2012年1月25日水曜日

■「尾牙」とは会社が主催し、社員全員の一年の労をねぎらう一大行事


「尾牙」とは会社が主催し、社員全員の一年の労をねぎらう一大行事
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0125&f=column_0125_011.shtml
【コラム】 2012/01/25(水) 09:39
  
 日本の忘年会と違っては中国や台湾の「尾牙」とは、会社が主催し、社員全員を集めて、写真の一年の労をねぎらうために、盛大に行う一大イベント。これが中国や台湾の「尾牙」です。時には社長がポケットマネーで全額負担するといったケースもあるようです。

 農暦でお正月を祝う中国や台湾では、今年は1月23日が「春節」です。年明けから「春節」までが「尾牙」のシーズン。年の瀬と新年の気分と、なぜか12月25日を過ぎてもまだ飾り付けを片付けない(?)クリスマスツリーと、町はにぎやかで華やいだ雰囲気に包まれます。

 確かに・・・。中国や台湾から届くクリスマスカードは「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」ですので、お正月が終わるまではクリスマスツリーも片付けない(?)のかも知れません。

 さて、写真は今年1月11日に行われたTCA(TAIPEI COMPUTER ASSOCIATION)の尾牙風景です。ここで台湾の尾牙の雰囲気をちょっとだけ感じていただきたいと思います。

 会場はホテルの結婚式場のような雰囲気。テーブル数を数えていたら、スタッフが「全部で40テーブルだよ」と教えてくれました。つまり、各テーブル10人として400人の尾牙というわけです。結婚式より多い(?)人数で盛大に実施。各テーブルは椅子を足して12~13人ぐらいで座っていたところもあったので、実際は500人近く集まっていたのではないでしょうか。会場はすごい熱気でした。

 スタッフの家族、取り引き先、来賓など、社員だけではないのが中国や台湾の尾牙の特徴です。部署ごとに居酒屋でお酒を飲みながら同僚と話をし、一年の仕事を振り返り、時には会社への不満になったり、時には上司の悪口になったり(?)、来年の計画や将来の抱負や、一年を振り返ってさまざまな思いを語るに日本の忘年会とはちょっと違う・・・。会社が主催する年に一度の「お祭り」です。歌あり、ゲストを招いたアトラクションあり、ビンゴ大会があり、年末ボーナスの抽選会あり、にぎやかな忘年会でした。



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