2012年5月17日木曜日

■中国で急増する美容整形トラブル、発がん性のニセ薬を注射も…


中国で急増する美容整形トラブル、発がん性のニセ薬を注射も…
http://uloco.jp/a/a_0001hatak/id/1892/t/20120515
2012/05/15 uloco

 中国では速さと手軽さを特徴にした美容整形が流行しているが、中国新聞社によれば、中国で美容整形による深刻な被害が急増している。

 ある住宅街の一室にあるエステティックサロンは、豊胸からしわ取りまでさまざまなニーズに対応しており、最近ではヒアルロン酸やボツリヌス毒素などの美容注射が人気を集めている。

 中国でも日本と同じく、医師資格がなければ整形を施すことは不可能で、看護士でなければ注射を打つことも法律違反だ。しかし、中国の多くのサロンでは、医者がいないにもかかわらず、美容注射などの施術が堂々と行われているという。

 問題はそれだけにとどまらない。サロンの多くで使用される美容注射の薬剤の説明書はインターネット上からコピーした簡易なもので、薬剤には具体的な会社名や生産日時なども記されていない。

 もっとも安価な施術で1回あたり2000元(約2万6000円)が相場となっているが、サロンで使用されている薬剤のほとんどが元値が数十元(数百円)のニセモノだ。発がん性が指摘される薬物が使用されるケースも散見されるという。

 中国での美容整形が安価だからといっても、中国で美容整形の手術を受ける際には、信頼できる病院を選ぶことがトラブル回避の重要なポイントになりそうだ。



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