2011年12月27日火曜日
■【コラム】 山東省のトレンドリーダー、おしゃれな青島女性の消費パターンとは?
【コラム】 山東省のトレンドリーダー、おしゃれな青島女性の消費パターンとは?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1227&f=column_1227_012.shtml
2011/12/27(火) 18:36
前回、青島人の性格を反映した活気あるスーパーの売り場の様子などをお伝えしたが、今回はおしゃれな青島女性の消費パターンについて述べてみたい。
青島女性はお洒落が大好きだ。この背景には青島周辺には衣服の加工工場がたくさんあり、多く外貿店 がこの地にあることもあるのだろう。賢い青島女性は外貿店でヨーロッパブランドの工場流れのB級品を懸命に探し出す。もし自分が欲しい商品に出会えれば、棚に山積みされたブランド品をわずか数十元から百元程度で買うことができるためだ。彼女たちは何軒か行きつけの店があることが多く、店長と親しくしたりしながら、念入りに商品の質や価格を検討して、偽物をつかまされないようにチェックしている。
こうしたこともあり、青島女性は聞いたこともないような無名のブランドが置かれているような店でものを買うことはない。正規店にいって一流ブランドを買うか、外貿店で掘り出し物を探すかのどちらかである。
おしゃれな青島女性の多くにとって、東部商業圏のジャスコ付近のショウ州一路、ショウ州二路といった上流階級が散策するようなエリア付近の大型店舗で買い物をした後、周辺の外貨店で掘り出し物を物色するのがアフター5や休日のお決まりのパターンである。この付近は青島最大のCBD商業区でもあるため、多くのホワイトカラーがお昼休みに利用したり、退社後やってきて時間をつぶしたりする場所でもある。そのため、店舗の営業時間はみな長く、夜9時は当たり前だ。お洒落なカフェやベーカリーなども多いため、街を歩き回って疲れても、こうしたお店でちょっと休憩するのが、青島で最もお洒落な都会的ライフスタイルなのだ。
青島女性のもう一つの特徴的な消費パターンは、化粧品専門店で化粧品を買うことである。青島の化粧品専門店は、低価格で品揃えも充実、親切なサービスが特徴で、15~30歳の若い女性を惹きつけている。台東商業圏だけでも二線級都市で多く見られる喜愛、千美、嬌蘭佳人、芙茹菲といった化粧品専門店が6、7軒並んでいる。
こうした化粧品専門店の主力商品は国内ブランドの低価格品ではあるが、資生堂をはじめとする高級ブランドやメンソレータム等の国内生産ブランドも併せて販売しており、価格はデパートやスーパーと比べて数元から数十元安いことが多い。
商品ラインアップはデパートやスーパーより充実している。ヘアケアからフットケアまで全てある。2元のマニキュア、5元のリップクリーム、十数元のシャンプー、リンス、洗顔料、バスソルト、二十数元の乳液、フェイスマスクなど、女性の心に訴えかける商品郡である。値段が安くてもパッケージがお洒落であったりするため、青島の若い女性の心を掴んで離さない。彼女たちは価格に敏感であるうえ、新しいトレンドも柔軟に受け入れるトレンドリーダー的な側面もある。そのため、青島にある化粧品専門店は近年急速に成長しているのである。
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