2011年12月30日金曜日
■団体観光する中国人は過去の姿に?中国人の旅行形態に変化 ITB報告書
団体観光する中国人は過去の姿に?中国人の旅行形態に変化 ITB報告書
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2847552/8231759?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
2011年12月26日 15:34 発信地:中国(c)Relaxnews/DANIEL JANIN
【12月26日 Relaxnews】中国人の団体ツアー客が世界の観光地を歩き回る姿が、間もなく過去のものとなりそうだ。前週発表された世界の旅行動向に関する報告書「ITB World Travel Trends Report」によると、世界最大の旅行者数を持つ中国で、旅行形態に大きな変化が起きているという。
かつて中国人は団体ツアーでの旅行を好み、長年、欧米を旅する際の手段も団体旅行だった。だが、同報告書によると近年、中国人はますます個人旅行を好む傾向にある。
これは、中国人の間で旅行に対し価格の安さよりも豪華で質の高いサービスへの需要が高まったことや、教育レベルが高い専門職の若者が増えたことなどに起因しているという。
旅行の目的については、できる限り多くの観光スポットを回ることが重要視される点は現在も変わりはない。だが、これに加えてリラクゼーションやエンターテインメントなどの優先順位が大きく上がっているという。その一方で、多く中国人旅行者にとって、買い物は今も海外旅行の最大の楽しみの1つだ。
また、興味深いことに、インターネットの普及でオンライン予約やネットでの旅行情報収集が盛んになった現在でも、中国人の多くは依然として旅行代理店を利用しての海外旅行を好むという。
国連の世界観光機関(United Nations World Tourism Organization、UNWTO)は、2011年の中国人海外旅行者数が前年比15%増の6600万人となる見通しとの統計を発表している。
(c)Relaxnews/AFPBB News
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