2012年6月24日日曜日

■国産粉ミルク業界「今は史上最高品質」報告にネット冷笑=中国

■国産粉ミルク業界「今は史上最高品質」報告にネット冷笑=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0528&f=national_0528_043.shtml
2012/05/28(月) 10:26
     
粉ミルクの品質不安が社会問題化している中国で、乳製品工業協会が27日「現在の国産粉ミルクは史上最高品質」とする報告書を発表した。中国新聞社が伝えた。

中国乳製品工業協会の宋昆岡理事長は「メラミン事件発生から3年あまり、業界再編や認証管理監督制度強化によって中国の乳業界には根本的な変化が生じた」と語り、「現在の乳製品、乳幼児用粉ミルクの品質安全状況は史上最高だ。安心して購入できる」とアピールした。

「史上最高」の根拠となる3年あまりの変化については、「先進技術を採用し、世界で最も厳しい基準」「原料の品質、安全性確保」「先進的な加工技術、設備の導入」「国による監視システム充実」という4つの根拠を提示した。

関係者が見せる自信とは裏腹に、ネット上では「基準が世界最低だもの」「今までが今までだから当たり前だろ」「なんという信用性の低さ」といった冷ややかなコメントが続出。記事は、「史上最高品質という評価が消費者の信用を生むかどうか、市場での実証が待たれる」と論じた。





■「国情」で世界最悪の牛乳生産、ふざけるな! ―中国メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0620&f=national_0620_042.shtml
2011/06/20(月) 10:09
       
 先日行なわれた中国の牛乳業界内部検討会で専門家が生産基準緩和を「国情によるものだ」と論じたことについて、中国国内メディアから批判の声が挙がっている。人民網は20日、「国情を持ち出して民衆を馬鹿にするな」とする評論を掲載した。

 内部検討会では、広東省乳業協会理事長が「わが国の牛乳品質基準は世界最低。昨年基準変更を検討する際、専門家の意見がほとんど却下され細菌数やたんぱく質の基準が大幅に緩和された」と紹介、一部の大企業が「基準を我が物にしている」と批判した。

 批判に対して内モンゴル自治区乳業協会事務局長が「従来の基準では国内酪農家のほとんどがクリアできない。基準緩和は国情によるものだ」と反論。この発言が中国メディアに取り上げられ、批判が高まった。

 人民網の評論は「酪農家の利益を守るために栄養価を下げ、細菌許容数を4倍にして消費者の健康を犠牲にする」という論理を批判。「事務局長本人や家族は平気で飮めるのか」と問いかけた。その上で牛乳業界の現状を暴いて鋭く批判した広東省乳業協会理事長を評価した。

 GDPやぜいたく品消費、外貨準備高が世界トップレベルに達し、「小康社会」を目指している現代中国の情勢に逆行するかのような基準緩和について、「国情」論はもはや口実にならないと指摘。度重なる食品安全問題に見かねた国が不法経営者や違法生産などの取締りを強化しはじめたことを「幸いなこと」として、消費者の安心感を取り戻すよう全力で取り組むことを期待した。



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