2012年6月30日土曜日

■【コラム】 「秋葉原でフィギュア等を買いたい!」中国の若者から大人気


【コラム】 「秋葉原でフィギュア等を買いたい!」中国の若者から大人気
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0629&f=column_0629_044.shtml
2012/06/29(金) 10:49

 最近、「中国人富裕層を東京観光に連れていく通訳を紹介してほしい」というご相談をいただきました。中国から東京に来られる旅行客の方には「行ってみたいところ」「食べてみたいもの」が必ずあるはず。そして、それは私達日本人の常識とは必ずしも一致するとは限らないと思いました。そこで、私は中国人の方が一般的に「東京」と聞いて「行ってみたい」と思う場所についてアンケートを、『新浪微博』の「投票」機能を利用してとってみることにしました。

 テーマは『東京参観!最想去的地方是?(東京観光で最も行きたいところは?)』、2012年6月9日から6月15日までの一週間で中国の方に「一人一票」で投票をお願いしました。すると224名もの方が参加をして下さり、順位は次の通りとなりました。

 「1位:秋葉原」の断トツの102票には驚かされました。何と投票総数の45.5%もの方が「秋葉原」を選んだのです。ここまで秋葉原がブランドとして中国の方に浸透していることを、どなたか予想できたでしょうか?

 あまりにも圧倒的だった結果を受けて、私は「秋葉原の何が、中国の方の興味を掻き立てるのだろうか?」と思い、今度は『到“秋葉原”最想做什么?(秋葉原で一番何がしたいか?)』というアンケートを実施してみました(2012年6月15日~6月21日)。すると、ご覧下さい。またしても、驚きの結果が現れたのです!

 皆さん、票数をご覧ください。「一人3票まで」というルールで実施したのですが、参加総数は3,865名でした!私自身の新浪微博フォロワーは1,684名(2012年6月23日現在)。たった一週間の間に、遥かにそれを上回る方が投票して下さったのです。もともと、『東京観光で最も行きたいところは?』で一位の「秋葉原」の票数は102。中国人の関心はもはや“東京”ではなく“秋葉原”に向けられていると言っても過言ではないのかもしれません。

 もちろん、ネット上でのアンケートですから、投票者の殆どは20代から30代の若い中国の方々なのでしょう。1位「フィギュア等アニメ・漫画関連商品を買いたい」(2,786票)、2位「メイドカフェに行きたい」、3位「ゲームや玩具を買いたい」、4位「AKB48劇場やAKB48カフェに行きたい」というランキングを見ても、若い方の意見が大きく反映されていることが予想できます。

 しかし、それらを差し引いて考えたとしても“秋葉原”のブランド力は既に我々日本人の想像を遥かに超えており、また、大多数の中国人旅行者が「家電を買いたい」(8位、295票)という理由でAKIBAを目指しているとは限らないことが分かりました。

 『百聞不如一見(百聞は一見に如かず)』。中国版TWITTER『新浪微博』は、またしても中国人の“本音”を我々に教えてくれたのです。



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