
 
■日本の本当のPR役は嵐でもSMAPでもない
http://www.newsweekjapan.jp/column/tokyoeye/2011/10/post-396.php
2011年10月11日(火)11時40分 ニューズウイーク
李小牧(リー・シャム)  
 
 新宿・歌舞伎町のわが湖南菜館をよく利用してくれる友人の会社が最近、観光庁の中国人観光客誘致事業の入札に参加した。たった15分のプレゼンテーションと10分の質疑応答で8億円の予算の行き先は決まる。残念ながら友人の会社はダメ。落札したのは大手広告代理店だった。
 
 友人によれば、1つのポイントは「現地に事務所があるかどうか」だったらしい。友人の会社は小さいので、優秀な中国人スタッフはいても現地に社員を駐在させる余裕はない。確かに落札した大手広告代理店はたくさんの現地事務所を抱えているが、私はかねてから観光庁のやり方に疑問を持ってきた。
 
 大手代理店を通じて中国のテレビや新聞、雑誌にいくら広告を出したところで、中国人の心には響かない。スポンサー料を払って日本を紹介する旅行番組を作っても同じ。広告やパンフレットをまじめに見る中国人は少ない。中国人が重視するのは今でも口コミだ。
 
 観光庁は中国人記者を日本に呼び、原稿も書いてもらうつもりらしい。ただ、今もコネが幅を利かせる中国で、有力な人脈なしに著名記者や人気キャスターを日本に呼ぶのは簡単ではない。
 
 要するに、中国から観光客を呼ぶにはカネでなく人と人の関係が大事なのだが、観光庁はそこをあまり理解していない。このコラムでフランス人記者のレジス・アルノー氏が指摘した「嵐が観光地でニャーと鳴くだけのPR映像」がその証拠だ。中国人にとってアイドルは子供が見るもの。いくら予算を使って日本のトップアイドルを起用しても、大半の中国人はバカにされたように感じるだけだろう。
 
 
■「宝物」は足元に眠っている
 
 たくさんの中国人観光客を呼ぶために嵐やSMAPは必要ない。サクラや富士山を宣伝する巨大な看板を北京や上海に作る必要もない。きれいな旅行パンフレットも要らない。「宝物」は自分たちの足元に眠っている。日本に住む在日中国人や、中国に詳しい普通の日本人だ。
 
 中国人観光客に見てもらうべきなのは、「富士山」「温泉」「秋葉原」といった表面的な観光地だけではない。例えば誰でも好きなだけ酔っぱらえて、ラブホテルが100軒もある歌舞伎町は日本の自由と民主主義の良さを象徴する場所だ。東北の被災地の現実を見てもらうのもいいかもしれない。弾丸ツアーではなく、説得力をもってリアルな日本人の生活を紹介できるのは、在日中国人のほかにはいない。双方の文化をよく知る中国残留孤児たちに協力してもらうのもいいだろう。
 
 去年の上海万博で日本産業館は大盛況だったが、そこで高級日本料亭の支配人を務めたフードビジネス・プロデューサーの柿澤一氏は中国の新人類「80後」をスタッフとして使いこなしながら、「ベーコンおにぎり」のように、これまでの枠を超えた中国人の好みに合う日本料理を提供した。彼のような中国人ニーズを知る日本人の知恵も借りたらいい。
 
 もちろん口コミには限界があるから、情報発信には今や口コミを超える影響力を持つ中国版ツイッター新浪微博を利用する。日本の北京大使館の微博は記事が少なく内容もいまひとつだが、これを反面教師にして「モノではなく人間を売る」つもりでどんどん発信してもらえば、日本への関心は自然に高まるに違いない。
 
 有力なメディア関係者とのコネは私に任せてもらいたい。知識人に人気の新聞「南方都市報」に連載もしているし、香港フェニックステレビの人気討論番組『鏘鏘三人行』のキャスターも知り合いだ。実は日本に関する番組をやりたいという申し出も受けている。旅行番組で取り上げてもらうより、一般の討論番組やニュース番組でリアルな日本と日本人を知ってもらうほうが、長い目で見て中国人観光客を引き付けるはずだ。
 
 愛する日本のためだ。今回に限り、バックチャージはなしでいい(笑)。




2011年12月28日水曜日

■格安航空ピーチがチケット販売開始 片道250円は後日


格安航空ピーチがチケット販売開始 片道250円は後日
http://www.asahi.com/business/update/1227/OSK201112270102.html
2011年12月27日

 来年3月に関西空港から福岡、札幌線に就航する格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは27日から、同社ホームページと電話で航空券の販売を始めた。まず3月1~24日の搭乗分。就航記念の「片道250円」の航空券は後日販売を始める。

 通常運賃は2種類。座席指定や荷物預かりが別途料金の安いタイプは、福岡線が片道3780~1万1780円、札幌線は同4780~1万4780円。1月16日購入分以降は210円の手数料がかかり、電話予約は別途手数料も必要。



■格安航空ピーチ、アクセス集中で販売を一時停止


格安航空ピーチ、アクセス集中で販売を一時停止
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111227/bsd1112271901009-n1.htm
2011.12.27 19:00
   .
アクセスが集中し一時的に航空券の予約・購入ができなくなったピーチ・アビエーション

 関西国際空港を拠点とする日本初の格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)は27日、来年3月1日に就航する関空-福岡便、関空-新千歳便の航空券を発売した。インターネットと電話のみの販売で、同社のホームページ(HP)はアクセスが集中し、一時的に受け付けを停止したが、短時間で復旧した。

 今回発売されたのは3月1~24日搭乗分。福岡便が片道3780~1万1780円、新千歳便が同4780~1万4780円。就航記念キャンペーン価格となる片道250円の航空券(座席数限定)は後日発売される。

 ピーチによると1日の第1便を含め一部の便は満席に近い状態だという。



■スキー場、中高年層集客にあの手のこの手 ライバルとタッグ、家族向けサービス充実


スキー場、中高年層集客にあの手のこの手 ライバルとタッグ、家族向けサービス充実
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111227/bsd1112272130010-n1.htm
2011.12.27 21:30

 スキー人口の低迷が続くなか、各地のスキー場やツアー会社が、かつてのブームを経験し中高年層になった世代に再び戻ってきてもらおうと、あの手この手の集客作戦を展開している。ファミリー向けのサービスを充実させているほか、ライバル同志が手を組むところも出てきた。東日本大震災や原発事故の影響で好調だった外国人客の低迷も懸念されており、人気復活へ懸命だ。

 スキー場を運営する東急不動産グループの東急リゾートサービスと西武グループのプリンスホテルは、スポーツ用品販売のゼビオグループとともに共同キャンペーンを展開している。両方のスキー場で使える子供向けクーポンを配布したり、共同でイベントを開催したりする。

 プリンスホテルのマーケティング戦略室の星野司・ジェネラルマネージャーは「スキー業界の底上げを図りたい」と、競合相手との提携の狙いを話す。

 その効果もあり、18日まで販売していた両方のスキー場で使える共通割引券の販売枚数は前年比30%増と伸びた。

 プリンスホテルは、小さな子供を持つ30代後半から40代をターゲットにしたサービスも充実させている。授乳室や託児所を備えた専用施設を整備したほか、室内に設けたゲレンデで安全にスキーの基本操作を教えるキッズスクールを開催する。こうした施策で、同社は運営する9つのスキー場の来場者数を前年に比べ23%増やすことを目指す。

 スキーツアーを企画するJTB傘下のJTBサンアンドサン西日本は、50歳代以上をターゲットにした旅行商品で、孫も含めた3世代が楽しめる洋式かんじきのスノーシューやスノーモービルを体験できるプランを提案。JR東日本は、同社初となる公式フェイスブックページを開設し、プリンスホテルなど20のスキー場とタイアップしてスキーツアーなどの情報を発信している。

 スキー人口は平成5年の1860万人をピークに現在は3分の1程度まで減少しており、スキー場関係者は「家族連れで子供にスキーの楽しさを知ってもらえれば、将来のスキー人口の増加にもつながる」と話している。



■全日空、日本-韓国路線に韓国人の客室乗務員起用


全日空、日本-韓国路線に韓国人の客室乗務員起用
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111227/bsd1112271622004-n1.htm
2011.12.27 16:22

 全日本空輸は27日、韓国人旅行客などへのサービス強化のため、30日から国際線の日本-韓国路線で韓国人の客室乗務員を起用すると発表した。すでに、ロンドンと上海を拠点にする外国人客室乗務員がおり、英語、中国語に次ぐ3つめの外国語対応となる。

 韓国人の客室乗務員は、今月30日の羽田-ソウル(金浦)線を手始めに搭乗する。当初は11人体制だが、2012年以降、成田や関空、名古屋とソウル(仁川)を結ぶ路線へも乗務する予定で、人数も増やす計画だ。



■ウォン安で外国人観光客の消費増加


ウォン安で外国人観光客の消費増加
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/28/2011122800683.html
2011/12/28 08:3 朝鮮日報

 韓国銀行(中央銀行)は27日、今年第3四半期(7-9月)の外国人による韓国での消費金額が前四半期を37.4%上回る3兆4000億ウォン(約2290億円)に達したと発表した。ウォン安で日本と中国の観光客が急増したことが背景にある。

 外国人による消費の国内総生産(GDP)への寄与度は0.3ポイントとなり、前四半期の0ポイントから増えた。つまり、外国人による消費がなかったと仮定すると、第3四半期のGDP成長率が前四半期比0.8%から0.5%へと低下したことを意味する。

 7-9月に韓国を訪れた中国人観光客は前年同期比で38.0%、日本人観光客は22.1%増えた。10-11月も中国人観光客が39.8%増、日本人観光客が16.5%と増加傾向が続いている。

 ウォン相場は対円で昨年の平均100円=1320.60ウォンから26日現在の1390.20ウォンへと5ウォンほど下落し、日本人観光客は旅行経費を5%節約できた計算だ。対人民元でもウォンは同じ期間に0.3%下落した。

 韓銀によると、中国人の海外旅行消費はドイツ、米国に次ぐ世界3位の549億ドル(約4兆7250億円)で、韓国のGDP(1兆143億ドル)の5.4%に相当する。韓銀は「中国の経済成長に伴い、海外旅行消費がさらに増える見通しだ」と指摘した。中国の昨年の海外旅行消費は2000年に比べ4倍に増え、前年比でも26%伸びた。08年には海外旅行客が前年比で0.7%減少したものの、09年(39.2%増)からは毎年伸び続けている。

 中国の1人当たり国民所得は、昨年時点で4382ドル(約34万円)だが、大都市の住民に限れば、海外旅行が急増する分岐点となる1万ドル(約78万円)を超えた。中国で1人当たり国民所得が1万ドルを超える都市は、北京、上海、深セン、広州、蘇州、無錫、仏山、大連など11都市で、人口は約9400万人に達する。世界銀行はこれら都市が先進国並みの購買力を持っていると評価している。

 しかし、中国人観光客のうち、韓国を訪れる人は3%にとどまっている。韓銀は「観光、飲食、宿泊施設を増やし、韓流を広めるなど、政府が海外旅行客の誘致に向け、もっと努力する必要がある」と指摘した、外国人による消費がGDPに占める割合(2005-10年平均)は、韓国では0.7%で、スペイン(3.3%)、イタリア・フランス(ともに2.0%)、英国(1.4%)、カナダ(1.1%)、ドイツ(1.0%)、米国(0.9%)を下回った。



■来韓外国人の消費額増加 日中の観光客らけん引


来韓外国人の消費額増加 日中の観光客らけん引
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/12/27/0200000000AJP20111227003000882.HTML
2011/12/27 17:48 KST 総合ニュース

 【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が27日に公表した資料によると、韓国を訪問した外国人(非居住者)の消費額は7~9月期に3兆4000億ウォン(約2285億円)となり、実質伸び率で前期比37.4%増えた。

 外国人の消費額が急増したのは、ウォン安などの影響で日本人や中国人観光客が大きく増えたためとみられる。

 7~9月期の中国人観光客は前年同期比38.0%増、日本人は22.1%増となった。10~11月も中国人観光客は同39.8%、日本人は同16.5%増えている。

 韓国銀行関係者によると、中国人旅行客のうち、韓国を訪れたのは3%にすぎない。同関係者は観光や飲食、宿泊施設を拡充するなど、観光客を取り込む努力を継続するよう呼びかけた。
 外国人の支出額が韓国の国内総生産(GDP)に占める割合は0.7%で、スペイン(3.3%)、イタリア、フランス(いずれも2.2%)、英国(1.4%)などを大きく下回っている。
kimchiboxs@yna.co.kr



■三菱地所/丸の内に日本政府観光局の外国人向け観光案内所オープン


三菱地所/丸の内に日本政府観光局の外国人向け観光案内所オープン
http://www.shukan-jutaku.com/np/news_article.php?article_id=42486
2011年12月26日

 三菱地所は、日本政府観光局の外国人向け総合観光案内所「ツーリスト・インフォメーション・センター」(TIC)の運営業務を委託し、1月2日から東京・丸の内エリアにTICをオープンする。これに先立って26日に報道陣向けに公開した。

 同社は都市の国際競争力を高めるため丸の内再構築を進めているが、都市の観光拠点整備もその一環とし、新東京ビルの1階部分に誘致。面積は26坪で、日本の観光地について外国語で紹介したパンフレットなどを設置してあるほか、常に英語、ハングル語、中国語の3カ国語で情報提供する。カウンターにスタッフを2~3人配置して対応する。2階にはカフェ(35坪)をオープンし、丸の内の商業店舗や地方自治体など三菱地所のネットワークを活用して訪日外国人向けセミナーやワークショップ、ギャラリー展示なども開催する。

 日本政府観光局の松山良一理事長は、「日本のゲートウェイと位置付けられる申し分ない立地条件。Wi-Fi(無線LAN)も備えて外国人観光客から使い勝手が悪いと苦情の多かったインターネット環境の改善も図った。従来と違い、路面店の強みを背景に利用価値も増す」と述べ、利用者数は開設初年で昨年の約2万6700人から3割増の約3万5000人を見込んでいる。日本各地の観光案内所とも提携して情報発信をする考え。

 また、三菱地所の壇野博専務執行役員は、「当社では向こう10年間のビジョンとしてグローバル化を掲げている。TIC誘致は戦略にかなったものだ」と話す。丸の内仲通りの賑わいを生かし、日本の魅力を紹介する場所にしたいという。



■大阪・橋下市長:一元化まず「観光・文化」 担当局移転へ


大阪・橋下市長:一元化まず「観光・文化」 担当局移転へ
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111225k0000e010116000c.html
2011年12月25日 10時18分毎日新聞

 大阪市戦略会議で議論する橋下徹市長(中央)=大阪市役所で2011年12月23日、長谷川直亮撮影 大阪市の橋下徹市長は24日、市の観光・文化行政を担う「ゆとりとみどり振興局」を大阪府咲洲(さきしま)庁舎(旧WTC、同市住之江区)に移転させる考えを明らかにした。

 府咲洲庁舎は、大阪府と市の合同部署「府市統合本部」が27日に設置される統合の象徴的存在。府の観光行政を担当する「都市魅力創造局」も入居しており、橋下市長は「大阪都構想」実現に向け、まず観光・文化行政の一元化を図る。

 「いろんな都市を見ても、(観光・文化は)力を入れているところ。(府市が)一緒になれば議論もできる」

 24日の戦略会議。橋下市長は、ゆとりとみどり振興局の府咲洲庁舎への移転を指示した。名称変更にも言及し、「人、モノ、金を呼び込む部署なのに、『ゆとりとみどり』ではのんきな感じ。(都になれば)どうせ一緒になるから府と同じでいいのでは」と語った。

 ゆとりとみどり振興局は文化、スポーツ、緑化施策を推進し、都市の魅力を創出することが業務。現在は、同市福島区の中央卸売市場本場業務管理棟にある。橋下市長は観光・文化行政を成長戦略部門と位置づけ、府市合同で戦略を練る狙いだ。

 府市統合本部の設置後、橋下市長は週1回は府咲洲庁舎での執務を予定。事務の進行状況について、松井一郎府知事と共に職員から説明を受けるという。

 23日に始まった戦略会議は、市の計25部局の主要事業を▽府市統合本部▽24区長でつくる「区長会議」▽市の改革プロジェクトチーム--に仕分けし、24日終了した。今回の結果を基に、都構想実現に向けた広域行政の一元化や市の事業のスリム化、区政の充実強化の検討が本格的にスタートする。橋下市長は「これから区長が決定権者、市役所が補助機関という統治機構に変えていきたい」と述べた。



2011年12月27日火曜日

■【米国ブログ】米国人女性がすし作りに挑戦「忘れられない経験に」


【米国ブログ】米国人女性がすし作りに挑戦「忘れられない経験に」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1227&f=national_1227_049.shtml
2011/12/27(火) 09:56 サーチナ
  
 米国のブログ「vivianlostinseoul.blogspot」では、日本に滞在中の米国人女性がすし作りに挑戦した体験をつづっている。

 筆者は、すしの作り方を日本人から教えてもらい、滞在中で最も面白い経験となったと感想を記している。友人宅に招待され、今まで経験したことがないすし作りに挑戦した。一般的に日本人はすし屋ですしを食べ、自宅でにぎりずしを食べることはあまりないと説明。なぜなら、すし作りは複雑なプロセスがあり、食べに行くほうが良いと考えられているとつづっている。

 まず筆者は友人らとスーパーに新鮮な魚を買いに行った。マグロ、サケ、ウニのほか、白身の魚やエビ、イクラなどを購入。また、米国のすし屋では人気のあるアボガドなども買ってみたと記している。

 下ごしらえについて、炊飯器でたくさんのご飯を炊き、だし汁と米酢、塩を混ぜ合わせてすし飯を作ったと記している。それぞれの魚を細くスライスし、お皿に盛りつけたという。魚をスライスするのはかなり難しかったが、楽しい作業だったと感想を語っている。伝統的な日本の魚屋さんを見習って、タオルでねじり鉢巻を作り、頭に巻いて雰囲気を盛り上げたとつづっており、楽しんでいる様子がうかがえる。

 すし作りについては、まずお湯に指を浸し、一握りの米を左手に取り、右手の2本の指で形を整えるとかなり本格的な様子。握ったご飯の上に少量のワサビを加え、一番上に新鮮な魚をのせてできあがり。伝統的にはすしを食べるとき箸を使わずに手でつかみ醤油(しょうゆ)につけて食べるというので真似てみたと語っている。

 筆者は、自宅で作るすしは驚くほどおいしかったと感想を記しており、忘れがたい日本文化の体験になったと締めくくっている。



■【米国ブログ】日本の正月「エネルギーを浄化し気分を入れ替える」


【米国ブログ】日本の正月「エネルギーを浄化し気分を入れ替える」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1226&f=national_1226_061.shtml
2011/12/26(月) 09:52
  
 米国のブログ「greenshinto」では、日本の正月と欧米のクリスマスについて触れ、類似点が多いと語っている。

 筆者は、日本の新年はクリスマスに相当すると述べている。理由として、家族でお祝いをしたり、特別な食べ物を食べることなどを挙げている。また、クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝うが、日本の正月は再生することを祝うので、どちらも生まれることを賛美しているとの見方を示している。

 また、装飾として日本の正月は松などの常緑樹を飾り、クリスマスにはもみの木を飾るなどの類似点を挙げている。筆者は、真夜中に聖地へ訪問する点でも似通っていると述べている。

 一方、クリスマスと異なる点として、日本の新年には再生や更新といった概念があると記している。神道における人生観では、神社を訪問することは、物質社会の汚れを浄化し活性化するのを助けると信じられていると説明している。

 日本文化には「新しくする」ことへの崇拝意識が背景にあると述べ、古いものを捨て、新しく始めるときに、一種の満足感のようなものが得られるようだと解説している。新年の準備は12月31日に大掃除することから始まり、その考えはネガティブなエネルギーを浄化して、気分を入れ替えることにあると語っている。

 また、日本には忘年会と呼ばれるパーティが年末に行われると述べている。居酒屋などで同僚や上司とお酒を飲み語らうことで、日頃の心配事や問題点を忘れ、翌年からは気持ちを切り替えて仕事をするというものだと紹介している。

 お正月とクリスマスには多くの類似点があるが、新年を迎えるために、旧年中に大掃除をしたり、人間関係をスムーズにするための忘年会などの習慣は米国にはなく、日本独特の文化だと締めくくっている。



■【台湾ブログ】冬の北海道ツアーをお薦め! 雪景色と温泉が楽しめる


【台湾ブログ】冬の北海道ツアーをお薦め! 雪景色と温泉が楽しめる
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1226&f=national_1226_071.shtml
 2011/12/26(月) 10:32
  
 台湾の旅行会社に勤務し、添乗員をしているという台湾人女性の芳芳(ハンドルネーム)さんの、一押し冬旅行は「北海道ツアー」。お薦めポイントをブログに書きならべた。

 「日本という国は、雪に対する思い入れがある」と最初に述べた芳芳さん。「日本人は雪の多い地方を“雪国”と言い、下駄の歯の間にはさまった雪を落とすなど、たたいて雪を落とすことを“雪叩き”と言う。また白く美しい肌を“雪肌”、雪が降った翌日の新聞には“雪化粧”という単語が出てくるなど、雪という文字を使った言葉がたくさんある」と、台湾の人々に向けて説明した。

 続けて「島国の日本の周囲はすべて海。日本海側の地域は適度な湿度で、冬はよく雪が降る。天然の雪が積もる素晴らしいスキー場も多い」とつづった芳芳さんは、「抜群にいいのは札幌付近。半年の間スキーを楽しめ、有名な温泉もすぐ行けるから」と理由を述べた。

 そして「有名旅行地として知られる北海道の雪景色は、世界に誇れるほど美しく、温泉も最高! 風が強いからか、夕方6時前にはスキー場は大抵閉まるので、夜は札幌でジンギスカン料理を食べたり、地ビールを飲んだりして楽しもう!」と薦めた。また費用などスキー場の情報として、「羊蹄山を望むロケーションが魅力のニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ、温泉を堪能でき家族旅行に最適な洞爺湖近辺のスキー場」を挙げ、「リフト代やレンタル代など、5000円くらいで楽しめる」と紹介。ほかにも「オリンピックの会場になったサッポロテイネは夜景がきれいで、札幌国際スキー場は高原の景色が美しい」とつづり、真っ白な日本の雪景色の写真をいくつか掲載した。

 雪が降ることはめずらしく、雪になじみのない人々が多い台湾。芳芳さんの薦める北海道にあこがれ、スキーがしたいと希望する旅行者が現れそうだ。



■京畿道、美容・ショッピング・美食で日本人観光客1万人誘致へ


京畿道、美容・ショッピング・美食で日本人観光客1万人誘致へ
http://japanese.joins.com/article/841/146841.html?servcode=400&sectcode=410
2011年12月27日16時58分 [ⓒ 中央日報日本語版]

韓国の京畿道(キョンギド)が、購買力が高い日本人観光客1万人の誘致に乗り出す。

  京畿道と京畿観光公社は27日、「来年上半期から日本人女性の好みに合ったショッピング、美容、飲食の体験商品を日本最大の旅行会社と共同開発し、観光客誘致のための販促活動を本格的に始める」と明らかにした。

  京畿観光公社は、最近、日本人女性観光客の比率が急激に高まっていることを受け、ショッピング、美容、美食関連のさまざまな体験を結びつけた商品を企画することになった、と明らかにした。

  公社は、日本大地震後の沈滞期から抜け出し、2012年からは‘日本の訪韓市場’がまた成長すると見込んでいる。 また、マッコリ(濁酒)が最近、日本で旋風的な人気を呼んでいる点を勘案し、京畿道北部地域のマッコリづくり、豆腐づくりなど美食体験商品を開発し、2012年から日本全国を対象に本格的な観光客募集に入る計画だ。

  京畿観光公社の黄俊基(ファン・ジュンギ)社長は「この商品を通して日本人観光客に‘魅力あるショッピング、美容、美食、京畿道’というイメージを強化する」とし「今後もショッピング、美容、美食の名所を追加で発掘し、特化したアイテムを通して‘高付加価値京畿道商品’をつくっていく」と明らかにした。



■ニューヨークの韓国レストラン、キムチのために不良飲食店?


ニューヨークの韓国レストラン、キムチのために不良飲食店?
http://japanese.joins.com/article/818/146818.html?servcode=A00&sectcode=A20
2011年12月27日10時27分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

 オバマ米大統領は自称‘キムチ愛好家’だ。オバマ大統領は08年11月に大統領に当選した後、李明博(イ・ミョンバク)大統領と電話会談し、「焼き肉とキムチは私が好きなランチメニュー」と語った。

  ワシントンで歓待を受けたキムチだが、ニューヨークでは状況が違う。冷蔵保管規定のためだ。キムチのように漬けて作るピクルスは規制外だが、キムチだけが規制対象となった。

  キムチの受難はニューヨーク市が施行中の飲食店衛生等級制が発端。ニューヨーク市はキムチを「冷たい食品」に分類し、「冷たい食品は摂氏5度以下で保管しなければならない」という規定を適用した。キムチが十分に漬かるように常温で保管する韓国レストランが非常事態となった。

  韓国レストラン「ドクヒャン」は衛生検査で罰点7を受けた。このレストランのリディア・パク社長はウォールストリートジャーナルのインタビューで、「ニューヨークの検疫官がキムチの特性をきちんと理解できず、韓国レストランが被害を受けている」と話した。

  ニューヨーク市では衛生等級を飲食店の外に掲示しなければならない。キムチのために韓国レストランが大量に‘不良飲食店’になる状況だ。

  韓国レストランの不満が強まる中、政府機関が動き出した。韓国農林水産食品部傘下の農水産物流通公社(aT)は26日、81件のキムチサンプルに対する調査結果を添付して請願書をニューヨーク市に提出した、と明らかにした。キムチは酸性度(pH)が4.6以下なので常温で保管しても腐敗の心配はないという内容だ。

  ニューヨークaTセンターのオ・ヒョンワン支社長は「似た食品のイタリアのピクルスは温度規定の適用を受けていない」と述べた。ニューヨーク市の回答は来月中旬に予定されている。



■【韓国ブログ】日本料理の特徴は?「味付けが甘く虫歯になりやすい」


【韓国ブログ】日本料理の特徴は?「味付けが甘く虫歯になりやすい」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1227&f=national_1227_169.shtml
2011/12/27(火) 16:15
 
 韓国では寿司やうどん、ラーメン、お好み焼きなどの日本料理が高い人気を集めている。韓国の日本語教室「PAGODA」は、日本語学習者らに日本文化の理解を深めてもらうため、ブログに「日本の食文化を学ぶ」と題したエントリーを投稿した。

 ブログはまず日本料理の大きな特徴について紹介。1つ目は「量が少ないこと」だそうで、「食べてもお腹が空く…。日本人が長寿である理由のひとつが小食の習慣だそうです。韓国人はお腹いっぱい食べないと満足しないが、小食はむしろ食事をおいしく感じさせる」と説明した。

 2つ目は「味付けが甘いこと」で、「初めて日本で日本料理を食べると多くの人が甘いと感じる。日本人に歯が悪い人が多いのも、そのせいだ」と解説。3つ目は「盛りつけを重視すること」で、「日本の料理は目で楽しむという言葉があるように、色合いやお皿まで、盛り付けに神経を使う」と説明した。

 韓国人ブロガーの偽君子(ハンドルネーム)さんは、論文形式で日本料理の魅力についてレポートした。

 偽君子さんが感じる日本料理の特徴は7つ。「ほとんどの料理が白米と日本酒に調和するよう作られている」「素材の味を生かすため、強い香料を使わない」「海産物が豊富なため、魚料理が発達している」「器が発達しており、季節や食べ物の色によって使う器を決める」「見た目の美しさを強調し、視覚的な面を重視する」「一般的にスープ、生もの、焼き物、煮物で構成される」「大豆を使った料理が多い(豆腐、納豆、しょうゆ)」。

 偽君子さんは、「日本は韓国と地理的に近い国だ」としながらも、「韓国人にとって日本は神秘的で新鮮なイメージがある」と述べた。



■来年から韓国に入国する外国人の指紋採取と顔写真撮影


来年から韓国に入国する外国人の指紋採取と顔写真撮影
http://japanese.joins.com/article/825/146825.html?servcode=400&sectcode=400
2011年12月27日11時18分 [ⓒ 中央日報日本語版]

  韓国政府が来年から入国するすべての外国人を対象に指紋と顔を確認する制度を施行することにした。法務部は26日、来年1月1日から韓国に入国する17歳以上のすべての外国人を対象に指紋と顔情報を確認する制度を全面施行すると明らかにした。

  政府はこれに先立ち昨年9月に身分偽装者やテロ容疑者を対象に入国の際に指紋と顔情報を確認する制度を施行し、今年7月には長期滞在外国人に範囲を広げた。17歳未満の年少者と外交官、中央行政機関長が免除を要請した人などは対象から除外される。

  指紋・顔情報確認手続きは入国審査台に設置された装置に両手の親指を当てると数秒で指紋採取と顔写真撮影が行われる方式で進められる。指紋や顔情報提供を拒否する外国人は出入国管理法により入国が拒否されることがある。

  指紋・顔情報確認制度施行後、今月までに不法滞在者と記録されたり刑事処罰を受け強制出国された事実が入国審査台で摘発された人は1262人で、このうち中国人が576人で最も多かった。タイ人が161人、ベトナム人が102人だった。彼らはすべて入国が拒否された。



■旧正月期の観光地、史上最多1億8500万人の人出予想=中国


旧正月期の観光地、史上最多1億8500万人の人出予想=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1227&f=business_1227_241.shtml
2011/12/27(火) 19:59 サーチナ
  
 中国政府・国家旅遊局(国家観光局)に付属する中国旅遊研究院は26日、2012年元旦と春節(旧正月)期間の観光旅行にかんする調査と予想の結果を明らかにした。観光地における春節の1週間連休の人出は延べ1億8500万人で、史上最多になる見通しだ。

 アンケート調査で全国各地に住む2750人から有効回答を得た。年齢や性別の分布からみても、合理的な調査対象になったという。

 元旦にともなう連休は12月31日から1月2日までで、32.33%の人が旅行に出かけると回答した。前年同期に実施した調査の20.6%と比べ、大幅に増加した。春節(旧正月)の連休である1月22-28日の7日間に旅行に出かけると回答した人は、36.5%で、前年同期の34.3%よりも微増した。

 「今後3カ月内に旅行に行きたい」と回答した人は88.9%で、前年同期の73.6%よりも15.3ポイント増加した。

 中国旅遊研究院は、観光地における春節の1週間連休の人出を延べ1億8500万人と予想した。2011年の春節連休と比べて21%多く、史上最多になる見通しという。観光収入は21.9%増の1000億元(約1兆2345億円)を見込む。

 中国旅遊研究院は、消費者物価指数(CPI)の上昇が減速し経済情勢が安定していること、旅行に対するニーズそのものが相対的に安定していることなどで、「旅行に対する意欲」が上昇したと分析した。

■一番人気は日本…中国で正月期の旅行先人気度を調査・海外の部


一番人気は日本…中国で正月期の旅行先人気度を調査・海外の部
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1227&f=national_1227_142.shtml
2011/12/27(火) 15:38
  
 中国政府・国家旅遊局(国家観光局)に付属する中国旅遊研究院は26日、2012年元旦と春節(旧正月)期間の観光旅行にかんする調査と予想の結果を明らかにした。海外で最も人気がある旅行先は日本だった。

 アンケート調査で全国各地に住む2750人から有効回答を得た。年齢や性別の分布からみても、合理的な調査対象になったという。

 国内旅行で最も人気がある目的地は北京で26.2%の人が選択した。ただし昨年同期の34.2%から8.0ポイント減少した。第2位は上海で17.8%、第3位は三亜(海南省)で15.5%の人が選んだ。その他は杭州(浙江省)の13.8%、桂林(広西チワン族自治区)の12.1%、大連(遼寧省)の10.3%などだった。

 香港・台湾・マカオ(澳門)への旅行を考えている人の中で最も人気が高かったのは香港で、44.4%の人が選択した。台湾は32.1%で、前年同期の調査よりも5.6ポイント上昇した。マカオ(澳門)は前年同期の7.2%から大きく上昇して23.5%だった。

 海外旅行の目的地としては日本を選択した人が49.0%で最も多かった。3カ月前の調査よりも上昇したという。第2位は韓国で44.1%だった。その他はシンガポール・マレーシア・タイ(全域またはいずれか)を選択した人が26.5%、モルジブが26.2%、米国が26.0%、フランスが23.5%、オーストラリアが23.2%だった。



■【コラム】 山東省のトレンドリーダー、おしゃれな青島女性の消費パターンとは?


【コラム】 山東省のトレンドリーダー、おしゃれな青島女性の消費パターンとは?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1227&f=column_1227_012.shtml
2011/12/27(火) 18:36

 前回、青島人の性格を反映した活気あるスーパーの売り場の様子などをお伝えしたが、今回はおしゃれな青島女性の消費パターンについて述べてみたい。

 青島女性はお洒落が大好きだ。この背景には青島周辺には衣服の加工工場がたくさんあり、多く外貿店 がこの地にあることもあるのだろう。賢い青島女性は外貿店でヨーロッパブランドの工場流れのB級品を懸命に探し出す。もし自分が欲しい商品に出会えれば、棚に山積みされたブランド品をわずか数十元から百元程度で買うことができるためだ。彼女たちは何軒か行きつけの店があることが多く、店長と親しくしたりしながら、念入りに商品の質や価格を検討して、偽物をつかまされないようにチェックしている。

 こうしたこともあり、青島女性は聞いたこともないような無名のブランドが置かれているような店でものを買うことはない。正規店にいって一流ブランドを買うか、外貿店で掘り出し物を探すかのどちらかである。

 おしゃれな青島女性の多くにとって、東部商業圏のジャスコ付近のショウ州一路、ショウ州二路といった上流階級が散策するようなエリア付近の大型店舗で買い物をした後、周辺の外貨店で掘り出し物を物色するのがアフター5や休日のお決まりのパターンである。この付近は青島最大のCBD商業区でもあるため、多くのホワイトカラーがお昼休みに利用したり、退社後やってきて時間をつぶしたりする場所でもある。そのため、店舗の営業時間はみな長く、夜9時は当たり前だ。お洒落なカフェやベーカリーなども多いため、街を歩き回って疲れても、こうしたお店でちょっと休憩するのが、青島で最もお洒落な都会的ライフスタイルなのだ。

 青島女性のもう一つの特徴的な消費パターンは、化粧品専門店で化粧品を買うことである。青島の化粧品専門店は、低価格で品揃えも充実、親切なサービスが特徴で、15~30歳の若い女性を惹きつけている。台東商業圏だけでも二線級都市で多く見られる喜愛、千美、嬌蘭佳人、芙茹菲といった化粧品専門店が6、7軒並んでいる。

 こうした化粧品専門店の主力商品は国内ブランドの低価格品ではあるが、資生堂をはじめとする高級ブランドやメンソレータム等の国内生産ブランドも併せて販売しており、価格はデパートやスーパーと比べて数元から数十元安いことが多い。

 商品ラインアップはデパートやスーパーより充実している。ヘアケアからフットケアまで全てある。2元のマニキュア、5元のリップクリーム、十数元のシャンプー、リンス、洗顔料、バスソルト、二十数元の乳液、フェイスマスクなど、女性の心に訴えかける商品郡である。値段が安くてもパッケージがお洒落であったりするため、青島の若い女性の心を掴んで離さない。彼女たちは価格に敏感であるうえ、新しいトレンドも柔軟に受け入れるトレンドリーダー的な側面もある。そのため、青島にある化粧品専門店は近年急速に成長しているのである。



■中国の牛乳から発がん物質検出、ネットで怒り爆発


中国の牛乳から発がん物質検出、ネットで怒り爆発
http://www.cnn.co.jp/world/30005074.html
2011.12.27 Tue posted at: 17:17 JST

 北京(CNN) 中国の乳製品大手、蒙牛の牛乳から発がん物質が検出されたことが分かり、消費者らがインターネット上で食品業界への怒りを爆発させている。

 検査は中国の監督当局が全国の乳製品を対象に実施。国営新華社通信によると、同社の牛乳から24日、肝がんを引き起こす恐れがある有害物質「アフラトキシン」が検出された。牛の餌が汚染されていたとみられる。

 同社は25日発表の声明で、消費者に「心からの謝罪」を表明。牛乳は検査の間出荷されず倉庫に保管されていたと述べ、問題の牛乳はすべて処分したと説明した。

 中国版ツイッターと呼ばれる「新浪微博」には27日、同社や中国企業全体への不信感を示す書き込みが相次いだ。「輸入品を買っても決して責めないでほしい」「将来子どもが生まれたら、安全な輸入粉ミルクを買うつもり」「蒙牛の製品をすべてボイコットしよう」といった声が上がっている。

 中国では2008年、有害物質のメラミンが混入した粉ミルクで乳幼児少なくとも6人が死亡し、数十万人が腎結石などの健康被害を受けた。この事件では21人が裁判で有罪を言い渡され、主犯格2人の死刑が執行された。今年4月には中国南西部で、メラミンが入ったアイスクリーム用の粉ミルク26トンが押収されている。



■同胞の“民度の低さ”に「もう我慢ならぬ」=中国人外交官


同胞の“民度の低さ”に「もう我慢ならぬ」=中国人外交官
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1214&f=national_1214_067.shtml
2011/12/14(水) 11:06 サーチナ

 あくまでも平均での話だが、日本人は公共の場所で「お行儀がよい」とされる。それと対極とされるのが中国人だ。外国人が批判するだけでなく、中国人自身が「あまりにも民度が低い」と嘆くことも珍しくない。その象徴とも言える出来事が発生してしまった。カナダのバンクーバーで11日に開催されたある式典だ。場所柄をわきまえず傍若無人にふるまう同胞に、出席していた中国人の女性外交官が、ついに“ブチ切れ”た。環球華報などが報じた。

 “トラブル”が発生したのは、式典が最後に予定していた「抽選会」に近づいたころだった。壇上では貴賓がスピーチをしていたが、客席に陣取る中国系の面々は、おかまいなし。大声で話し、ときおり轟き(とどろき)わたる笑い声。会場は、スピーチをきちんと聞ける状態ではなくなった。

 たまりかねた司会者が、「貴賓に対する最低限の尊敬と礼儀はわきまえてください」と注意したが、「人は人、私は私」とばかりに、まったく効果がない。依然として大声で話す、けたたましく笑う。

 同胞の「あまりにも情けない民度」に、出席していた駐バンクーバー中国総領事館の李文慈副総領事が、“ブチ切れ”た。

 李副総領事はいきなりステージにのぼり、客席の「同胞」に対して呼びかけた。中国系住民の悪習について「厚い氷が張った場合、その日だけ寒かったのではない」と、民度の低さは長年の蓄積の結果と指摘。場所をわきまえない私語については「会議があると、客席で小会議を始める」と批判し、それ以外にも中国住民には「時間を守らない」悪癖(あくへき)があるなどと、延々と指摘した。

 李副総領事は温厚な人がらで、公式の場で発言する際にも、必要最小限のことしか話さないという。

 バンクーバーでは2010年2月にも、中国総領事館の関係者が、中国系住民の「悪癖」についての苦言を発表した。中国系住民の多くも、「耳の痛い忠告」を率直に語ってくれたと大いに賞賛した。

 それから約2年が経過した。中国系住民の「悪癖」は、よくなるどころかますます悪化しているという。

 記事は、カナダに移り住んだ中国人は、「中国人の中の精鋭」と主張。公式な式典に招待される中国系住民の代表は「精鋭中の精鋭」であると論じた上で、「まことに残念なことに、中国人の精鋭中の精鋭が、中国文化の精鋭中の精鋭を示すことになっていない」と批判した。



■「ダイコン無料であげます」に3万人殺到、ネット上で「まるで賊」=中国


「ダイコン無料であげます」に3万人殺到、ネット上で「まるで賊」=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1203&f=national_1203_053.shtml
2011/12/03(土) 11:14
 
 河南省鄭州市でダイコンを無料で市民に配るとの情報に計3万人が群がり、ダイコンが畑から根こそぎ持っていかれたうえ、ほかの野菜まで盗み取られるという事件が起きた。財新網が伝えた。

 韓崗さんは河南省鄭州市の黄河灘区の農家だ。ダイコンとサツマイモは豊作だったが、1.5キログラム前後のダイコンは売っても利益が出ないため、売るのをやめて市民に無料であげることにした。

 無料進呈の情報がメディアを通して伝わると、3万人もの人が殺到し、畑からダイコンをすべて抜き、持ち去ってしまった。無料進呈ではないサツマイモまで10トンほど盗まれたほか、ホウレンソウも3分の2ほど畑から持ち去られてしまった。

 このニュースに対してネットユーザーからは、「今の人間は本当に感謝の心というものを知らない」、「民度が低すぎる。これでは盗人や賊と変わらない。感謝を知らないどころかほかの物まで盗むなんて。食べる時に良心が痛まないのだろうか?農家の苦労が分かっていない!」といった意見や、「上が腐敗しているから下に道徳があるわけない」、「これがわれわれの誇る礼儀を重んじる国だ!」などの意見が寄せられた。



■【コラム】中国人の北朝鮮観 国境線で食する北朝鮮料理と北朝鮮の人の中国語


【コラム】中国人の北朝鮮観 国境線で食する北朝鮮料理と北朝鮮の人の中国語
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1226&f=column_1226_012.shtml
 2011/12/26(月) 17:48
  
2.北朝鮮料理店

(1)北京に住む北朝鮮の人(日本でいう喜び組?)

 船から下りるとちょうどお昼過ぎでした。北朝鮮との国境線の街では、北朝鮮から来た人たちが働く北朝鮮料理の店があります。日本人には馴染みのない北朝鮮料理店ですが、中国には国境線を中心とした箇所、また北京や上海などにも存在します。北京にある北朝鮮料理屋は北朝鮮政府が開いた店であり、北朝鮮系のホテルの中にあります。このホテルは、そもそも北京における日本人街である麦子店という場所にありました。北朝鮮料理は韓国料理を田舎料理にしたイメージです。全く辛くはありません。辛いもの好きが多い中国にあって異色の存在です。中国料理である湖南料理や四川料理とは対極にあります。

 そこで出されているビールは中国で生産されているアサヒビールの生、演奏に使われている楽器は日本の河合製でした。日本の事は忌み嫌っているだろう、と思っていた私には意外なものでした。ある時は、河合製楽器で演奏しながら、北朝鮮政府から指定されたと思われる「悪の帝国アメリカ~、アメリカを殲滅せよ~」という内容の歌を歌っていました。北朝鮮にて作られたものかとは思いましたが、ときに彼女たちは中国語で歌ううえ、朝鮮語で歌っているときにも隣の画面には中国語字幕が出ていたため、私にもその歌の内容が把握できたのでした。

 あるときは韓国人客が一緒に舞台に立ち踊っており、あるときは中国人の子供の誕生会を開いている中国家族のために、彼女たちは「HAPPY BIRTHDAY」を中国語で歌ってあげていました。働く女性たちの気さくに挨拶してくれる人たちで、どこか韓国の田舎から出てきたのだろうか、と思わせるものでした。政治の悪さが大きいのかも知れません。彼女たちは監視下にあるようで、団体生活をしているとのことでした。


(2)丹東の北朝鮮料理店

 このとき雇っていた中国人の運転手(漢族)とともに丹東でも有名な北朝鮮の店に向かいました。外から店の中を見ると、ちょうど北朝鮮の女性たちが演奏をしながら歌を歌っているところでした。ドアを開け閉めする係りの北朝鮮の女性たちもきれいで、北朝鮮料理屋の中では高級店のイメージがありました。そこで、勇躍、ドアを開けてもらい中に入っていこうとしたところ、ある北朝鮮の要人が食事中とのことで、我々は中には入れてはもらえませんでした。

 仕方なく私は、そこよりもだいぶ裏寂れた別の北朝鮮料理店(さきほどの店とは異なり大衆店の趣)に入りました。この北朝鮮料理店は北京にある北朝鮮政府が開いた店(詳細は後述)とは異なり、働く女性たちも場末のスナックのような流れ着いた感がありました。店は2階建て。北朝鮮料理のイメージは韓国料理を辛くなくして、田舎料理にしたようなものです。犬料理もあり、とにかく何でも挑戦だと私も食べてみたのですが、北朝鮮料理店の犬料理はそれほど良い物とは感じられませんでした。北朝鮮の酒は質が悪いのか、あまり飲むと悪酔いする酒です。北京の北朝鮮料理店で飲酒した友人の一人は、「人生最大、血を吐きそうになった」と言っていたほどです。ブルーベリー酒のような物、きゅうりを入れて飲む北朝鮮の焼酎の他、何だかよく分からない酒があります。

 あちらこちらで地ビールを飲むことが好きな私は、「北朝鮮製の地ビールはないの?」と聞いたところ、北朝鮮なまりの中国語で「そういうのはないよ」と言われました。彼女たちは、北朝鮮出身の朝鮮族の女性に中国語を習っているとのことでした。

 各地の中国人の中国語として、特徴的なのは、南方の中国人による中国語です。彼ら南方人は、普通話(中国語の標準語)では発音に「H」を入れるべきところに「H」を入れません。たとえば、美味しいという意味の中国語、「好吃HAOCHI(ハオチー)」は「HAOCI」と発言するため、「ハオツー」と聞こえます。これとは逆に、朝鮮族の発音の特徴は、普通話では「H」を入れないところに「H」を入れるという特徴を有していました。

 たとえば、中国語でイチゴを意味する「草莓CAOMEI(ツァオメイ)」は「CHAOMEI」と発言するため、「チャオメイ」と聞こえます。鎖国国家である北朝鮮にとっての最友好国である中国の首都・北京所在の北朝鮮政府直轄の店に派遣されているほどの人であれば、通常の北朝鮮人とは異なるエリートの娘だと思われます。しかしながら、そもそもなまっている東北部の朝鮮族に習っているためか、一様に皆、中国語が上手ではありませんでした。北朝鮮のエリート層の中国語を聞いて、自分の中国語に自信を持ったのでした。


3.鴨緑江を北へ

 昼食を終えた私は、鴨緑江沿いの道を北上。右手にはずっと北朝鮮が間近に見えていました。所々には北朝鮮の監視所らしき建物(掘っ立て小屋)が。最初に運転手に向かうよう要求したのは、河口断橋でしたが、運転手はその存在すら知りませんでした。そこで、「地球の歩き方」をも見せながら説明するも、「地球の歩き方」に「丹東から30KM」と書いてあるこの橋に行くことを運転手は極端に嫌いました。周りにいた中国人たちに聞いても、ある人は「知らない」。ある人は「ものすごく遠い」。意地でも行こうかとも考えましたが、これからも北朝鮮国境線を走るのだからまあ良いかと考えた私は、行き先を絞ったのです。

 向かった先は、寛甸満族自治県にある明代の万里の長城の東端・虎山長城です。虎山長城は同じ長城でも、北京の八達嶺(日本人が観光に行く長城と言えば、通常、八達嶺のこと)や慕田峪(橇で滑り降りることができる)、敦煌の玉門間とは違い有名ではない上、一番下から徒歩で上り下りしても1時間もかからない程度の規模です。しかしながら、この虎山長城の特色は、ほとんど観光客がいない中、頂上まで上ると、真下に北朝鮮を見下ろせる、というものです。虎山長城から北朝鮮の田園風景を眺め下ろしながら、得体の知れない様々な感情が押し寄せてくる経験をしたのでした。

 さあ、その日の日程は終了です。大連へ帰る路は、北朝鮮首脳が通るときには全面交通止めにされる大連・丹東間の高速道路でした。何もない路を走り、ようやく大連市内に入った私を待ち構えていたのは、ガソリンスタンド。なぜ、ガソリンスタンド?私は丹東を出発するとき、電話で目当ての海鮮料理店(万宝海鮮舫とは別)の夕食を予約していました。予約した時間が過ぎ行く中、客である私を先に送ることなく、この漢族の運転手は悠々と給油をしたのでした。日本でなら、客が観光している間等に給油して迷惑をかけないようにすると思われますが、中国ではあくまでもマイペースなのでした。(執筆者:奥北秀嗣 提供:中国ビジネスヘッドライン)



2011年12月26日月曜日

■加州の観光収入、記録更新へ~11年、1000億ドル突破


加州の観光収入、記録更新へ~11年、1000億ドル突破
http://www.usfl.com/Daily/News/11/12/1221_023.asp?id=92663
2011年12月21日 19:02米国東部時間  Fax Express

 カリフォルニア州の2011年の観光収入が初めて1000億ドルを超えるとの見通しを、コンサルティング会社ツーリズム・エコノミクスが発表した。

 ロサンゼルス・タイムズによると、11年に国内外から同州を訪れた人々の観光支出は、前年(951億ドル)比10%増の1040億4000万ドルになる見込み。観光客数も4%増が見込まれる。

 国際観光客は、メキシコとカナダからの旅行者増加を受けて6.9%増が予想されている。北米を除く海外からの観光客は、中国やフランス、オーストラリアからの旅行者増を背景に9%増となる見通しだ。

 カリフォルニアの観光収入は今後も増え続け、12年は1100億ドル、13年には1150億ドルに達する勢いだという。しかし、旅行・観光業界を取り巻く景気の見通しは依然として不透明だ。

 報告書は「低水準の消費者信頼感、株式市場の落ち込みによる富の減少、高い不確実性によって、国内消費者支出は短期的に抑制される見込み」と説明している。カリフォルニアの場合、中国や韓国など観光支出額の高いアジアからの旅行者を引き付ける上で地理的に有利だとも指摘した。

 同州の11年の旅行関連業界雇用は、89万人と全体の約4%を占める見通しだ。


■現金よりiPadが狙われる~NY市警の犯罪統計


現金よりiPadが狙われる~NY市警の犯罪統計
http://www.usfl.com/Daily/News/11/12/1223_021.asp
2011年12月23日 18:19米国東部時間  Fax Express
 ニューヨーク市では今年、スマートフォンや「アイパッド」など高価な携帯通信端末の盗難が急増したことが、市警察本部のまとめで分かった。

 ニューヨーク・デイリーニューズによると、2011年1~10月に発生した約1万6000件の強盗事件のうち、半数で携帯電話など人気の高い電子機器が盗まれており、今や電子機器は現金より人気の高い標的となっている。最も狙われやすいのはアップルの「アイフォン」で、地下鉄やバスの中で盗まれた携帯電話の70%以上を占めた。

 このほか、コンピュータ、タブレット型コンピュータ、MP3プレイヤーなども被害が多く、住居侵入の被害品の約半分、重窃盗の35%を占めた。警察に盗難届が出されることは少なく、届け用紙もいつ、どこで、どんな物が盗まれたか具体的に説明する書式になっていないため、実際の盗難件数はもっと多い可能性が高い。

 市警報告書は今後の対応として、警察の記録システムの改善、おとり捜査の増加、盗まれた電子機器を使えなくするための法的枠組みづくりなどを提案している。

 携帯通信端末は高価で需要も高いため、NY市内では盗品を扱う闇市場も生まれており、警察は盗品を売りさばこうとする窃盗犯に警官を仕立てたおとり捜査の実施を予定している。


2011年12月23日金曜日

■観光庁、ソーシャルメディアの投稿からおすすめの旅行先を教えてくれる「たびったー」


観光庁、ソーシャルメディアの投稿からおすすめの旅行先を教えてくれる「たびったー」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1221&f=it_1221_003.shtml
2011/12/21(水) 12:32  サーチナ
  
  観光庁は、東日本大震災後の旅行振興を図るために展開しているキャンペーンの一環として、ツイッターとフェイスブックと連携して、旅行におすすめの場所を紹介する「TABITTER」を公開した。

  「TABITTER(たびったー)」は、サイト訪問者のツイッターもしくはフェイスブックにおける過去のつぶやきから最適な旅先を提案してくれる。利用者の過去のつぶやきを取得して頻出ワード(関心事)を自動抽出し、ユーザー参加型ウェブサイト「日本再発見。~もう一度日本を見つけよう~」に蓄積された観光地についての投稿をマッチングさせることで、最適な旅行先とその情報を提示してくれる。「TABITTER」は来年の3月31日まで公開される。(情報提供:MarkeZine)



■自転車ライフを提案「ポタガール」になりませんか? 埼玉県が募集中


自転車ライフを提案「ポタガール」になりませんか? 埼玉県が募集中
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111221/stm11122122100009-n1.htm
2011.12.21 22:06

自転車を通じて埼玉の魅力を発信する「ポタガール埼玉」。

 埼玉県は、おしゃれな自転車ライフを提案する女性グループ「ポタガール埼玉」の新メンバーを募集している。県広聴広報課の担当者は「テレビや雑誌に登場できるなど貴重な体験が待っているので、ぜひメンバーになって等身大の視点からファッションや自転車、埼玉の魅力を発信してほしい」と話している。

 県民の自転車保有率が全国一であり、自転車へのなじみが深い埼玉を「自転車王国」にしようと、県は10月からキャンペーン「LOVE bicycle SAITAMA」(LbS)を開始した。

 その広告塔として、さいたま市出身のスタイリスト、亀恭子さんをリーダーとして、女性向け雑誌「AneCan」の読者モデル6人と県庁の女性職員6人で構成する「ポタガール埼玉」を結成。ネットの交流サイト「フェースブック」で自転車やファッション、県内のイベント、観光、グルメ情報などをほぼ毎日、発信。県の担当者は「ネットの反響を見ても滑り出しは上々」という。

 県は今回、さらにメンバーを増やして盛り上がりにつなげようと、数人の募集を決めた。希望者は、まずフェースブックの「LbS」のサイトから、必要事項を書き込んで登録。先輩ポタガールと同様、自転車に乗りながら見聞きしたことを写真、動画、記事などで紹介する。県は来年1月末までの募集期間中、この中から新メンバーを選抜し、2月上旬に発表する。

 新メンバーになると、県のホームページに顔写真などが掲載されるほか、テレビ埼玉の番組に出演したり「AneCan」に掲載されるチャンスもある。任期は平成25年3月末まで。

 対象は20~40歳までの県内か近隣都県在住の女性。自転車とファッションに関心があり、フェースブックでの情報発信や月1回程度の県内活動に参加できることが条件。問い合わせは埼玉県広聴広報課(電)048・830・2864。



■「せんとくん」がイメチェン-天平衣装2パターン新たに、来年お披露目へ


「せんとくん」がイメチェン-天平衣装2パターン新たに、来年お披露目へ
http://nara.keizai.biz/headline/666/
2011年12月22日

 奈良県は12月20日、来年から「せんとくん」が着用する新しい衣装の1つを発表した。

 昨年奈良で行われた平城遷都1300年祭のマスコットとして誕生した「せんとくん」だったが、今年1月から県庁職員となったことから、県は「せんとくん」の衣装チェンジを検討してきた。加えて、2012年は、古事記編さんから1300年を迎えるにあたり、新たな観光戦略としてスタートさせる「記紀・万葉プロジェクト」にも合わせて、せんとくんを一新する。

 デザインは、せんとくんの生みの親でもある彫刻家・籔内佐斗司さんが手掛けた。今回発表した官服のバージョンのほか、四季を表現した天平衣装の2パターンを用意する。

 これまでの、菩薩(ぼさつ)装束の衣装も併用し、新コスチュームと使い分けていくという。県の担当者は新しい「せんとくん」について、「また違ったイメージで良いのでは」と話す。

 県庁職員になっても依然としてはだしだった「せんとくん」のことを気に掛けていた彼女候補で葛城市のマスコットキャラクター「蓮花(れんか)ちゃん」は、新しい「せんとくん」を見て、「くつはいてる!」「社会人になったら足元から!キラッ」などとツイッターでつぶやいた。

 奈良県庁で1月12日、新コスチュームと新曲に合わせた新しいダンスを披露するほか、同29日は、東京「ル テアトル銀座」で行われる「記紀万葉プロジェクト 古事記完成1300年記念シンポジウム」でお披露目する。いずれも一般見学者を募集している。詳細はホームページで確認できる。



■エコツーリズム大賞、岩手県から2件受賞-観光に地域資源を生かし高評価


エコツーリズム大賞、岩手県から2件受賞-観光に地域資源を生かし高評価
http://morioka.keizai.biz/headline/1018/
2011年12月22日

 日本エコツーリズム協会(東京都品川区)は12月20日、第7回エコツーリズム大賞の各賞を発表し、岩手県からは二戸市宝を生かした事業実行委員会(以下、二戸市宝)が優秀賞を、小岩井農牧(雫石町)が特別賞を、それぞれ受賞した。同じ都道府県から2件選ばれたのは岩手県のみ。大賞は63の応募の中から、NPO法人信越トレイルクラブ(長野県飯山市)が受賞した。

 二戸市宝は環境省出身の前市長が自然や伝統文化など地域資源をまちづくりに生かす取り組みを提唱し、行政と市民が一体となり、1992年に活動をスタート。「探す」「誇る」「伝える」などキーワードに、継続的な活動が評価された。2007年には特別賞を受賞し、今年10月には同市で全国エコツーリズム大会も開催している。

 小岩井農牧は約120年前から不毛の地と言われた岩手山麓の土地で環境循環型の農林畜産業を長く展開。その延長線として、広大な敷地に広がる自然を生かしたエコファーミングスクール事業を2010年に始め、個人や企業、学校などを対象にエコツアーやエコスクールを実施してきた点が評価された。

 受賞について、小岩井農牧・エコファーミングスクール担当の濱戸祥平さんは「この事業では小岩井農場の事業文化や(牧場内の)一般には知られていなかったエリアの自然を広く紹介している。実は他薦でノミネートされ、受賞できてうれしい」とコメントしている。



■人気の観光地ランキング


人気の観光地ランキング
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1222&f=national_1222_178.shtml
2011/12/22(木) 16:58  サーチナ

 日本最大の旅行会社JTBが先ごろ発表したデータによれば、年末年始(12月23日~1月3日)に日本国内を旅行する人数は、のべ約3000万人で、昨年の同時期よりやや増加するそうだ。世界最大のオンライン旅行クチコミサイトで、世界の40万以上のホテル情報と9万以上の観光地情報を持つTripAdvisorは、日本旅行をする外国人旅行ファンのためにすばらしい交流プラットフォームを提供している。ここでは旅行ファンたちの真実の声を聞くことができ、泊まりたいホテルのランキングや、世界各地の劣悪なホテルのランキングなど、コミュニティの中で自由に語り合って、知りたい情報を得ることができる。

 TripAdvisorは今年の4月27日に、「外国人に人気の日本の観光スポット トップ20」を発表した。第1位の輝いたのは、広島県の「宮島(厳島神社)」だった。神社の大鳥居が海面にそびえ立ち、山の緑が神殿に映え、目に入るものすべてが澄み切って美しい。クチコミでは「息をのむほど美しい」と評価されている。広島県の「広島平和記念資料館」と長野県の「松本城」がそれぞれ2位と3位になった。第4位は千葉県の「東京ディズニーシー」である。子どもたちを笑顔にさせるこのテーマパークがランキングに挙がったのは、当然と言えるだろう。一方、第7位に長野県の「地獄谷野猿公苑」が、第18位に京都府の「嵐山モンキーパークいわたやま」が入っている。観光客の好みは往々にして風向計の役目を果たすので、これらは新しい旅行ブームの方向を示しているのかもしれない。ランキングに入った20ヶ所の観光地のうち、寺院や神社などの歴史や伝統を持つ場所が12ヶ所あり、このことから、文化的資源を中心として、文化的な旅行とレジャー旅行が互いに融合して発展している様子が感じられる。

 また、TripAdvisorの調査によれば、 「外国人に人気の日本の観光スポット」のうち、東京地区でランクインしたものはわずか4ヶ所だが、2008年には10ヶ所も入っていた(築地市場、ポケモンセンター、六本木ヒルズ、東京ディズニーランド、浅草寺など)。東日本大震災の影響を受けて、関東や東北に行く観光客が減少しているのだろう。自然の災害が旅行産業に及ぼす衝撃は大きいが、苦難の後にはきっと明るい未来があるに違いない。



■【中国ブログ】訪日した中国人は日本の便器に感激したに違いない


【中国ブログ】訪日した中国人は日本の便器に感激したに違いない
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1222&f=national_1222_123.shtml
2011/12/22(木) 14:04 サーチナ

 日本へ行ったことのある人であれば、日本の便器に感激したに違いない。排泄後に便器が洗浄を助けてくれる、人間味あふれる特徴を備えているのだ。この世界でもっとも先進的な便器は、日本ですでに普及している。中国人ブロガーの「臨江之島」さんはこのように述べ、自身のブログで温水洗浄便座の開発の歴史を紹介している。

 長年、便器を研究してきたTOTOは、世界でもっとも先進的な温水洗浄便座(ウォシュレット)を世に送り出した会社だ。筆者は「研究員たちのトイレ科学に対する執着には驚かされる」と述べた。

 開発当初に研究員たちが直面した一番大きな問題は「肛門の位置はどこか」だったという。調査のために研究員たちは300人の同僚の肛門の位置を調査したという。もちろん調査を拒否した同僚もいたが、研究員たちは使用者に気持ちよく洗浄してもらうため、半年もの時間をかけて研究を重ねた。さらに便器の洗浄効果を調べるために、研究員は大便に似た「模擬大便」を作り、量や脂分、粘性などを比較調査しながら、いろいろと工夫を凝らしたのだ。筆者は「聞くだけで気持ち悪く感じるのだが、研究員たちは最後まで研究を続行した」と称賛。

 しかし、この新世代の便座の開発後、米国ではなぜか人気が出なかった。彼らはウォシュレットの価値がまったく分からなかったと指摘し、「原因は日米の文化の違いにある」と推測した。

 米国は日本と同じように便器の「便利さ」を強調しているが、具体的に見ると同じ意味ではない。米国の「便利さ」が簡便さを指しているのに対して、日本の「便利さ」は使用者の不快感を取り除くことに重きを置いている。例えば不快な臭いを消すこと、フタが自動で開閉することなどだ。米国の場合、「そんなことは手でやればいいのではないか」と考えてしまうのだ。

 それ以外にも日本の女性には、排泄の音を他人に聞かれたくないという心理がある。排泄というのはきわめて個人的なことで、秘密にすべきことと感じるのだ。日本の便器の開発はこうした文化に根ざしていると言えるだろう。



■【台湾ブログ】日本旅行は楽しい! 美しい街・神戸で過ごした時間


【台湾ブログ】日本旅行は楽しい! 美しい街・神戸で過ごした時間
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1221&f=national_1221_114.shtml
2011/12/21(水) 13:45  サーチナ
  
 台湾人女性のSheila(ハンドルネーム)さんが、「欧米文化と日本文化がうまく溶け合っている神戸の街を訪ねた」と、ブログで旅行記を公開。感想をつづっている。
  
 「国際港都市、洋風文化を感じる都市神戸に来た」と、つづったSheilaさん。海辺に出て景色を眺め、感激した様子だ。そしてハーバーランドに行き、「最も作りが独特な、モザイクに向かった。ここは木造建築された施設で、ウッドデッキの上で海風に吹かれながらリラックスできる場所。100軒近くのショップやレストランがあり、何時間でもいたくなる」と楽しんだSheilaさん。観覧車を見て喜び、「神戸では何度も観覧車を見た。でも同じ観覧車なのか違うのか、遠くから見ただけではわからなかった」と述べている。

 また数々の顔を持つ、神戸の美しい夜景も満喫。「ディナーはポートビアホテルで豪華バイキング。料理もアイスクリームも高級でおいしいと満足」したそうだ。

 「神戸は美しい街。昼間はロマンティックで、夜は日本の三大夜景に入るくらい街並みが輝く」と全体的な感想をまとめたSheilaさん。「添乗員さんがホテルライフを堪能してほしいと言ってくれたが、広くてベッドの硬さもちょうど良く本当に心地良かった。そして“今が食べごろ”と薦められたいちごをスーパーで買って食べてみた。本当においしかった!」とつづっており、神戸の旅は100点満点だったようだ。



■【米国ブログ】日本人のヘアスタイルは、アニメの影響を受けている?


【米国ブログ】日本人のヘアスタイルは、アニメの影響を受けている?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1222&f=national_1222_052.shtml
2011/12/22(木) 10:13 サーチナ
  
 米国のブログ「astoundingarticles」では、米国人男性が日本人のヘアスタイルについてつづっている。

 筆者は、日本のヘアスタイルはシンプルなものから、エキゾティックでかわいいもの、あるいは少々奇抜なものまで豊富なバリエーションがあると記している。

 また、現代の日本人男性は昔に比べてルックスを気にするようになり、さまざまなヘアスタイルに関する試みがなされているとの見方を伝えている。なぜそのように変化してきたかについて、世界的な異文化の影響を挙げている。

 何世紀もの間、日本人の一般的なヘアスタイルで、女性は巻き髪、男性は短髪が多かったが、今ではもっとクリエイティブな感じで、特徴的な髪型になってきたと筆者は印象をつづっている。

 いくつかの異なる日本のヘアスタイルがあるなかで、顔の一部を隠すような形で前髪を残したものが多いと指摘している。このスタイルは、ストレート、あるいは段がついた髪型であろうと、ミステリアスさを感じさせるという。

 日本の通りを歩いているとさまざまな髪型を観察できるという筆者、前髪のある日本人が多いことに気付いた様子。前髪を残すことは日本人にとって大切なことなのかと疑問を抱いたようだ。比較的広いジャンルで、例えば音楽家、アーティスト、映画スターなど、多くの有名人に前髪があると感想を語っている。

 また、日本人はアニメキャラクターからインスピレーションを受け、ヘアスタイルを作ることもあるようだと筆者は語る。ヘアスタイリストにとってアニメキャラクターの髪型を模倣することが実現可能か、また現実的かは一種のチャレンジだと述べている。

 筆者は最後に、日本が最先端のヘアスタイルを作り出す国として尊重されるようになったのは、日本文化やアニメの影響があることは確かだと締めくくっている。



■【米国ブログ】日本のこたつ文化「足が触れ合い、親密度が増す」


【米国ブログ】日本のこたつ文化「足が触れ合い、親密度が増す」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1219&f=national_1219_082.shtml
2011/12/19(月) 09:52  サーチナ
  
 米国のブログ「languagejapan」では、日本のこたつ文化を紹介している。

 筆者は、こたつは日本になじみ深い暖房器具だと紹介し、こたつ文化を知ることで日本の冬を深く理解できると記している。

 しかし、こたつは欧米人には想像がつきにくいという。見た目はテーブル、低いテーブルの枠、重い布団の3つのパーツでできており、テーブルの真下あたりに電気暖房器具が付いていると説明。

 使い方は床に座ると下半身が暖かいが、こたつに入るとつい体全体を温めたくなると筆者は感想を語っている。頭だけ外に出した状態で、テレビを見たり寝転びながら本を読んだりすることをカタツムリのような格好なので「こたつむり」というようだと伝えている。

 筆者は、こたつは時には人と人の絆を深める役割があると伝えている。こたつに入ると足と足が触れ合い互いに暖かく、暖かい場所を分かち合うことで、親密度が増すという。

 また、多くの日本人がこたつとみかんの関係について言及するが、なぜこたつに入りながら、みかんを食べるのが好きなのかは不思議だと指摘。たぶん、冬は乾燥しているので、ビタミンと水分を一度に摂れるのが理由だと思う、と感想を述べている。

 また、最近のこたつは日本人の住環境の変化に合わせて欧米化しており、洋室に合うようにカラフルなものも増え、デザインも多種多様だと現状を伝えている。こたつは部屋の真ん中に置くものなので、インテリアとしても重要な役割をしていると筆者は語っている。

 筆者は、紹介したのはこたつ文化のほんの一部でしかないと述べ、こたつ文化の奥は深いので、実際こたつを買って体験することをお勧めすると締めくくっている。



■ニューヨーク観光客、過去最多の5000万人突破-目標を1年早く達成


ニューヨーク観光客、過去最多の5000万人突破-目標を1年早く達成
http://newyork.keizai.biz/headline/594/
2011年12月22日

 ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長は12月20日、同地を訪れた観光客が過去最多となる5000万人を突破したと発表した。

 同市では、2012年までに5000万人の観光客誘致を目標にしてきたが、1年早く目標人数を達成することになった。今年末には5020万人に上るとされている。

 タイムズスクエアで行われた会見イベントで、ブルームバーグ市長は「5年半前、2015年までに5000万人の誘致を掲げ、2008年には目標を2012年に早めた。今日、この意義深い節目を今年末には超えることがわかり、ニューヨークシティのクオリティーがこの先も街の観光産業の成功を持続できるという自信につながった」と同市の観光産業を奨励。

 同イベントに出席した、ニューヨーク市観光局のチェアマンでメトロポリタン美術館館長、エミリー・ラファティさんも「この先もこうした節目に積み重ね、さらに多くの観光客を世界中から誘致し、このエキサイティングなNYCを体験してほしい」とアピールした。

 この日は、5000万人目の旅行者となったイギリスのジョンソンさん一家を表彰。勲章となるニューヨークへの「Golden Ticket」を手渡した。NY旅行中の同一家には、ブルーミングデールやサックス・フィフス・アベニューなどで使える1000ドル分のギフト券、400ドル分のディナーギフト券、ホリデーイベントのチケットが贈られた。

 同市の調査では、2011年の海外からの渡航者は1010万人、そのうちイギリスからの観光客は2010年から4%上昇。今年末にはさらに2%高い100万人突破を見込んでおり、国別ではトップとなる。また、アメリカ国内からNY市を訪れた旅行者も過去最多となる、昨年比2.9%上の4010万人を記録している。

 同市の観光産業による経済効果は今年約3.7兆円を数え、観光客による支出は2.5兆円、NY市5区間に32万の職を生むなど、アメリカ国内で最も観光支出の多い観光地の座を維持している。



■外国人が「日本に長く居すぎてしまった」と実感するのはこんなとき


外国人が「日本に長く居すぎてしまった」と実感するのはこんなとき
http://labaq.com/archives/50779932.html
2007年09月26日 10:52

日本にはたくさんの外国人たちが住んでいます。彼らは自分の国と比べることができるため、日本の長所も短所もよく知り尽くしており、褒める言葉や批判を的確に表現したりします。

日本人だからこそ知らない日本の変なところや、外国人だからこそわかる日本の特徴を上手く捉えたジョークがよく彼らの間を行き来しますが、15年くらい前に日本在住のアメリカ人が作ったジョークで日本に長くいすぎた…と実感するとき というのが出回っていました。

外国人(欧米人)の間でウケて亜流などが色々出回ったこのジョーク、日本人には不思議に思えたり、笑い所が難しいものもあるかもしれません。違う角度から日本を知ることのできる、いいジョークだと思いますので、説明を付け加えながら紹介したいと思います。


外国人が日本に長く居すぎた…と実感するとき

1. 山手線のホームで人波を左右に押し分けながらかいくぐり、電車に飛び乗り、ドアが閉まらないように手で押さえ、その間にかばんを電車に引っ張りこむ。その理由が、少なくともあと2分は電車が来ないためだとわかっているとき。
(外国では1時間にたった1本の電車が平気で遅れてくる。ひどいときは数日遅れる。)

2. ビルディングのような単語がいったい何音節あるかと思い悩むとき。
(英語ではBuildingが「Build+ing」の2音節であるのに対して、日本語は「ビ・ル・ディ・ン・グ」の5音節であることから)

3. 自動販売機で、何のためらいもなく紙幣を入れるとき。
(海外の自動販売機はお釣りがきっちり出てくる可能性は10分の1以下で、壊れている可能性は何十倍もあることから勇気がいる)

4. 外国人が電車に乗っているのを見て、「わおっ、ガイジンがいるっ」と思うとき。

5. 初めてのスキーで、新品のロシニョールの高性能なスキー板を持ち、エアロダイナミックスなスキーウェアとそれに色のマッチしたゴーグルを装着して登場し、雪かきをしながら転げ落ちていくとき。

6. 選挙車のスピーカーから騒音・爆音をたれ流されても、「ショーガナイ」と思うとき。
(欧米ではあれほどの騒音は違法なところが大半)

7. テレビ番組で一番いいのはコマーシャルだなと思うとき。

8. 抹茶アイスも悪くないなと思うようになったとき。

9. 信号の色のことで青か緑か揉めはじめ、あれは青だと思い始めるとき。
(日本人は青と緑の区別がつかないと思っている人もいる)

10. 写真撮影のときにピースサインをしてるとき。
(日本人だけが老若男女でやけに好むポーズ)

11. ガソリンスタンドで車から降りもせず、集団で押し寄せてくる店員がフロントガラスを拭いているのを、当然のことのようにただ待っているとき。

12. 自分の国に帰ってから、みんなと飲みに行って、全員のビールを注ぎ始めるとき。
(ビールを注いであげるなんてことはない)

13. 家が10平方メートルでも広いと思うとき。
(ほっとけ)

14. 会社の窓の外の景色が「一面コンクリートだらけ!」の代わりに、「意外と緑もある」とか思いはじめるとき。

15. 鳥は なく "cry"ものだと思うとき。
(英語では鳥は うたう "sing")

16. 電話中にお辞儀している自分に気付くとき。

17. 自分の国に帰って、喫茶店で「アメリカン・コーヒー」を注文してしまうとき。

18. 母国の両親と電話中に父親に「どうしてぶつぶつと文句でこちらの話しをさえぎるのかね」と言われるとき。
(日本人は相手の話しが終る前に話し始めることで有名)

19. 母親と電話でしゃべっていると、「ゲンキってどういう意味?」と聞かれるとき。
(電話でゲンキと返事する癖がついてしまっている)

20. トラックがバックするときに、童謡を流していてもおかしいと思わないとき。

21. ビアガーデンが屋上にあっても不思議に思わなくなるとき。
(海外ではガーデンと呼ぶくらいなので本当の庭でやります)

22. バドワイザーを飲んでいると外国人受けがいいんじゃないかと思うとき。
(外国のビールも飲んでるよーと嬉しそうに強調しにくる日本人が多いらしい)

23. 英文学専攻がバカ女を形容するときのオブラートに包んだ言い方だと思うとき。
(英文学というと欧米ではシェークスピアなどの古典にも強く才女のイメージであるが、こちらで英文学科というとシェークスピアの一節も言える女が居ないらしい)

24. 納豆の美しい食べ方をマスターしたとき。

25. 缶コーヒーがおいしいと思い始めるとき。

26. 車の最初のオプションがTVセットでも不思議に思わないとき。

27. 夏に半そでを着始める日付が決まってると思うとき。

28. 赤の反対は白なんだと思うとき。

29. 高級なウィスキーのボトルを安っぽいバーテンダー相手にキープして帰っても心配しなくなるとき。

30. デザートだのフルーツだの独創的過ぎるものが、ランチのサンドイッチに入っていても別段驚かないとき。

31. 大事な年を平成や昭和の年号で覚え始めるとき。

32. 握手とお辞儀を同時にする芸術をマスターしたとき。

33. 人の家の玄関に頭だけ入れて留守かどうか確かめても大丈夫だと思うとき。

34. 医者から処方箋をもらうとき「これが白い錠剤、こちらが青い錠剤、これはピンクの粉末剤」と言う説明でもなんら不満に思わないとき。

35. バーモントカレーという存在のコンセプトに疑問を抱かなくなったとき。

36. どうでもよい商品に4重の包装紙が当たり前だと思うようになったとき。

37. 電車の同じ車両に外人数人で乗車すると調和がくずれるために落ち着かない気分になるとき。

38. 外国人の友人に必ず「日本滞在年数」を尋ねて種類分けし始めるとき。

39. 田んぼに囲まれた全く何もないとてつもないへんぴな場所で、飲み物の自販機を見つけても驚かず、電源がどこからきているのかも不思議に思わず、そのぽつんとした自販機がコーラを買ったあとにお礼を言ってくれることにも何も思わなくなったとき。
(海外で人気のない場所の自販機は盗難にあって当然)

40. 米の銘柄によって味が違うとか思い始めるとき。

41. JRやタクシー会社に27本ほど寄付したあとでも、まだ玄関には透明傘が溢れかえってるとき。

42. 同方向に走る2車線道路では、左側は駐車場だと思うとき。

43. ジューシーな最高の豚カツに一番合うのは、味もない千切りになった生のキャベツの山だと思い始めるとき。

44. 10月に半そでを着ている外人に向かって「寒くないの?」と聞き始めるとき。

45. 「ノー」を伝えるとき、鼻の上で手を左右に振るとき。

46. 店でクリスマスソングを聞いてもセンチメンタルな気分にならないとき。

47. 趣味は「ドライブ」と言い始めるとき。

48. 濡れた傘には店の入り口で配布しているコンドームが必要だと思うとき。

49. 12月の日曜日は全て忘年会の二日酔いの回復のために用意されていると思うとき。

50. クリスマスイブにケーキを買い始めるようになったとき。
(欧米ではケーキではなくクリスマス・プディングが主流)

51. 吐くまで飲むのを楽しむとき。

52. 胸の谷間を見て、うわっとか思うとき。

53. お昼の弁当は昨日の残りで、器がハローキティでも普通と思うとき。

54. ビール1缶の値段が1ケースの値段と同じことがあっても不思議に思わないとき。
(初めて知らない飲み屋に行くとショックを受けるのだと思われます)

55. 一つの会話につき3回ずつ謝罪している自分に気付くとき。

56. どんな小さな行為でも「がんばる」とか言い出すとき。

57. 片手チョップスタイルと連続お辞儀が混雑を通り抜ける手段だと思い始めるとき。

58. 買い物している間の30分間、車のエンジンをつけっぱなしにし始めるとき。

59. 外人の知り合いにまで血液型を聞き出すとき。

60. 「英語」と「英会話」の細かい差を見出すとき。

61. 自国に帰ったときにタクシーのドアが開くまで待ってしまうとき。

62. 阪神タイガースの試合チケットを買って六甲おろしの練習をするとき。

63. 外人だけが集まるパーティで、誰かが乾杯を言うのを待ってしまうとき。

64. 本屋に雑誌を読むために行き、読むだけ読んだら棚に戻しても疑問に思わないとき。
(海外の本屋は買うところで、立ち読みし放題ということがないのが普通)

65. 1個だけの袋詰めされたジャガイモを買い始めたとき。

66. 旅行のスーツケースの半分をお土産のスペースに使い始めるとき。

67. 外人がいっぱいのバーに行って危険を感じるとき。

68. 単語にアンダーラインを引くのに定規を出すとき。

69. 日本の何もかもがノーマルに思えるとき。

Will's Home page:You've Been In Japan Too Long When...,ThinRope.net:You know you've been in Japan too long when...,gadling.com: 33 Reasons Why You've Been in Japan Too Long より抜粋、意訳、改変、その他記憶より



2011年12月22日木曜日

■【中国ブログ】北朝鮮は世界で最も幸福な国…“なんちゃって”


【中国ブログ】北朝鮮は世界で最も幸福な国…“なんちゃって”
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0531&f=national_0531_073.shtml
2011/05/31(火) 11:45  サーチナ
  
 作家の顧暁軍さんは25日、「朝鮮(北朝鮮)は世界で最も幸福な国家だ」と題するブログ文を発表。「北朝鮮の主張」のパロディーの手法で同国の「理想と現実の落差を皮肉った。中国では同文章の転載が相次いでいる。

 顧暁軍さんの文章は以下の通り。中国では北朝鮮を「朝鮮」と呼ぶが、日本語訳に際して、「北朝鮮」と改めた。


 北朝鮮にはこんな歌がある――「われらの国は、は世界で最も幸福な国。全世界の人々がわれわれをうらやむ!」

 北朝鮮は世界で最も幸福な国。かつては国連軍に侵略されたが、中国人民志願軍が撃退を請け負ってくれた。今では民生の改善、経済発展に自分で知恵をしぼる必要がない。中国政府・外交部の姜兪さんが、責任をもって助けてくれる。

 北朝鮮は世界で最も幸福な国。政府が人民にかわって考えてくれる。太りすぎは健康によくない。だから一人ひとりに提供されるのは、毎日100グラムの穀物だ。北朝鮮人は食べることが好きでない。特に肉は大嫌い。そのため、“金太陽”の誕生日でも、配られるのは豆腐が2切れだけ。

 北朝鮮は世界で最も幸福な国。大通りを見渡しても、つぎはぎのある服を着ている人はいない。政府がちゃんと「どんなに貧しくとも、外出時には立派な服を着よ」と定めているから。

 北朝鮮は世界で最も幸福な国。不動産開発業者がいないから、立ち退きや住宅の価格上昇はない。住宅ローンに苦しむ人もいない。借家人の権利主張団体もない。北朝鮮の庶民は1家4人も5人もで、10平方メートルの部屋にきちんと住んでいる。

 北朝鮮は世界で最も幸福な国。交通渋滞やガソリン値上げの心配はない。駐車場探しに苦労することもない。北朝鮮人は自転車が大好きで、体を鍛えている。首都・平壌(ピョンヤン)の大通りでは、自転車に乗ることもない。“金太陽”が、道路が混んでいると国のイメージが傷つくとお考えになっているからだ。

 北朝鮮は世界で最も幸福な国。人々は外の世界を何にも知らない。党は「北朝鮮は世界で最も幸福な国、生活はまるで天国のよう。指導者で慈父である『金太陽』様が、幸福な生活をもたらした」と言っている。

 北朝鮮は世界で最も幸福な国。中朝国境から逃げ出す人がいれば、中国がきちんと捕まえて、送り返してくれる。手錠なんか使わない。手のひらに穴を開けて針金を通し、引きずってきてくれる。

 北朝鮮は世界で最も幸福な国。北朝鮮の人民は、世界でもっとも恩義を感じる人々だ。だから一人ひとりが胸に金日成と金正日の肖像バッジをつけ、家でも親子の肖像を壁につるして敬っている。

 北朝鮮は世界で最も幸福な国。人口は2400万人。それでも110万人の軍を持つ。北朝鮮は中国を「修正主義」と呼ぶ。北朝鮮人は「中国なんか、やっつけられる。中国の志願軍が米国をやっつけたの同じぐらい簡単だ」と信じている。

 毛沢東左派は北朝鮮をとてもうらやんだ。中国の毛沢東左派よ、私たちの国を北朝鮮追いつき追い越す、世界で最も幸福な国にしておくれ。



■中国で“北朝鮮発表の幸福指数”が評判に=中国1位、北朝鮮第2位


中国で“北朝鮮発表の幸福指数”が評判に=中国1位、北朝鮮第2位
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0530&f=national_0530_091.shtml
2011/05/30(月) 11:51  サーチナ
  
 中国のインターネットで5月末になり、“北朝鮮で発表された世界各国国民の幸福指数ランキング”が評判になった。ユーザが作成した「パロディー」とみられ、「1位は中国で100点満点、2位は北朝鮮で98点」などとした。

 北朝鮮の国営・朝鮮中央テレビが発表したとして、同国を代表する女性アナウンサーのリ・チュニさんがニュースを読み上げる写真と、一部国家の順位と点数を中国語で掲載した。

 同“幸福指数”は「爆笑コンテンツ」として転載が相次いだ。一部ユーザーは、「(反語としての)中国人の幸福感が北朝鮮を上回る」とされた部分について、「金持ちは増えたが、一般庶民は苦しんでいる」などと、深刻に受け止めた。

 “幸福指数”で、第1位の中国は100点満点とされた。第2位以下は北朝鮮(98点)、キューバ(93点)、イラン(88点)、ベネズエラ(85点)と並べられた。韓国は「南朝鮮」と書かれ18点で第153位、米国は米帝国とされ、“幸福指数”最も低い世界第203位で、指標は3点とされた。

 同“幸福指数”は香港の中国大陸系衛星テレビの鳳凰衛視(フェニックステレビ)も取り上げ、さんざんに茶化した。キャスターらしい男性が「第1位は中国。なんと100点満点」、「第2位は朝鮮(北朝鮮)、中国とはわずか2点差の98点、わずか2点差」、「傀儡政権の南朝鮮は18点、諸悪の根源である米帝国はたったの3点」と表情たっぷりに語ると、スタジオは爆笑につつまれた。

 男性は続けて、「中国の汚職官僚が米国に行くのは、悪業の報い。労働による思想改造を受けるためだった」、「金正日将軍が訪中するのは、国民の幸福感で中国に2点の差をつけられているからだ。その2点の秘密を探りに来るわけだ」などと、中国と北朝鮮を皮肉った。


◆解説◆

 中国で、“北朝鮮で発表された世界各国国民の幸福指数ランキング”が評判になったことについては、いくつか注目すべき点がある。

 まず、公式には「最も親密な国」としている北朝鮮を笑いものにする内容が、中国国内で規制されていない点だ。自国民の北朝鮮批判を抑えることは政治的に不利と判断しているだけでなく、「中国の一般庶民の見方」と「規制はしないとの事実」を示すことで、北朝鮮側に対して政治的意思表明をしたと考えてよい。

 次に、多くの中国人が「北朝鮮は大うそを発表する場合がある」とみなしていることだ。実際にはありえない“ランキング”を、「北朝鮮発表」としたことが、「さも、ありなん」との笑いに結びついた。

 さらに、同“ランキング”で上位とされた国は、すべて事実上の独裁政権国家であることだ。そのトップに中国としたことで、「中国も、これらの国と本質的に同じ」との見方を示した。



■【仏国ブログ】日本人のにきびケア「ヘルシーな食生活が予防効果」


【仏国ブログ】日本人のにきびケア「ヘルシーな食生活が予防効果」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1221&f=national_1221_031.shtml
2011/12/21(水) 09:02
  
 日本人は、欧米人と比較して肥満や成人病などの人口が少なく、健康的だと考えられている。にきびに関するフランスのサイト「Acne Traitement」では、日本におけるにきびケアについて、詳しく紹介している。

 まず筆者は、日本人の皮膚はフランス人と比べて一般的になめらかで、トラブルが少ないと語っている。皮膚の問題が少ないのは、日本は皮自然の植物などを基調とした製品を使うためだと考えられており、これが世界中から注目を集めている理由だと述べている。

 にきびケアも例外でなく、日本のにきびケア製品は、どくだみやグレープシードオイル、精油など自然由来のものをベースにしたものが多いという。日本のにきびケアは、欧米のにきびケアとは異なり、にきびの芯の部分にある問題を解決しながら、炎症も抑えていく方法。また、にきび用の飲み薬もあり、体の内側からの働きかけも行うこともあると説明。

 そして、日本人はフランス人よりもにきびの発生が少ないようだと語っている。これは、食生活によるもので、にきび予防に役立つとされる大豆を多く摂取しているためではないかと述べている。

 さらに、日本では無農薬の野菜をフランス人よりも強く求める傾向があると紹介。このような食に対する姿勢は、子どもが口にする食品にも適応しているため、幼年期から正しい食生活をすることで、青年期のにきびや、成人してからの生活習慣病が欧米と比較して少ないことにつながっているのではないかとつづっている。

 日本は、にきびケア製品の評価が高いだけでなく、にきびを作らない食習慣が有効である点を見習いたいとする筆者の考えが伝えられている。 



■【仏国ブログ】日本の和紙焼き「細部へのこだわりが素晴らしい」


【仏国ブログ】日本の和紙焼き「細部へのこだわりが素晴らしい」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1216&f=national_1216_072.shtml
2011/12/16(金) 11:13  サーチナ
  
 日本文化への関心が高いフランスでは、日本の焼き物なども人気がある。フランス人女性のブログ「ちよがみtouch」では、日本の和紙焼きを見る機会があった筆者が、その印象についてつづっている。

 和紙焼きとは、和紙を高火度で焼き、和紙の質感を損なわないまま陶磁器の強度を持たせた焼き物。筆者は和紙や千代紙など、日本の伝統的な紙に興味があったため、パリで和紙焼きの個展が開かれたことを聞きつけ行ってみたと語る。

 日本の焼き物についてはあまり知識がないため、筆者は焼き物のスタイルの違いについてはよく分からなかった。しかし、和紙焼きは一見してすぐにその素晴らしさが分かり、魅了されたと伝えている。

 また、実際に触れてみることもできたため、和紙焼きを手にした筆者は、理由もなく大変感動したと記している。

 初めは荒々しいスタイルという印象を抱いたが、手にとってよく見たところ、作品の絵柄や形状など、細部へのこだわりが感じられた。また色は水彩のような透明感があり独特だったとつづっている。

 和紙の質感がありながら、焼き物として完成された和紙焼きに、筆者は日本のわびとさびを感じたと語っている。そして、この焼き物をぜひ学んでみたくなったと記し、和紙焼きに魅了された様子を伝えている。



■【中国ブログ】日本の女子中高生のスカートが短い理由を推測


【中国ブログ】日本の女子中高生のスカートが短い理由を推測
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1219&f=national_1219_072.shtml
2011/12/19(月) 09:20

 「日本の女子学生のスカートはなぜこんなに短いのか」、これは中国人のネットユーザーの間で最近活発な討論を引き起こしている話題の1つだ。中国人ブロガーの「luckyforever12」さんはこうしたネットユーザーの分析を自身のブログの中でまとめている。

 黒いリュックを背負い、白いシャツ、毛糸のベスト、寒い日にはコートを着る。それでも絶対に欠かせないのはこれ以上短くできないぐらいに短いミニスカートだ。これは日本の女子中高生の必需品と言えるだろう。しかしなぜ日本の女子中高生のスカートはこんなに短いのだろうか。

 多くのネットユーザーは以下の3つの原因を取り上げる。第1の原因は「節約」だ。日本の経済と科学技術はとても発展しているが、日本人は節約を重んじる民族である。その所持品は使用できなくなるまで使い、修理ができなくなってから新しい物を買う。こうした民族性ゆえに生産のところから節約を始めた結果、スカートもこんなに短くなってしまったというのだ。

 第2の原因は「体の鍛錬」。あるネットユーザーは「日本は高緯度にあるため、リューマチや関節炎にかかりやすい。寒さへの抵抗力を養うために小さいころから体を鍛え始める。だから暑くても寒くても、いつもミニスカートをはくのだ」と推測している。

 第3の原因は「AV界の人材育成」である。中には「日本は言わずと知れたAV大国で、性に対する感覚も開放的である。日本のAV業界の発展は日本経済にも影響を与える」と述べるネットユーザーもいる。彼らは「日本の性産業は女子学生が支えている」とさえ考えるのだ。

 以上の3つの原因は日本のネットユーザーのあいだでも議論を呼んでいる。あるユーザーは「第3の原因だけ正解」と述べ、別のユーザーは「節約の次の目標は生地の薄さだ」と指摘する。さらに女子中高生は「おじさん」の「活力の源」と述べるユーザーもいる。ブロガーは「原因が何であれ、若い女性がミニスカートをはく姿が男性の目を楽しませてくれることはまぎれもない事実」と綴った。



■女子高校生の制服スカートが超ミニ化、廃止論争に―カナダ


女子高校生の制服スカートが超ミニ化、廃止論争に―カナダ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1215&f=national_1215_107.shtml
 2011/12/15(木) 13:16  サーチナ

 カナダ・オンタリオ州で、女子高校生の制服スカートが短くなっていることが指摘され論争が起こった。現地の教育局は先日、引き続きスカート着用を認める裁定を下した。台湾・中央通訊社などが伝えた。

 同州ダラム地域では近頃、一部教育関係者から女子高生の制服であるチェック柄スカートの丈が「見るに堪えないほど」短くなってきており、スカート制服を廃止すべきだと指摘する声が上がった。そこで同地域のカトリック教育局は短すぎるスカートの是非について協議を行った。

 同教育局は11月末に投票を実施、結局スカート廃止の提案は否決された。同局主席は「校長らが指導をし、指導に反発する学生は停学処分にして保護者に知らせればよい。保護者だって正常なスカートの長さを知っているから学校側の勧告を受け入れるだろう」とコメントした。

 一方、スカート廃止を主張する教育委員は「どんどん短くなる女子学生のスカートを正すため、学校管理者が多くの時間を浪費しており、正常な教育を妨げている」と語った。

 カナダ国内向けの中国語サイトは「加拿大都市網」は、「制服の一部としてスカート着用の権利を守らなければ」と語る2人の女子高校生の写真を掲載。カメラに向かって腕組みする2人がはいていた制服スカートは、日本の女子高校生並みに短いものだった。



■メッシあわやぶち切れ!? テレビの失礼な質問に


メッシあわやぶち切れ!? テレビの失礼な質問に
http://news.livedoor.com/article/detail/6129445/
2011年12月19日10時00分 Sports Watch

18日に行なわれたFIFAクラブワールドカップ2011を、圧倒的な強さで制したバルセロナ。しかし優勝セレモニーのウラでは、その余韻をぶち壊しにしかねないある"事件"が起こっていた。

優勝セレモニーで喜びを爆発させる大会MVPのFWリオネル・メッシが、セレモニーの最中にスタジオに呼び出されてショートインタビューを受けることに。スタジオのタレント陣はスーパースターを目の前に緊張したのか、「老後はどうするのか?」という趣旨の質問を行なったのだ。

メッシは一瞬だけ怪訝な表情をしたものの、すぐに通訳を介し「まだ引退までは時間があるので、(現役生活が)終わったら考えます」とコメント。そのまま踵を返し、セレモニーに戻った。取材後、タレント陣は「あんな不機嫌なメッシさん見たのは初めて、よほど強引に連れてきたのかな」という感想を漏らしていた。

メッシが気分を害したとしたら、その質問だけが理由ではないだろう。メッシはバルセロナの選手全員と輪になって喜ぶパフォーマンスを行なう予定であり、呼び出しはその直前だった。とはいえ、世界の頂点に立った直後の選手に「老後」を聞くことがふさわしいのかどうか、疑問は残る。

映像を見るかぎり、メッシは「にこやか」とはいかないものの大人の対応をした。もし本気で怒っていたら、クラブワールドカップ2011は最悪の形で終わっていた可能性もある。メッシの懐の深さに、多くの人が救われたといえるだろう。



■ブルージェイズがなんとしてもダルビッシュを獲りたい背景…米事情通



ブルージェイズがなんとしてもダルビッシュを獲りたい背景…米事情通
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1220&f=national_1220_086.shtml
2011/12/20(火) 11:44  サーチナ
  
 ダルビッシュの落札球団は日本時間21日午前7時に明らかになる予定だ。今のところブルージェイズ、ヤンキース、レッドソックス、カブスなどの名前が挙がっているが、米マスコミの間ではブルージェイズが最も有力という報道が中心だ。

 19日付けのFOXSPORTSが、ブルージェイズの経済事情と戦略を分析し、ダルビッシュ獲得の利点について述べている。

 ブルージェイズはMLBでカナダに本拠地を持つ唯一の球団。人気と実力ともトップクラスのヤンキース、レッドソックスと同じアメリカンリーグ東地区に属する。1992、1993年と連続してワールドチャンピオンに輝くがその後は低迷。18年間プレーオフには出場できていない。現在では東地区では3.4番目というのが定位置だ。

 低迷球団であるブルージェイズがダルビッシュ獲得を目指すのはなぜか? 「ブルージェイズはダルビッシュへの賭けで勝利を記録したい」と題された記事で、オーナーであるロジャー・コミュニケーションズの戦略が語られている。

 ロジャー・コミュニケーションズはカナダの大手通信会社だ。今までのMLBのオーナーとは全く違ったタイプのオーナーだと記事は語る。2000年にブルージェイズを買収し、その後スタジアムも買い取りロジャー・スタジアムと命名。携帯電話ではカナダ国内最多の加入者数を誇り、特にカナダ英語圏では独占状態だ。

 またケーブルテレビ、ケーブルネットワークでもカナダ最大。ブロードバンドに多大な力を持つロジャー・コミュニケーションズはその通信網にブルージェイズを載せるだけでオートマチックにスター選手を作り上げる環境を持っている事になる。

 またブルージェイズの人気が上がれば広告収入は増え、広告収入が増えればブルージェイズは強くなるという理想的なスポーツとメディアの融合スタイルを築くことができると記事は語る。このシステムが成功すれば、遅かれ早かれブルージェイズがヤンキースを打ち負かす日が来るだろうと予言している。

 なにしろ、ブルージェイズは人気球団のいる東地区に所属している。ヤンキース戦、レッドソックス戦をドル箱にできる環境はそろっているわけだ。

 記事は松坂大輔を例にあげ、「彼は現在こそ失望の的となっているが、入団当初はレッドソックスの新しい市場を開拓することができた」とし、ダルビッシュはあらゆる点で松坂より優れ、彼をブルージェイズが獲得できれば多大な市場の開拓になるだろうと付け加えている。だからこそロジャー・コミュニケーションズはダルビッシュ獲得に多額の資金を用意しているというわけだ。

 落札金額は史上最高という報道もなされる中、実際の入団まではまだまだ道のりは長い。その第一歩は日本時間21日午前7時に発表される。どこの球団が落札しているのだろうか?



■四国の観光客9.7%減 4~9月、大震災・高速割引終了響く


四国の観光客9.7%減 4~9月、大震災・高速割引終了響く
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819890E3EBE2E1938DE3EBE3E0E0E2E3E39E93E2E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4EB
2011/12/20 6:03

 四国4県の観光への逆風が強まっている。四国運輸局が19日まとめた2011年度上半期(4~9月)の主要観光地入込状況によると、観光客数は前年同期比9.7%減の787万人となった。減少は2年連続で、800万人台を割り込むのは5年ぶり。東日本大震災や高速道路の割引終了などが重なった。10月以降も低調で、各観光地は集客に知恵を絞っている。

 観光地入込状況は四国運輸局が各県の主要15カ所、計60カ所について調査している。一部施設は駐車場などの使用状況から推計して算出した。

 11年度上半期に落ち込んだ最大の要因は3月に発生した東日本大震災の影響。全国的に観光や消費を自粛する動きが広がり、四国にも及んだ。

 特に影響が大きかったのは団体旅行の減少。金刀比羅宮や温泉宿が集積する琴平(香川県琴平町)は13%減の126万人、愛媛県の道後温泉(松山市)は組合加盟旅館の宿泊者数が5%減の38万人となった。

 同温泉旅館協同組合によると、11月も速報値で4.2%減。「震災後に激減した団体客がまだ戻っていない」(後藤雅俊事務局長)と厳しさは変わっていないようだ。

 四国を舞台とする大型テレビドラマが終了したことによる反動も大きい。高知県はNHK大河ドラマ「龍馬伝」の人気を追い風に昨年度の上半期は131万人と現行調査開始以来の最高を記録したが、今年度は一転して21%減の104万人に落ち込んだ。坂本龍馬記念館(高知市、50%減)、桂浜駐車場(高知市、27%減)などで客足が鈍っている。

 愛媛県では「坂の上の雲」第2部終了で坂の上の雲ミュージアム(松山市)などが不振だった。
 もっとも高知県観光コンベンション協会によると、10月の県内主要ホテル・旅館の宿泊客数は前年同月比で13%減だが、09年の同月比では11%増。同協会では「龍馬伝放送前に比べれば増えている。竜馬効果はまだ持続している」と強気だ。

 高速道路料金の割引制度終了も観光客の減少につながった。特に無料化社会実験が実施されていた地域は影響が大きい。内子座(愛媛県内子町)が15%減、足摺海底館(高知県土佐清水市)が28%減となった。休日1000円割引がなくなり、道の駅「渦の道」(徳島県鳴門市)も11%減と落ち込んだ。

 逆風が強い一方で、集客に向けた取り組みも進む。貴重な地質や地形を保護活用する自然公園「世界ジオパーク」(地質遺産)に「室戸ジオパーク」が認定された高知県室戸市では、室戸岬周辺を10月に訪れた観光客は6442人と前年同月比82%増えた。運輸局の調査地点には入っていないが、新名所として国内外にアピールしていく。

 西日本では、瀬戸内海を新たな観光資源として盛り上げようと、各ブロックの広域観光協会が中部~九州までを結ぶ新たな観光ルートの開発を進めている。各地の運輸局や自治体を中心に瀬戸内海クルーズを誘致する活動も始まった。来年のNHK大河ドラマ「平清盛」にも期待が集まる。



■高知 観光対決:どっちに行きたい?


高知 観光対決:どっちに行きたい?
四万十・足摺と徳島・にし阿波、フェイスブックで魅力競う /高知
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20111220ddlk39100692000c.html
毎日新聞 2011年12月20日 地方版

 ◇投票者にはプレゼントも

 四万十市など6市町村でつくる「四万十・足摺エリア観光圏」と徳島県西部4市町の「にし阿波観光圏」が、インターネットの交流サイト「フェイスブック」で地域の魅力を競いあう。題して「海の秘境・山の秘境対決~冬の陣八番勝負」。観光名所や名産品の写真や動画、記事などを配信し、サイト利用者に「行ってみたい」場所へ一票を投じてもらう。

 四国の魅力を広く発信しようと四国運輸局などが企画した。絶景▽お鍋▽人(おもてなし)▽湯めぐり▽パワースポット--など八つのテーマを設定し、1月11日から3月上旬まで、動画や記事などを毎週配信。その間投票を受け付ける。

 「絶景」は足摺岬(土佐清水市)と祖谷渓(三好市)が競い、有名人物は「ジョン万次郎」と「こなきじじい」を取り上げ、それぞれ関連する観光施設を紹介する。

 投票者に贈るプレゼントは、投票で勝った側の名産品や宿泊券などを予定しているという。プレゼント費用は負けた側が負担する計画で、両観光圏とも「負けられない」と必勝態勢だ。

 四国運輸局は「今回の対決を四国全体の活性化につなげていきたい。夏の対決も実施したい」と話している。【黄在龍】



■龍神温泉が秘湯部門で1位 全国人気温泉地の満足度ランキング


龍神温泉が秘湯部門で1位 全国人気温泉地の満足度ランキング
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=223318
2011年12月20日更新

 和歌山県田辺市龍神村の龍神温泉が、リクルート(本社・東京都)の発行する旅行情報誌「じゃらん」が実施した「人気温泉地ランキング2012」の満足度ランキング秘湯部門で1位に輝いた。台風12号の影響で観光客が減少する中、龍神村の観光関係者は「うれしいニュース」と喜んでいる。

 ランキングは、全国331カ所の温泉地の中から複数回答する形式。同社が運営する旅行情報サイト「じゃらんnet」の利用者を対象に9月1日から7日までアンケートを実施し、1万1031人から回答を得た。「人気温泉地(もう一度行ってみたい)」「あこがれ(まだ行ったことはないが、一度は行ってみたい)」「訪問経験(最近1年間に行ったことがある)」「満足度(最近1年間に行ったことがあるうち、満足した温泉地)」の四つのランキングがある。

 満足度ランキング秘湯部門は、回答者のうち訪れたことのある人が50人以上75人未満だった44温泉地が対象。龍神温泉の満足度割合は93・2%で、総合部門でも6位に入った。あこがれランキングでも48位に選ばれている。

 龍神温泉は1300年ほど前、役行者小角によって発見され、平安時代に弘法大師が仏教の八龍王の一つ「難陀龍王」の夢のお告げによって浴場を開いたと伝えられる。江戸時代には紀州藩の別荘地として栄え、群馬県の川中温泉、島根県の湯の川温泉とともに「日本三美人の湯」としても知られている。

 しかし、9月の台風12号以降は観光客が激減。市観光振興課によると、龍神村の宿泊客は9月が1035人(昨年4840人)、10月は3192人(同5107人)と大きく落ち込んでいる。

 龍神温泉協会の若井浩平会長は「台風12号以降、観光客が激減していた中でうれしいニュース」。龍神観光協会事務局は「実際に訪れてくれた人の感想ということで大変ありがたい。関係者の皆さんが心を込めたおもてなしに取り組んできた結果。泉質だけではなく、豊かな自然や人の良さなどが総合的に判断されたと思う。来年の辰(たつ)年に向け、大きな励みになる」と話している。

 人気温泉地ランキングは神奈川県の箱根温泉、あこがれ温泉地ランキングは大分県の由布院温泉がそれぞれ1位だった。

 県内では、人気ランキングで白浜温泉が20位、勝浦・串本・すさみの温泉が47位でトップ50入りした。白浜温泉はあこがれランキングでも27位、訪問経験ランキングでも15位に入った。
【満足度ランキング秘湯部門で1位に選ばれた龍神温泉(和歌山県田辺市龍神村龍神で)】



■あこがれ温泉草津2位/じゃらん調査


あこがれ温泉草津2位/じゃらん調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20111219-OYT8T00098.htm
2011年12月19日  読売新聞

3部門で3傑

観光客に人気の草津温泉のシンボル「湯畑」 リクルートが発行する国内旅行雑誌「じゃらん」が全国331の温泉地を対象に行った人気ランキングで、草津温泉が4部門中3部門でベスト3に入った。

 まだ行ったことのない人が選ぶ「あこがれ温泉地ランキング」は、昨年に続き過去最高タイの2位。「有名なので」を理由に挙げる人が多く、ブランド力の強さがうかがえた。もう一度行ってみたい温泉を選ぶ「人気温泉地ランキング」では3位、この1年間で訪れた温泉地を挙げる「訪問経験ランキング」では2位に入った。

 東日本大震災直後に落ち込んだ観光客数は徐々に回復し、大型観光企画「群馬デスティネーションキャンペーン」(7~9月)の期間中の入り込み客数は、前年比7・2%増。草津は、県内主要9温泉地の中でトップの増加率だった。

 「人気温泉地ランキング」の1位は箱根温泉(神奈川県)で、2位は由布院温泉(大分県)だった。県内では、伊香保温泉(22位)、万座温泉(35位)、四万温泉(40位)がランクインした。万座温泉は、満足した温泉を選ぶ「満足度ランキング」でも2位に入った。



■観光庁、福島への旅行呼びかけ-原発ステップ2完了で


観光庁、福島への旅行呼びかけ-原発ステップ2完了で
2011年12月19日(月)

 観光庁は11月16日、福島県への旅行を呼びかけるメッセージを発出した。同日内閣総理大臣の野田佳彦氏が発表した、原子炉の「冷温停止状態」の達成にあたる「東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」のステップ2の完了宣言をうけてのもの。ウェブサイト上で「全国の皆さん、是非、福島に旅行に出掛けて下さい」と呼びかけた。今後は海外向けのメッセージも作成し、日本政府観光局(JNTO)のウェブサイトなどで広く発信していく考えだ。

 観光庁によると、福島県では今後、福島県の訪問者に対し、県産品をプレゼントするなど来訪に感謝を表す「ありがとうキャンペーン」を展開し、誘客をはかる考え。また、冬のスキー需要回復のため、現在実施している19歳のリフト無料キャンペーンの対象を20歳から22歳に広げ、福島県内の会場数も現在の16会場から20会場に拡大する計画だ。ともに第3次補正予算の復興関連予算を活用し、議会の承認後、来年から開始する予定だという。

 なお、観光庁では、第3次補正予算で東北地方全体を博覧会場と見立てて、地域や民間の取り組みを連携させ、統一的な情報発信をおこなう「東北観光博」を実施。さらに、福島県ではMICE誘致に向けたセールス活動を実施するなど、東北復興に向けた働きかけを続けていく。



■12年の出国者数は1740万人を予測、11年もプラス成長へ-JTBF


12年の出国者数は1740万人を予測、11年もプラス成長へ-JTBF
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=51623
2011年12月19日(月)

  財団法人日本交通公社(JTBF)主任研究員の黒須宏志氏は、2012年の海外旅行者数を2011年の着地予想値より2.7%増となる1740万人と予測した。2011年は前年比1.9%増の1695万人とプラス成長を見込む。東日本大震災を受けて、昨年の予測値1730万人を1625万人に下方修正していたが、昨今の需要動向を受け「強気の予想」と説明。12月中旬までの成田発の出国者数が、11月より5ポイント上回る堅調な推移で「12月は(2ケタ増となった)8月の伸び率に近づくのでは」というのがその理由だ。

 震災後の海外旅行市場について、黒須氏は「質の変化」を指摘。震災後のマインド変化として、リーマンショック後に顕在化してきた生活を見直そうとする傾向が、より強まったと話す。そのため、旅行も一過性の消費から自己の経験の蓄積となる営みを望む傾向に変化。「幸いなことに旅行は必要なものとして捉えられた」とし、それが今年の海外旅行市場では、ゴールデンウィークの駆け込み需要や夏休みの好調な推移、年末年始の需要増加に表れたという。

 一方、震災後の旅券発給数は10代、20代の若年層で増加しているものの、それ以外の世代は減少しており「発給数の減少が続く時は人数の伸びは続かない」と指摘。若年層が自己投資の一環として海外旅行に出かける傾向が増えたのに対し、シニアの出国率の低下に警鐘を鳴らす。また、震災後のGDPと海外旅行者数との相関図がイレギュラーな動きを示しており、「今年の第4四半期は円高と考え方の変化という、景気だけでない要素で動いている。市場を下支えしているのはビジネス需要だが、増加分はイレギュラーなレジャー需要の貢献」と説明。「経済活動と海外旅行はシンクロする。基本的に(この傾向は)長くは続かない」との見通しを示した。

 日本発着の航空座席についてはOAGのデータによると、2011年通年では2.2%増。2012年上期(4月~9月)は7.2%増。このうち、就航が決定しているLCCで1%から2%増加するという。ただし、2011年は震災の影響によるインバウンドの減少分を海外旅行に積み増しできていたが、2012年はインバウンドの回復にともない、インバウンドとの拮抗が出てくると話す。

 なお、訪日旅行者数は2011年の着地が27.4%減の625万人、2012年が26.5%増の790万人と予想。国内旅行は2012年は2%から3%増との予想を発表した。



■関空、年末年始は6%増の39.3万人予想-11月は10ヶ月ぶりの5%増


関空、年末年始は6%増の39.3万人予想-11月は10ヶ月ぶりの5%増
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=51622
2011年12月19日(月)

  関西国際空港の2011年12月23日から2012年1月4日までの国際線旅客数は前年比6%増の39万3400人となる予想だ。冬期スケジュールからの外国航空会社の増便や円高の影響で、4年ぶりに1日3万人を上回る見込みだという。このうち、出発旅客数は10%増の20万5700人、到着旅客数は3%増の18万7700人となった。

 出発ピークは12月30日で1万8900人、到着ピークは1月4日で1万8400人となる見込み。方面別では、昨年と同様に近場の韓国、東南アジア、中国が上位3位を占めた。伸び率をみると、ハワイアン航空(HA)の就航や中国南方航空(CZ)の中国線増便などにより、ハワイや台湾、中国がそれぞれ37%増、22%増、21%増と高い伸びを示した。

 また、11月の国際線旅客数は速報値で5%増の85万6322人となり、10ヶ月ぶりに前年を上回った。このうち、日本人旅客数は8%増の57万9090人で、外国人旅客数は4%減の25万240人となり、減少幅がさらに縮小した。通過客は52%増の2万6992人だった。国際線旅客便発着回数も5%増の5034回と増加した。国内線は旅客数が3%増の28万7834人、旅客便発着回数は1%増の1983回だった。



■観光だけの卒業旅行はもう古い! グローバル人材になれる海外研修


観光だけの卒業旅行はもう古い! グローバル人材になれる海外研修
http://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000043771
2011年12月20日 15:30

現在のビジネスはますますグローバル化が進み、どの企業もグローバルマーケットを視野に入れてビジネスをしなければならなくなりました。入社前パワーアッププログラムなら、卒業旅行で海外に遊びに行くよりも、これから海外で活躍するための知識も同時に得られるので同期よりも一歩差をつけて入社できます。


 ■習うより慣れよう。英語が出来なくても大丈夫!

海外でビジネスを推進するグローバル人材になるには、英語などの語学力が不可欠ですが、日本人には苦手な分野だと思われています。

しかし、本当にそうでしょうか?英語で自己紹介するのも怪しい学生ですら、英語を話さなければならない場面に飛び込むことで片言でも話せるようになります。まずは英語を話さなければならない状況に飛び込むことが、グローバル人材への一歩です。


■どこでも臆せず仕事ができるようになる創造的研修

プログラム中では、ホーチミンやダナンの工業団地・製造工場の見学や、日系・現地などさまざまな企業の訪問を行います。

またベトナムの企業に対して「日本とビジネスをする」こと等をテーマに改善策のプランニングとプレゼンを行います。

言葉の通じない現地でのフィールドワークやアンケート調査など、コミュニケーション力、創造力、チームワークが鍛えられるプロジェクトです。新興国というアウェイ環境でプロジェクトを推進することで心身ともに成長できます。
http://j-daigaku.com/other/other_de_09.html

【開催概要】
開催日:2012年2月19日~3月4日(2週間)
場所:ベトナム(ホーチミン、ダナン、ホイアン)
参加費用:33万円(参加費用に含まれるもの:ベトナムでの研修費、ベトナム滞在中の滞在費)
旅行手配:なし(現地集合・現地解散)
http://j-daigaku.com/other/other_de_09.html

【人事の大学とは】
”世界で存在感を示すための、人材マネジメントスクール”
http://j-daigaku.com/
「人事の大学」は、株式会社JIN-Gが主催する、“人事部も含めたすべてのビジネスパーソンが、人材マネジメントスキルを身につける”ためのビジネススクールです。
業界を代表する実務家が試行錯誤してきた成果をもとに、日本企業が世界で存在感を示すために必要なスキルアップと学びの場を提供します。

【お問い合わせ先】
人事の大学事務局 (株式会社 JIN-G)
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-18-2 冨久正ビル2階
Mail:info@jin-g.com URL:http://www.jin-g.com/
Tel:03- 6908-6101 / FAX:03- 6908-6101



■週刊不景気ニュース12/18、赤字業績やリストラの発表が相次ぐ


週刊不景気ニュース12/18、赤字業績やリストラの発表が相次ぐ
http://www.fukeiki.com/2011/12/week-report-1218.html
2011年12月18日 20:34

12月12日から18日までに起こった不景気な出来事を総括する「週刊不景気ニュース」。赤字業績やリストラの発表が相次いだ1週間となりました。

破産(準備含む)により倒産したのは、福井の不動産開発「合同開発」、茨城のゴルフ場運営「ゆたか環境緑化」、大分の建設業「川面建設」、兵庫の真珠加工「タカハシパール」となりました。

また、群馬のヘッドホン製造「トクミ電子工業」が特別清算の開始決定を受けたほか、石川の焼肉チェーン展開「フーズ・フォーラス」が来年2月にも特別清算を申請する方針が明らかになりました。
一方、人員削減によるリストラ策を発表したのは、西武グループの「プリンスホテル」で500名、フランスの金融大手「クレディ・アグリコル」で2350名、アメリカの金融大手「モルガン・スタンレー」で1600名、アメリカの化学大手「3M」で4900名となりました。

そのほか、赤字業績を発表した主な企業は、不動産業の「東京建物」、小型モーター製造の「シコー」、同じく小型モーター製造の「マブチモーター」、精密金型・ICリードフレーム製造の「三井ハイテック」、宝飾品販売の「田崎真珠」、光学機器メーカーの「オリンパス」、製紙大手の「大王製紙」、不動産情報サービスの「ジアース」、書籍販売大手の「丸善CHIホールディングス」などとなりました。



■プリンスホテルが蒲郡プリンスと奥琵琶湖マキノプリンスを売却


■プリンスホテルが蒲郡プリンスと奥琵琶湖マキノプリンスを売却
http://www.fukeiki.com/2011/12/prince-hotel-gamagori-okubiwako.html
2011年12月19日 14:23  不景気ドットコム

西武グループの「プリンスホテル」は、「蒲郡プリンスホテル」(愛知県蒲郡市)および「奥琵琶湖マキノプリンスホテル」(滋賀県高島市)を2012年3月30日付でそれぞれ売却すると発表しました。

1987年に蒲郡市からホテルを購入し営業を開始した蒲郡プリンスホテルは、地上3階地下1階で客室数は27室。一方、1995年に開業の奥琵琶湖マキノプリンスホテルは、地上2階地下1階で客室数は60室。両ホテルは、それぞれリゾートホテル・ブライダル事業を手掛ける「呉竹荘」グループと、スキー場事業を手掛ける「マックスアースリゾート」へ売却される予定です。

景気低迷による個人消費の落ち込みや、リゾートホテルに対するニーズの多様化で厳しい環境が続いているための措置で、蒲郡プリンスホテルは「蒲郡クラシックホテル」へ、奥琵琶湖マキノプリンスホテルも名称を変更して営業を継続する見通しです。




■プリンスホテルが早期退職による500名の人員削減へ
http://www.fukeiki.com/2011/12/prince-hotel-cut-500-job.html
2011年12月15日 19:23

西武ホールディングスは、子会社の「プリンスホテル」において早期退職転身施策による500名の人員削減を明らかにしました。

対象となるのはプリンスホテルに在籍する40歳以上の社員が中心で、退職日は2012年3月15日。退職者には特別退職金を別途支給するほか、希望者には再就職支援を実施する方針です。

東日本大震災や歴史的な円高による外国人宿泊客の減少などで厳しい環境が続いていることから、営業体制に見合う人員規模への再構築が必要と判断し今回の決定に至ったようです。



■関西広域連合:観光振興計画策定委 「カジノ削除」求める /京都


関西広域連合:観光振興計画策定委 「カジノ削除」求める /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111217ddlk26010501000c.html
毎日新聞 2011年12月17日 地方版

 関西広域連合の関西観光・文化振興計画策定委員会(座長、大橋昭一・和歌山大名誉教授)が16日、京都市であった。広域連合に来月報告する予定の計画最終案の中で、検討する取り組みの例として「カジノ」を挙げていることについて、委員から削除を求める意見が相次いだ。

 会では学識者と広域連合参加府県の担当者による統合型リゾート研究会で大阪府が推進するカジノを巡る議論が賛否で二分していることが報告された。委員からは「(観光資源は)その土地の生活文化。広域連合で主体的に推進する必要はない」「暴力団との関係が懸念される」などとして、反対の声が相次いだ。

 これらの意見を踏まえ、大橋座長が「現段階では(例示を)カットしたほうがいい」と提案した。事務局(京都府)側は「真摯(しんし)に受け止め、検討する」と回答した。



■関西広域連合、カジノ誘致削除も 委員から疑問続出


関西広域連合、カジノ誘致削除も 委員から疑問続出
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20111216000085

 関西広域連合の関西観光・文化振興計画策定委員会が16日、京都市上京区で開かれた。事務局の京都府が示した最終計画案にカジノ誘致の検討が含まれていることに対し、有識者委員から疑問の声が続出し、複数委員が「削除」を求める事態となった。計画を決定する各府県知事の間でも意見の相違があり、計画から外れる可能性が出てきた。

 カジノは大阪府が誘致を目指しており、広域連合でも海外誘客の一環として、7月にまとめた同振興計画の中間案にカジノ誘致を明記した。11月に広域連合がカジノを調べる研究会つくり、影響を調べている。

 この日の委員会では、研究会でも賛否が分かれていることを踏まえ、日本ホテル協会常任理事の平岩孝一郎氏が「計画に含めれば委員会が賛成したととられる」と削除を要求。座長の和歌山大名誉教授の大橋昭一氏も「個人的には現段階ではカットすべきだ」と主張した。

 事務局の府側は「表現はこちらで検討する」と説明したが、その後も「誘致したい外国人観光客はカジノ目当ての富裕層なのか」、「豊富な観光資源があるのに必要なのか」となど疑問の意見が続出した。

 今後、1月中旬の委員会で最終案を策定し、これを基に同月下旬の知事会合で決定する。ただカジノ誘致をめぐっては積極的な大阪に対し滋賀や兵庫は消極的。京都府議会でも異論が相次いでおり、計画に盛り込まれるかどうか、不透明な情勢になっている。



■「コリアタウン」魅力づくりを議論 関西フォーラム2011開催 大阪


「コリアタウン」魅力づくりを議論 関西フォーラム2011開催 大阪
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111218/osk11121802000000-n1.htm
2011.12.18 02:00

 在日韓国・朝鮮人が多く暮らす大阪市生野区の「コリアタウン」を大阪有数の観光名所に発展させようと「韓国・関西フォーラム2011」が大阪市北区の大阪国際会議場で開かれ、関西の韓国文化発信の拠点としてのコリアタウンの必要性など意見を交わした。

 経済団体や観光業界関係者、市民ら約200人が参加した。久隆浩・近畿大教授、李龍権・在日本大韓民国民団大阪府地方本部副団長、吉野伊佐男・吉本興業会長ら計6人が、朴一・大阪市立大教授の進行で東京のコリアタウンと呼ばれる新大久保との違いや大阪独自の魅力づくりなどを訴えた。

■パラマウント落選 悲劇の地に観光客は戻るか エキスポ跡地に教育エンタメ施設


パラマウント落選 悲劇の地に観光客は戻るか エキスポ跡地に「教育エンタメ施設
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111217/waf11121718000015-n1.htm
2011.12.17 18:00 [west経済]

 平成19年5月のジェットコースター事故の影響で閉園していた「エキスポランド」跡地(大阪府吹田市)は、28年9月までに教育と娯楽の融合をテーマにした複合施設に生まれ変わる見通しになった。職業体験のほか、英語を活用しながら楽しむなど「教育エンターテインメント」を中心に、ショッピングゾーンも併設。日本が誇る「マンガ文化」の発信など、「大阪再生」のシンボルとしての期待も高まる。ただ、立地条件などで不安材料がないとはいえず、期待通りに集客できる施設となるかどうかが、注目される。(津田大資)

「エデュテイメント」

 跡地の活性化事業について第三者委員会で審査していた大阪府は12月12日、アイデアを提案していた2事業者のうち、教育エンターテインメント施設をメーンとする「The Museum City of Expo21」のコンセプトを提案した三井不動産(東京)を最優秀提案者に選んだ。

 第三者委員会は、「教育」(エデュケーション)と「エンターテインメント」を融合させた「エデュテイメント」を前面に打ち出した点や、三井不動産の財務力や管理運営能力などを評価。「にぎわいの想像と安定した事業運営が期待できる」とした。

 同社が企画しているのは、職業体験やものづくり、スポーツ、料理などを英語で楽しみながら学ぶ体験型エンターテインメント施設▽世界的な文化となった日本の「マンガ」や「アニメ」を発信するテーマ館▽子供たちの想像力をおもちゃで育てる施設▽世界各国の大自然映像などを使ったシアターやブースのある自然体験型施設▽ワークショップや教育体験機能を持つ水族館-など、いずれも「学び」と「遊び」を一体化させているのが特徴だ。

 三井不動産は「少子高齢化や嗜好(しこう)の多様化など、消費者トレンドの変化を考慮し、多様なコンテンツを集める」としている。
 
目標は年2千万人

 跡地利用のアイデアを公募していた大阪府は、年間の集客目標を500万人(うち1割は海外から)と設定。

 これに対し、三井不動産は、教育エンターテインメント施設だけで年600万人、ショッピングゾーンなども加えた全体では年2千万人を目標としている。

 海外からの観光客も呼び込むため、集客力があり、話題性のあるショッピングゾーンも設ける方針。

 さらに、多数のスクリーンを備えた映画館(シネマコンプレックス)や、スポーツ・レクリエーション施設、エンターテインメント性の高いレストランなどの設置も予定。流行の変遷に対応できるよう、開業後も積極的に施設を入れ替える方針だ。

 三井不動産は「将来にわたって時代のニーズを捉え続ける施設になる」と自信をみせる。
 

財務力がカギ

 事業選定にあたっては、早い時期から米映画大手「パラマウント・ピクチャーズ」がテーマパークとして名乗りを上げ、大阪府知事時代に次期大阪市長の橋下徹氏も誘致に前向きな姿勢をみせていたことから、一時は最有力と目されていた。

 映画のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)が年間約800万人の集客力を持つため、「映画のテーマパークなら、国内外から安定した集客が望める」と期待する関係者もいたが、審査では三井不動産に軍配が上がった。



■自転車の観光活用など紹介シェアする


自転車の観光活用など紹介シェアする
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201112180105.html
'11/12/18

 自転車を生かしたまちづくりを考える「ひろしま自転車トーク2011」が17日、広島市中区の市まちづくり市民交流プラザであった。広島県内自治体の自転車による観光振興策の紹介や欧米での取り組みの報告があった。

 パネル討議は観光関係者や市民団体代表たち4人が出席。尾道観光協会(尾道市)の加藤慈然理事(53)は、市が瀬戸内しまなみ海道での自転車の利用促進を狙い、沿道に空気入れやトイレなどを備えた「しまなみサイクルオアシス」を多数設けていることを話した。

 江田島市で観光ボランティアを務める吉田智志さん(36)は、島内を自転車で走りながら観光案内が聞ける音声端末機を観光協会が無償で貸し出していると報告。広島市の市民団体「ひろしまジン大学」の平尾順平学長(35)は国内外から観光客が多く訪れる広島市では「市民が自転車マナーを心掛け、来た人に安心感を与えるもてなしの心を持ちたい」と呼び掛けた。

 基調講演した徳島大大学院の山中英生教授は、ドイツではライン川に沿った長距離自転車道などが整備されていることや自転車の旅行者向けの宿泊施設が数千施設あることなどを紹介。自転車が利用しやすい環境をつくることが地域の魅力向上につながると説いた。

 建設コンサルタンツ協会中国支部(広島市)が主催し、市民約90人が参加した。



■バリアフリー観光:全盲男性が起業 一人旅の経験生かし


■バリアフリー観光:全盲男性が起業 一人旅の経験生かし
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111218k0000e040143000c.html
毎日新聞 2011年12月18日 15時25分

 愛用のカメラを手に笑顔を見せる大平啓朗さん=北海道函館市中島町の「中島れんばいふれあいセンター」で2011年12月17日、近藤卓資撮影 北海道函館市の全盲の写真家、大平啓朗(ひろあき)さん(32)が17日、障害者向けのツアーの企画やガイドをする会社を開業した。「目が見えなくても体が不自由でも旅は楽しい」と話し、全国一人旅の体験を生かし障害者にやさしい「バリアフリー観光」の普及を目指す。

 大平さんは山形大大学院生だった03年に薬品の誤飲で光を失った。その後も趣味の写真撮影を続け、音やにおいなど体に感じるタイミングでシャッターを押し続けてきた。

 「目が見えなくても訓練でいろんなことができる」。09年に白杖(はくじょう)を頼りに47都道府県を1人で回り、健常者が障害者へのサポートの仕方で戸惑っていることを実感した。その後の旅行で宿泊予約を断られたこともあり、起業を決意した。

 会社名は「ふらっとほ~む」とし、「ふらっと入れるフラット(平ら)な場所」という願いを込めた。スタッフは大平さんを含め3人で、来月には札幌市の旅行代理店と共同で車椅子用のリフト付き観光バスを使った函館観光ツアーを実施する。乗馬やワカサギ釣り、大平さんがガイドになるツアーも計画している。NPO法人化を目指し、「障害者と健常者の橋渡し役になりたい」と張り切っている。事務所は函館市中島町の「中島れんばいふれあいセンター」内(電話0138・87・0817)。



■橋下新市長:近代美術館計画を白紙に「しょぼいのいらん」


■橋下新市長:近代美術館計画を白紙に「しょぼいのいらん」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111218k0000e040145000c.html
毎日新聞 2011年12月18日 15時49分

 空き地や駐車場になっている大阪市立近代美術館の建設予定地。高層ビルや国立国際美術館(手前右)に囲まれた一等地にある=大阪市北区中之島で、原田啓之撮影 大阪市長就任を19日に控えた橋下徹氏が、大阪・中之島に建設予定の市立近代美術館の計画を白紙に戻し、府市統合本部で検討する方針を表明している。市が購入したり寄付を受けたりした絵画、オブジェなどは約4500点。橋下氏はコンサートホールなども備えた複合施設に変更することも視野に入れているが、事業中止の場合、作品を売却する可能性を示唆しており、関係者は計画の行く末にやきもきしている。【原田啓之】

 近代美術館の建設構想は83年、市制施行100周年記念事業として浮上。市が98年に基本計画を作り、用地を国から226億円(うち建設用地は117億円分で残りは売却予定)で購入した。展示予定作品では、近現代の美術品約3500点の寄贈を受け、約1000点を約153億円で購入。最も高いモディリアーニの「髪をほどいた横たわる裸婦」(1917年)にはバブル期の89年に19億3000万円も出した。

 ところが、財政難で計画は中断。昨年11月には整備費を280億円から122億円に縮減し、建物の延べ床面積を2万4000平方メートルから1万6000平方メートルに縮小する整備計画を発表した。「普段の生活の中で気軽に参加できる美術館」(建設準備室)というコンセプトで、16年度の完成を目指していた。

 これに対し、質の高い施設を目指したい橋下氏は13日、「しょぼい美術館なんかできても大阪の力は高まらない。一から構想を練り直したい」と表明。「国内外から人が集まるようなものを造らないといけない」としており、建設する場合は大阪府との共同事業にする腹づもりだ。

 用地購入時の国との契約では、今年度末までに美術館が完成しない場合は最大約16億円、美術館以外に転用したら最大約48億円の違約金が発生する。だが、橋下氏は「違約金があるから美術館を造らないといけないというのは本末転倒」と歯牙にもかけない様子。作品についても計画中止の場合は「売らざるを得ない」としている。

 建設構想に80年代から関わっている兵庫陶芸美術館長の乾由明・京都大名誉教授(近代美術史)の話 収集した作品の質は国内トップクラス。完成すれば大阪の新しい文化の核になる。美術館はその都市の顔であり、運営次第で人は集まる。作品を売るという発言は乱暴だし、廃止は大阪の文化全体の問題だ。



■日本政府観光局(JNTO) 都市を活性化させる装置として有効なMICE(マイス)の誘致や開催を支援する


■日本政府観光局(JNTO)
都市を活性化させる装置として有効なMICE(マイス)の誘致や開催を支援する   
http://diamond.jp/articles/-/15128         
ダイアモンドオンライン

 国や地域に大きな経済波及効果をもたらすとされるMICE。外国人旅行(インバウンド)増加への取り組みを行う日本政府観光局(JNTO)では、特に2010年の「MICE元年」をきっかけに従来にも増して、MICEの日本開催への誘致支援活動を積極的に推進している。

  「JNTOが目指しているのは、インバウンド・ツーリズムの振興を通じて『観光立国』の実現を促進すること。特に国際会議やインセンティブ・ツアー(企業報奨旅行)は、開催や受け入れをした都市の国際的な知名度向上のほか、地域に大きな経済波及効果をもたらします。JNTOでは、国際会議観光都市(52都市)やコンベンション推進機関と連携しながら、MICEの誘致と開催支援業務を積極的に展開しています」と語るのは、JNTOの松山良一理事長である。


一般観光の7倍の
経済効果があるMICE

 日本政府観光局(JNTO)理事長 これまでMICE経済波及効果は数字として表されてこなかったが、JNTOは今年11月、2010年に日本で開催された国際会議の経済波及効果額を算出、発表した。

  それによると同年の日本の国際会議開催件数は、前年比1.8%増の2161件、外国人参加者数は、前年比33.1%増の14万4958人。いずれも過去10年で最多となっている。これは同年にAPEC、COP10などの特殊需要が発生したという背景もある。

  そしてこれらの国際会議がもたらした経済波及効果は、前年比15.7%増の5154億円に及んでいる(JNTO独自の効果測定システムによる)。

  内訳は、直接的経済波及効果額1371億円、間接的経済波及効果額3783億円である。MICEの開催が各地域や国に大きな経済波及効果をもたらしていることが、あらためて数字の上で明らかになったといえる。


MICEの経済波及効果は、一般の観光に比べると数倍大きい

 MICEの経済波及効果は、一般の観光に比べると数倍大きい。このことを証明するデータもある。

 JNTOや神戸市の経済波及効果調査でそれぞれ監修を務める渡辺厚氏によると、MICEの参加者1人当たりの経済効果は、一般の観光の7倍あるという。

 「神戸国際観光コンベンション協会が09年に調査した結果(注1)ですが、それによるとコンベンション参加者数は、観光客全体の4.2%にすぎなかったが、生産誘発額は観光産業全体の30%あった。つまり1人当たり7倍の経済効果があることがわかったのです」(渡辺氏)

 1人当たりの経済効果が大きいのは、参加者の滞在日数が一般の観光に比べて長く、しかも公費が使えるため、消費額が増える傾向にあるからだ。

 世界のMIICE産業に詳しい、MPI日本事務局会長の東條秀彦氏は、「MICEの先進国である米国では、MICE産業は全米の製薬産業にほぼ匹敵する規模だと言われている」と説明する。
 「経済活動を活発化し、地域社会に恩恵を与えるMICEは、もはや“都市(地域)活性化のために必要な装置”であると考えるべきなのです」
 

「開催地ならではのおもてなし」が
成功の条件

 国際会議協会(ICCA)の統計によると、2010年の国際会議の開催状況で日本は前年から順位を上げ、世界第7位となった。とはいえ都市別では、国内最多の東京が68件で世界第27位、アジアではシンガポール、台北、北京、ソウル、香港、上海、クアラルンプールに続く第8位という状況である。ここ数年、中国、韓国での件数が大幅に増加しているなかではやや、遅れをとっているのが現状だ。

 「首都圏には東京国際フォーラム、パシフィコ横浜、幕張メッセなどの施設があるが、宿泊施設が分散するなど使い勝手が悪い面があり、大規模なMICE開催に対応できないケースがあるのです」と東條氏は指摘する。実際に大規模なインセンティブ・ツアーの誘致に当たり、会場の都合がつかないため海外の開催地に譲ったケースもあるという。


日本のMICEは、量よりも質の高さで勝負するべきだ」

 とはいえ、日本独自のクオリティの高さで勝負すれば、誘致の可能性はむしろ高くなるという見方は多い。「施設などの整備が一巡した今、開催地ならではのおもてなしが多様に提案でき、それらを実現するために必要な街を挙げての受け入れ体制を構築することがMICE開催地の評価に繋がる」と言うのは渡辺氏だ。

 たとえば静岡県文化・観光部が実施したMICE観光満足度調査によると、MICEの参加者が催事と開催地に評価を与えるのは、「開催地ならではのおもてなし」に対する満足度が高いときであることが判明。その結果、静岡県では県内の産業観光や“茶摘み体験”など参加体験型のプログラムを発掘し、“ユニークべニュー”を多角的に拡大、誘致に成果を上げているという。

 東條氏も「日本のMICEは、量よりも質の高さで勝負するべきだ」と主張する。
 たとえばサミットが行われたザ・ウィンザーホテル洞爺では、韓国のグローバル企業がスイートを借り切って戦略会議を行った。あるいは報奨旅行でも貢献度が高い社員には、規模が小さくても予算の高いツアーが提供される。そうした“プレミアム・インセンティブ(&ミーティング)”の誘致に力を入れてはどうか、という提案である。

  東條氏は、「日本には伝統文化が残る美しい地方都市が多く、キャパシティが問われなければ、高級温泉旅館など、MICEを誘引する魅力的な施設は数多くある」と潜在的なMICE資源を指摘する。


MICEを促進する
公的機関の役割

  JNTOでは今、冒頭で理事長が語ったように、MICEの誘致や開催を積極的に支援している。具体的には、開催都市選定の手伝いから、理事長による招請状の発出、PR用の画像やDVDなど各種資料の提供など。また海外事務所を通じての国際団体本部へのアプローチ、開催地決定に影響力のある海外キーパーソンの招請を行っている。開催決定後は、寄附金募集・交付金交付制度の案内をはじめ、観光情報の提供などを行う。

  またJNTOとともに、大きな役割を果たしているのが、各地のコンベンション・ビューローだ。その主な誘致支援メニューには、コンベンション施設や宿泊施設の紹介、視察の受け入れやビッドペーパー作成の資料提供、プレゼンテーション用ツールの提供のほか、国際会議開催助成金の交付や、開催準備資金の無利子貸し付けなどがある。

 地方ごとに独自の取り組みも行っており、一つの例を挙げれば、名古屋観光コンベンションビューローでは今年9月から、MICEを取り扱う旅行会社を対象に「名古屋MICE推進助成金」制度を開始した。

 「名古屋を訪れる外国人10人以上の団体に、市内3泊以上かつ半日の観光旅行を条件に、1件当たり10万円の助成金を提供するというものです。愛知県にはグローバル企業が多く、海外からのお客様が常に数多く来訪している。こうした地域のポテンシャルを生かしてMICEの推進を図るのが狙いです」と事業部コンベンショングループの木野有恒氏は説明する。

  今年は東日本大震災の影響による停滞はあったものの、各ビューローの働きもあり国際会議の誘致は復活しつつある。キーパーソンの招請を積極的に行い、豊かな日本文化を印象づけることで、日本初開催の国際会議の誘致にも数件成功している。ある意味で、日本の国益にも繋がるMICE振興。その動きは、今さまざまな場面で本格化している。


■MICEは経済成長のエンジン&インフラ
~観光庁のMICE推進検討委員会~

 観光庁もMICEの推進に力を入れており、この7月には「MICE推進検討委員会」を設置し、今後のMICE政策の審議を進めている。

 9月に行われた中間とりまとめでは、MICEには「幅広い経済波及効果」とともに「ビジネス機会やイノベーションを生み出す効果」が大きく、いわば、わが国経済の成長エンジンであると同時にインフラでもあると指摘している。

 韓国、中国、豪州などが先んじてMICE振興に国を挙げて注力しており、このままでは日本のMICE競争力を維持できないと警鐘を鳴らし、官民が力を合わせてMICEを強力に推進する必要があると訴えている。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/iinkai/kako.html


温泉旅館、震災復興地で国際会議を開催

Case
地域資源の活用と創意工夫で
地方都市での国際会議開催を成功させる

 国際会議は大都市ばかりではない、工夫を重ねれば地方都市での開催も成功する。地方でのMICE開催は、観光振興に新しい視点をもたらし地域の活性化にも繋がる。

 2010年8月18日から3日間、山形県上山市の“かみのやま温泉”月岡ホテルで、「計算機と情報科学に関する国際会議ICIS2010」が開催された。参加者は約200人で、半数近くがアジアや欧米からの外国人。実行委員長を務めた山形大学大学院准教授の松尾徳朗氏は、「大都市での開催に飽きている参加者が多く、科学技術分野の国際会議では前例のない地方の温泉旅館への誘致に逆にチャンスがあると考えた」と説明する。


■国際会議を温泉旅館で開催して成功

 旅館の和室や温泉は好評で、外国人参加者からは「温泉、浴衣という体験により日本に来ていることが実感できた」「仲居さんをはじめ、人々が驚くほど親切なのが印象的だった」「大都市を離れ地域の多様性を感じることができてよかった」などの声が聞かれたという。

 受け入れに際しては、現地までのアクセスを画像付きで詳しくHPで説明したり、多様な食生活を考慮してビュッフェスタイルの食事を用意、また時差を考えてチェックイン時にあらかじめ布団を準備するなど、きめ細かな配慮を行った。地元のコンベンション・ビューローも会場内に観光案内デスクを設置、英語対応のガイドを手配した。

  「かみのやま温泉では1度に来た外国人観光客の数としては最高で、観光振興の新しい視点が発掘され、地域活性化の機運が高まったと聞いている。地域資源をフル活用し、自治体やコンベンション・ビューローに協力してもらえれば、地方の温泉でも十分に国際会議が開催可能、今後はこのようなかたちの国際会議が増えてほしい」と松尾氏は語る。


■震災復興地、仙台で国際会議を開催

 今年10月30日から4日間、宮城県の仙台国際センターでは「微小光学国際会議(MOC)」が開催された。同センターでは震災で天井の一部が落ちるなどの被害があったが、復旧後の初の国際会議となった。MOCは参加者200~300人規模の会議で、偶数年は海外、奇数年は日本で開催するのが慣例となっており、北日本では初の開催となった。

 震災の復旧後、初の国際会議となった第17回「微小光学国際会議」。天井の一部が落ちる被害があったパーティ会場 「パーティでは地元の物産やお酒を出すなどできるだけ地方色を出し、海外からの参加者にも好評だった。この時期、仙台で国際会議を開催したこと自体、日本の復興をアピールできたと思う。地方での国際会議の開催は、助成金というインセンティブもあり参加費主体で会議を運営できる利点もある。首都圏での開催と比べてセッションの集中度も高く、運営のノウハウがしっかりしていれば地方で国際会議をやる意義は大きい」と中島教授は語る。