2012年1月13日金曜日

■【仏国ブログ】長所と短所はあるが、日本で生活することは誇り


【仏国ブログ】長所と短所はあるが、日本で生活することは誇り
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0113&f=national_0113_049.shtml
2012/01/13(金) 10:24
  
 文化や習慣の異なる海外の国に居住した場合、異文化体験の中で考え方や行動が変わってくることがある。日本に在住しているフランス人女性のブログ「Inaris Diary」では、日本に居住して数年になるという筆者が、日本や祖国であるフランスについて、どう考えているかをつづっている。

 筆者はフランスに帰省し、自分の祖国をより客観的に見ている。おいしい料理があり、田舎の美しい風景を楽しめる。しかしフランスは旅行などで短期間楽しむにはよいが、住むことには否定的だという。不衛生で人々が攻撃的すぎる傾向があるからだとその理由を述べている。

 一方、日本についても美化した印象だけを抱いているわけではない。滞在が長くなっても、いつまでも外国人という扱いをされ、日本の習慣や日本語ができないと考えられていることから、本当の友人ができにくいという。

 また、日本の習慣面ではラーメンをすする音にはどうしても慣れることができないし、公共の場で鼻をかむのを避ける理由も理解しがたいと述べている。

 滞在を通して日本文化を吸収し、筆者はフランスでも日本でも外国人になっているようだと語る。

 ただし、今後も日本に滞在し続けるのか、聞かれることが多いという筆者は、これには肯定的だ。それぞれの国の長所も短所も見えてきた筆者にとって、日本や日本人に対する良い印象は変わることがなく、日本に移住していることを誇りに感じており、これからも生活していくと述べている。

 日本に憧れて滞在を始めるフランス人の中には、現実とのギャップに否定的な感情を抱いて帰国するケースもみられる。しかし、筆者は長所と短所を知った上で、日本に滞在し続けたいと考えているようだ。



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