2011年12月28日水曜日

■ウォン安で外国人観光客の消費増加


ウォン安で外国人観光客の消費増加
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/28/2011122800683.html
2011/12/28 08:3 朝鮮日報

 韓国銀行(中央銀行)は27日、今年第3四半期(7-9月)の外国人による韓国での消費金額が前四半期を37.4%上回る3兆4000億ウォン(約2290億円)に達したと発表した。ウォン安で日本と中国の観光客が急増したことが背景にある。

 外国人による消費の国内総生産(GDP)への寄与度は0.3ポイントとなり、前四半期の0ポイントから増えた。つまり、外国人による消費がなかったと仮定すると、第3四半期のGDP成長率が前四半期比0.8%から0.5%へと低下したことを意味する。

 7-9月に韓国を訪れた中国人観光客は前年同期比で38.0%、日本人観光客は22.1%増えた。10-11月も中国人観光客が39.8%増、日本人観光客が16.5%と増加傾向が続いている。

 ウォン相場は対円で昨年の平均100円=1320.60ウォンから26日現在の1390.20ウォンへと5ウォンほど下落し、日本人観光客は旅行経費を5%節約できた計算だ。対人民元でもウォンは同じ期間に0.3%下落した。

 韓銀によると、中国人の海外旅行消費はドイツ、米国に次ぐ世界3位の549億ドル(約4兆7250億円)で、韓国のGDP(1兆143億ドル)の5.4%に相当する。韓銀は「中国の経済成長に伴い、海外旅行消費がさらに増える見通しだ」と指摘した。中国の昨年の海外旅行消費は2000年に比べ4倍に増え、前年比でも26%伸びた。08年には海外旅行客が前年比で0.7%減少したものの、09年(39.2%増)からは毎年伸び続けている。

 中国の1人当たり国民所得は、昨年時点で4382ドル(約34万円)だが、大都市の住民に限れば、海外旅行が急増する分岐点となる1万ドル(約78万円)を超えた。中国で1人当たり国民所得が1万ドルを超える都市は、北京、上海、深セン、広州、蘇州、無錫、仏山、大連など11都市で、人口は約9400万人に達する。世界銀行はこれら都市が先進国並みの購買力を持っていると評価している。

 しかし、中国人観光客のうち、韓国を訪れる人は3%にとどまっている。韓銀は「観光、飲食、宿泊施設を増やし、韓流を広めるなど、政府が海外旅行客の誘致に向け、もっと努力する必要がある」と指摘した、外国人による消費がGDPに占める割合(2005-10年平均)は、韓国では0.7%で、スペイン(3.3%)、イタリア・フランス(ともに2.0%)、英国(1.4%)、カナダ(1.1%)、ドイツ(1.0%)、米国(0.9%)を下回った。



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