2011年12月22日木曜日

■自転車の観光活用など紹介シェアする


自転車の観光活用など紹介シェアする
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201112180105.html
'11/12/18

 自転車を生かしたまちづくりを考える「ひろしま自転車トーク2011」が17日、広島市中区の市まちづくり市民交流プラザであった。広島県内自治体の自転車による観光振興策の紹介や欧米での取り組みの報告があった。

 パネル討議は観光関係者や市民団体代表たち4人が出席。尾道観光協会(尾道市)の加藤慈然理事(53)は、市が瀬戸内しまなみ海道での自転車の利用促進を狙い、沿道に空気入れやトイレなどを備えた「しまなみサイクルオアシス」を多数設けていることを話した。

 江田島市で観光ボランティアを務める吉田智志さん(36)は、島内を自転車で走りながら観光案内が聞ける音声端末機を観光協会が無償で貸し出していると報告。広島市の市民団体「ひろしまジン大学」の平尾順平学長(35)は国内外から観光客が多く訪れる広島市では「市民が自転車マナーを心掛け、来た人に安心感を与えるもてなしの心を持ちたい」と呼び掛けた。

 基調講演した徳島大大学院の山中英生教授は、ドイツではライン川に沿った長距離自転車道などが整備されていることや自転車の旅行者向けの宿泊施設が数千施設あることなどを紹介。自転車が利用しやすい環境をつくることが地域の魅力向上につながると説いた。

 建設コンサルタンツ協会中国支部(広島市)が主催し、市民約90人が参加した。



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