2011年12月26日月曜日

■現金よりiPadが狙われる~NY市警の犯罪統計


現金よりiPadが狙われる~NY市警の犯罪統計
http://www.usfl.com/Daily/News/11/12/1223_021.asp
2011年12月23日 18:19米国東部時間  Fax Express
 ニューヨーク市では今年、スマートフォンや「アイパッド」など高価な携帯通信端末の盗難が急増したことが、市警察本部のまとめで分かった。

 ニューヨーク・デイリーニューズによると、2011年1~10月に発生した約1万6000件の強盗事件のうち、半数で携帯電話など人気の高い電子機器が盗まれており、今や電子機器は現金より人気の高い標的となっている。最も狙われやすいのはアップルの「アイフォン」で、地下鉄やバスの中で盗まれた携帯電話の70%以上を占めた。

 このほか、コンピュータ、タブレット型コンピュータ、MP3プレイヤーなども被害が多く、住居侵入の被害品の約半分、重窃盗の35%を占めた。警察に盗難届が出されることは少なく、届け用紙もいつ、どこで、どんな物が盗まれたか具体的に説明する書式になっていないため、実際の盗難件数はもっと多い可能性が高い。

 市警報告書は今後の対応として、警察の記録システムの改善、おとり捜査の増加、盗まれた電子機器を使えなくするための法的枠組みづくりなどを提案している。

 携帯通信端末は高価で需要も高いため、NY市内では盗品を扱う闇市場も生まれており、警察は盗品を売りさばこうとする窃盗犯に警官を仕立てたおとり捜査の実施を予定している。


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