2012年3月5日月曜日
■【米国ブログ】日本の食文化「素晴らしいが、将来が心配」
【米国ブログ】日本の食文化「素晴らしいが、将来が心配」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0305&f=national_0305_052.shtml
2012/03/05(月) 10:15
米国のブログ「energybulletin」では、日本食の欧米化について記している。
筆者は、食べ物は文化だとよくいわれるが、日本のような食通の国には特に真実味のある言葉だと語っている。日本食は、自然環境や地域の多様性、また国の根底にある価値観を反映していると記している。
例えば米国人に、10種類の好みの日本食を尋ねると、すしや刺身、天ぷらやすき焼き、しゃぶしゃぶを挙げる人が多いだろう。うどんやソバ、ラーメンなど麺類も人気メニューだと語る。日本食で伝統的な食材といえば魚や野菜、発酵食品、米などどれもが健康的で良質な食品とされている。
また筆者は、日本の大都市にはデパートがあり、デパートの地下に行くと日本の多様な食品を観察できると伝えている。そこはまさに食品市場のようで、印象的な食品が多種類見られ、どれも新鮮そうだ。あまりの数の多さに圧倒され、どれを選べば良いのか分からなくなるほどだと感想を述べている。
しかし筆者は、日本食の将来は不確かだと懸念している。日本人の食生活が欧米化し、ハンバーガーやステーキを食べる機会が多くなっているのも理由の1つで、加えて日本の将来的な食材供給は、輸入に依存しているため複雑で扱いにくくなってきていると指摘している。
筆者は、日本食は安くて豊富なグローバルな食物システムに依存していると説明。将来的には、環境を維持しながら成長できるような国内の食料生産システムに移行していくことを期待していると締めくくっている。
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