2012年3月14日水曜日

■環境保護成果、我が国は72カ国中69番目―中国シンクタンク


環境保護成果、我が国は72カ国中69番目―中国シンクタンク
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0313&f=national_0313_045.shtml
2012/03/13(火) 11:47
  
 中国政府系シンクタンク、中国科学院がまとめた「2012中国可持続発展戦略リポート」が先日発表された。リポートはここ20年間の中国の環境保護に対する取り組みに触れ、環境保護成果ランキングで72カ国中69番目だったことを明らかにした。中国新聞網が伝えた。

 リポートは、1990-2009年の20年間で中国の国内総生産(GDP)が6.6倍になった一方で、エネルギー消費が3.6倍に、鋼材消費量が10.3倍、コンクリート消費量が7.9倍、有色金属消費量が14.2倍、二酸化炭素排出量が3.4倍にそれぞれ増加したことを示した。

 そして、世界主要国の資源環境政策の総合的な成果についてランキングを作成したところ、09年は72カ国中69番目となったことを明らかにした。なお、ランク1位はデンマークで、最下位はベトナムだった。

 また、現在二酸化硫黄排出量、化石燃料燃焼やエネルギー使用により発生する二酸化炭素など汚染物の排出量がそれぞれ世界で一番多くなっていることも紹介した。

 中国科学院は1998年に「可持続発展戦略研究グループ」を立ち上げ、毎年テーマを付けた「発展戦略リポート」を発表してきた。今年のテーマは「グローバルな視点における中国の持続可能な発展」だった。



0 件のコメント:

コメントを投稿