2012年1月25日水曜日

■政府観光庁と協力強化、仙台市・東北観光機構[観光]


政府観光庁と協力強化、仙台市・東北観光機構[観光]
http://news.nna.jp/free/news/20120125thb006A.html
タイ  2012年1月25日(水曜日)

仙台市は27日、タイ政府観光庁(TAT)と結んでいる「観光に関する相互協力協定」について、内容を拡充した上で、東北観光推進機構(仙台市青葉区)を加えた3者間の協定として再締結する。

仙台市は2006年8月に同協定を締結。08年10月に再締結した協定は、今年3月1日が期限となっていた。06年の締結以来、タイ人観光客誘致に取り組み、市内の宿泊者数は大きく増加した。ただ昨年の東日本大震災の後、海外からの旅行者が8割近く減少。一方のタイ側も昨年の大洪水で観光地を含めて被害が出た。双方で交流人口の早期回復が課題となっていることから、期限を控えて協定を拡充することを決めた。東北観光推進機構も加え、東北地方全体で誘致活動を強化する。

新たな協定では、TATが仙台・東北で行う観光イベント、仙台市や東北観光推進機構がバンコクで開催するイベントで相互支援を行うほか、情報交換やメディア関係者の招聘(しょうへい)による観光情報の発信で協力する。期限は17年3月末。バンコクのTAT庁舎で27日、仙台市の伊藤敬幹副市長、TATのサンスーン副総裁らが参加して式典を行う予定。

仙台市によると、仙台市内のタイ人宿泊者数は10年に延べ3,563人となり、協定締結前の05年から8.1倍に増えた。10年の外国人宿泊者は9万706人で、05年比で1.6倍。タイ人の伸びが目立っている。



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