2012年3月22日木曜日

■ビジネスモデルを変える日本の高齢者たち


ビジネスモデルを変える日本の高齢者たち
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/21/2012032100520.html
2012/03/21 09:03

コーヒーショップで高齢の客が急増
成人用おむつの市場規模、乳児用を上回ると予想
 
 東京都世田谷区の池尻大橋駅前にあるコーヒーチェーン店では、午前中は高齢者たちが客の半分以上を占めている。白髪交じりの高齢者たちは、一人で新聞を読みながら、コーヒーを飲み、トーストを食べている。一人暮らしの高齢者が急増する中、住宅街にあるコーヒーショップの主な客層が高齢者へと変わってきている。

 日本社会の高齢化が急速に進む中、急増する高齢者たちは、各分野のビジネスモデルまで変貌させている。経済紙「サンケイビズ」は20日、「ロイヤルホスト」や「ガスト」などのファミリーレストランが、高齢者たちをターゲットにした朝食メニューの開発をめぐり競争を繰り広げている、と報じた。ガストは年金暮らしの高齢者を対象に、トーストとソフトドリンクからなる朝食メニューを、299円で提供している。また、ロイヤルホストは健康を重視する高齢者たちのために、卵とホウレンソウのマフィンとソフトドリンクのメニューを開発し、735円で販売している。

 一方、紙おむつメーカーは今年、成人用紙おむつの市場規模が1400億円台に達し、乳児用紙おむつの市場規模を初めて上回ると予想しており、生産設備の拡張や新製品の開発をめぐる競争を繰り広げている。

 また、森永や明治などの菓子・食品メーカーも、高齢者向け食品の市場に続々と参入している。高齢者向け食品は、固い物をかめない高齢者たちに配慮し、見た目や味は普通の食品と変わらないものの、軟らかく消化が良いのが特徴だ。



0 件のコメント:

コメントを投稿