2012年3月5日月曜日

■韓国のハンドメード製品、日本人観光客に人気



韓国のハンドメード製品、日本人観光客に人気
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/05/2012030500972.html
2012/03/05 11:05 朝鮮日報

先月29日、明洞(ソウル市中区)のハンドメードシューズ専門店で靴を買い求める日本人観光客たち。韓国の職人が手掛けたハンドメードシューズは、日本人観光客の間で人気を呼んでいる。

 「明洞に来たら靴を買わなければと言われるほど。数十年のキャリアを持つベテラン職人が作った靴なのに、価格も安い」

 オノ・マサミさん(21)は先月28日午後、ソウルのショッピングエリア・明洞にあるハンドメードシューズ専門店「ババラ」で、シルバーのラメが入った靴を手に「かわいい」を連発した。オノさんが購入した靴の値段は11万ウォン(約8000円)。日本に比べ5万ウォン(約3700円)ほど安い。機械を使わない手作りの靴だけを取り揃えた同店には、平日は1日300人、週末には1000人もの日本人観光客が訪れるという。明洞で会った日本人女性(20)は「日本のガイドブックでベテラン職人が作った靴と紹介されていたので、訪ねてみた」と話した。

 かつて、韓国の免税店で海外ブランド品のショッピングに熱を上げていた日本人観光客の間で、最近は韓国の職人が作るハンドメードの靴やバッグが「メード・イン・コリア・ブランド」として人気を呼んでいる。職人文化を重んじる日本人の好みに合い、値段も手ごろなためだ。ハンドメード製品を扱う韓国のショップは、日本のガイドブックやウェブサイトでも紹介されている。

 靴は「ババラ」、バッグは「ストーリー」「CHADKEANE」、アクセサリーは「アートショップ茂(ムー)」など、日本人観光客の間では定番のショップリストができているほどの人気ぶりだ。3年前に明洞にオープンしたハンドメードの革バッグショップ、CHADKEANEのキム・チェドゥ社長(45)は「私たちの製品は、日本人観光客の間ではグッチやシャネルなどのブランド品にも劣らない」と語った。

 個性的なショップが集まる三清洞(ソウル市鍾路区)でハンドメードバッグを販売する「ストーリー」も、1日に平均約20人の日本人観光客が訪れる。最も人気のあるアイテムは、韓国の風呂敷包みをモチーフにしたバッグ。このほか、かんざしや麻布を使ったバッグも人気を集めている。価格は50万ウォン(約3万7000円)から60万ウォン(約4万4000円)台だが、それでも日本の半分程度だ。ストーリーのチョ・ミョンヒ社長(49)は「日本への郵送が可能かという問い合わせもあるため、日本人向けのオンライン販売サイトを作成中だ」と語った。

 CHADKEANEのキム社長は、全てのバッグを手縫いで作り上げる。製造工程は欧州のブランド並みだが、価格は20-30万ウォン(約1万5000-2万2000円)台から80万ウォン(約5万9000円)台と、やはり日本の半分程度とお手ごろだ。この店には、1日に平均約15人の日本人観光客が訪れる。キム社長は「日本人観光客は一般のブランド品より、職人が丹精込めて作り上げた個性的なバッグを欲しがる」と話している。




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