2012年1月20日金曜日
■愛知 観光大使おかざき:3月で活動休止へ 応募者が減少 /愛知
愛知 観光大使おかざき:3月で活動休止へ 応募者が減少 /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20120120ddlk23100188000c.html
2012年1月20日 地方版
岡崎市の観光PRを担う市観光協会の「観光大使おかざき」が、応募者数の減少などを理由に3月末で活動を休止する。市は観光PRをグレート家康公「葵」武将隊に引き継がせ、1年間の期間限定としていた武将隊を4月以降も存続させる方針。
観光大使は82年度に「プリンセスおかざき」の名称で始まった。当初は3人を選び、18~24歳の未婚女性を応募条件にし、選考会ではスカート着用を義務付けていた。1年でメンバーを交代し、春の家康行列でパレードしたり、親善都市の広島県福山市や沖縄県石垣市の祭りで岡崎をPRしてきた。
02年度から2人にしたほか、その後も既婚者も応募可とし、年齢制限を撤廃するなど変更を重ねた。10年度に「観光大使おかざき」に改称するとともに、スカート着用義務を取りやめ、応募資格を男性にも広げた。11年度は市内在住の女子大学生2人が務め、活動費は116万円。こうした改善にもかかわらず、応募者数は82年度の151人をピークに減少し、11年度は24人と過去2番目の少なさに。市観光協会は「価値観が多様化し、応募者数の減少につながった。観光PRの方法を見直す必要がある」と活動休止を決めた。
武将隊は11年4月、県緊急雇用創出事業基金3474万円を活用した雇用対策事業として始まった。失業者や離職した非正規雇用労働者らから公募で9人を選び、雇用期間を1年間とする契約を結んだ。土日祝日に岡崎公園で披露する演舞が人気で、11年5~10月の来園者数は19万6700人と、前年同期比で3割増になった。このため市は「観光宣伝の効果が大きい」として4月以降も存続させる方向で調整している。
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