2012年1月13日金曜日

■大田区の4商店街、旧東海道の街並み再現


大田区の4商店街、旧東海道の街並み再現  東京
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE1E5EBE7E5E3E0E2E3E0E2E3E0E2E3E09EEAE0E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E7
2012/1/13 6:00

 東京都大田区にある4つの商店街が連携して旧東海道をテーマとした景観づくりに乗り出す。3月末までに商店街の全店舗の4分の1にあたる約50店舗にひさしや格子などを付ける。総投資額は約1億5000万円。近年の大手スーパーの進出ラッシュで商店街を訪れる人は少なくなっており、江戸情緒あふれる商店街の再現をてこに街のにぎわいを取り戻す。

 京浜急行電鉄の平和島駅近くにある大森本町ミハラ通り北商店会、大森ミハラ通り仲町商店会、ミハラ南商店街振興組合、するがや通り商店会が連携する。4商店街の総距離は約1.5キロメートル。これらの商店街は旧東海道の品川宿と川崎宿の間に位置し、かつて旅人の休み場としてにぎわいをみせていた。

 今回の景観づくりでは商店街にあるそばやすしなど飲食店、八百屋、金融機関、コンビニエンスストアなど計50店舗の外観を改装する。具体的には、ひさしや格子、のれんなどを設置。江戸をイメージした字体で店名が書かれた木製の看板も置く。一部店舗では客が菓子などをつくっている職人の姿を見やすいように内装も改修する計画だ。

 商店街の店舗紹介や歴史などを紹介した地図も作り、近隣の駅などで配布する。4商店街で使える地域通貨の発行なども検討している。

 総投資額1億5000万円のうち、景観整備事業として東京都と大田区が約9割を助成。残りを4商店街が負担する。1店舗あたりの改装費用は平均300万円になる見込みだ。

 近年、4商店街の周辺には大手スーパーの立地が相次ぎ、客離れが深刻な課題となっていた。4商店街は健康ブームを背景に旧東海道を歩く人が増えてきたことに着目。2年前に商店街の代表者や店舗経営者らが共同で「旧東海道大森まちづくり協議会」を立ち上げ、街の歴史の勉強会を開いたり、ほかの商店街を視察したりしてきた。

 4商店街は4月以降、50店舗以外の商店などにも参加を呼びかける。大森本町ミハラ通り北商店会の北山輝夫会長は「旧東海道の街並みの再現を起爆剤に地元客だけでなく、外国人観光客も訪れてくれる商店街にしたい」と話している。



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