2012年3月12日月曜日

■【中国ブログ】東日本大震災から1年「生きるのは死ぬより辛い」



【中国ブログ】東日本大震災から1年「生きるのは死ぬより辛い」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0312&f=national_0312_088.shtml
2012/03/12(月) 10:00
   
 3月11日で東日本大震災から1年が経過した。日本で大学教授をしていたことのある中国人ブロガーの「丁啓陣」さんは、テレビで震災の様子を見たときにとても他人事として感じられなかったそうだ。震災から1年が経過した今、自身が感じることをブログに綴った。

 ブロガーが日本に滞在していた2005年、学生の招待で岩手県へ旅行に行く機会があったという。岩手県で見た雪景色のほか、新幹線の車内から見た宮城県の景色に心を奪われたと語るブロガーは、「あんなにも美しい場所が、あれほど深刻な災害に直面するなど、とても信じられなかった」と震災当時を振り返った。

 ブロガーは「人が死ぬ時に受ける苦しみは一瞬かもしれない。しかし、生き残った人にはたくさんの苦しみがある。親しい人を亡くした苦しみ、財産を失った苦しみ、彼らは精神と経済の両方で苦難を経験する。特に精神的な苦しみは長く続くだろう。この点で生きるということは死ぬことよりも辛いことなのかもしれない」と自身の見解を述べた。

 ブロガーは「海を隔てた隣国であるわたしたちは、この地震と津波によって亡くなった大勢の方たちを追悼する時に、謙虚な気持ちで『もしも同じ災害が中国で起きたならば、われわれは日本人のように自分を制し、整然とできるだろうか』と自問してみるといいだろう」と綴った。




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