2012年1月19日木曜日

■中国人留学生が見た北朝鮮「幸せそうで、多くの打倒米帝の標語」


中国人留学生が見た北朝鮮「幸せそうで、多くの打倒米帝の標語」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0118&f=national_0118_040.shtml
2012/01/18(水) 10:18
  
  世界でもっとも閉ざされた国、北朝鮮に留学した中国人学生が、北朝鮮で同級生と過ごした「もっとも幸福な生活」について、体験やエピソードを交えて語った。17日付で環球時報が伝えた。

 2011年4月から10月まで北朝鮮に留学していた中国人の男性によれば、中国人留学生の活動は完全に自由だったという。外出時に誰かが付き添うことはなかったと語るが、その理由は「留学生は悪さをしないし、できないと知っているから」だという。

 北朝鮮人の学生は、偉大な指導者のおかげで幸福な生活を送ることができていると満足気に語っていたことが印象的で、物資が欠乏していることについては、「すべては米国の帝国主義のせいだ」と、厳粛な面持ちで述べ、平壌にはいたるところで「打倒米帝」、「一致団結して祖国を守ろう」といった標語が見られたと語った。

 中国人留学生の授業は朝鮮語に関する授業をメインとし、北朝鮮の歴史や文化も学ぶ。男性は歴史の教科書に「人類の起源は朝鮮半島」と記述されていたのをはっきりと覚えているという。そして「偉大な指導者誕生記」の授業では、かなりのページを割いて偉大な指導者の誕生前に生じた天地の現象が説明されていたと語った。

 中国人留学生によると、北朝鮮人のルームメイトたちは、外部の世界の話題については意図的に避け、話を振っても彼らは、「ちょっと電話しに行ってくる」と言ったまま帰ってこなかったという。中国人留学生が2―3人集まって、中国から持ち込んだ映画をパソコンで見ていた時も、意志の固い北朝鮮の学生は自主的にその場を離れたという。

 しかし、比較的良い暮らしができていた北朝鮮人の学生は自分のパソコンを持っており、布団をかぶってこっそりと韓流ドラマを見ている人も少なくなかったとも述べている。



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