2012年1月25日水曜日

■知っておきたい中国や台湾の「忘年会」事情


知っておきたい中国や台湾の「忘年会」事情
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0120&f=column_0120_005.shtml
【コラム】 2012/01/20(金) 09:55
  
 今年の「春節」は1月23日。お正月気分がすっかり一段落した日本と違い、農暦でお正月を祝う中国や台湾ではこれからが本番(?)のお正月です。そして、今がまさに「忘年会」のシーズン。ここで日本とちょっと違った忘年会事情を紹介したいと思います。

 日本の忘年会は12月上旬からクリスマス前まで。繁華街は年の瀬の慌しさと相まって街に繰り出すビジネスマンで一年でももっともにぎやかな季節となります。居酒屋でお酒を飲みながら同僚と話をし、一年の仕事を振り返り、時には会社への不満になったり、時には上司の悪口になったり、来年の計画や将来の抱負や、一年を振り返ってさまざまな思いをぶつける場が「忘年会」ではないでしょうか。

 日本の場合、たいていは部署ごとです。皆さんもそうではないでしょうか?同じ部署に所属するメンバーや、またはプロジェクトのチームごとに集まってレストランや居酒屋を予約して街に繰り出す。こんなパターンではないかと思います。

 たいていは会費制。幹事が参加者から会費を徴収して、ひとり5,000円とか、ひとり6,000円とか、会社から部署ごとに補助がでるので個人負担は3,000円とか、会費制で忘年会を行うケースが多いのではないかと思います。稀に部長や課長がポケットマネーで(?)部下にご馳走というケースもあるかもしれませんが・・・。それはちょっと稀なケース(?)ではないかと思います。


 しかし・・・。中国や台湾の忘年会はちょっと違うようです。

 中国や台湾の「忘年会」とは、会社が社員全員の一年の労をねぎらうために主催する食事会です。会社が費用負担をして社員の労をねぎらう。時には社長がポケットマネーで全額負担するといったケースもあるようです。

 社員全員を集めて、レストランやホテルを貸し切りで行ったり、時には街のホールや集会所で行ったりすることもあります。社員の家族を招待したり、取り引き先を招待したり、にぎやかに行います。社員全員が参加するアトラクションやビンゴ大会、カラオケや社員によるアトラクションなど、さまざまな工夫を凝らして忘年会をやる会社もあります。「忘年会」は単なる食事会だけでなく、年末恒例の会社の一大イベントというわけです。(続く・・・)



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