2012年1月1日日曜日

■【米国ブログ】京都の旅館に感激「床の間は日本文化の極み」


【米国ブログ】京都の旅館に感激「床の間は日本文化の極み」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1230&f=national_1230_030.shtml
2011/12/30(金) 09:43
  
 米国のブログ「theadventurepost」では、京都の老舗旅館に宿泊した米国人男性が旅館の様子についてつづっている。

 筆者は、旅館は日本の伝統的な宿泊施設のことだと紹介。まず、チェクインすると濃い抹茶(ま
っちゃ)と和菓子が出され、長旅の疲れを癒してくれるとサービスの良さに好印象を抱いた様子。

 旅館は、ほかの国に類をみない日本独特の宿泊施設だと筆者は語る。風呂などは共有だが、食事は個室に運ばれ、ホテルのように1日中部屋でくつろぐという感じではなく、基本的には食事をして眠る場所だと思うと感想をつづっている。また、仲居(なかい)さんなどがいて、雰囲気は家庭的だが、どこかきびきびしており、とても不思議な印象を受けると伝えている。

 また、靴を脱ぎ履きするタイミングが難しいと語っている。日本ではどこで靴を脱ぐかがとても大切で、特に旅館では外履きの靴は玄関で脱ぎ、スリッパを履き廊下を歩き、部屋に入るときはそのスリッパを脱ぎ、靴下のまま室内に入るという非常に複雑な仕組みになっているとつづっている。さらに混乱したことは、トイレにはトイレ用のスリッパがあることだと述べ、これを間違えて履いて部屋に戻ってはならないと注意を促している。

 部屋には畳が敷かれ、低い漆(うるし)塗りのテーブルに座椅子が置かれ、最小限のものしかないのに、なぜかぜいたくな気分が味わえたと記している。筆者をさらに感動させたのは床の間で、小さな空間に飾られた掛け軸や生け花にまさに究極の日本文化を感じたという。筆者は、床の間にくれぐれも荷物や土産物を置くことはやめてほしいと忠告している。

 筆者は、旅館に泊まった思い出は、旅行のなかでもっとも印象に残ったと締めくくっている。



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