【コラム】 世界遺産で無料Wi-Fi!ベトナム中部フエ市が観光客誘致を積極化
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0626&f=column_0626_068.shtml
2012/06/26(火) 16:17
世界遺産から世界とつながることができます――。中部トゥアティエンフエ省の省都フエ市は先に、市内全体に無料で使える無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を整備する計画を承認したという。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に指定されている建造物を抱える同市は、無料Wi-Fiの導入により利便性を高め、観光客を引き付ける狙いのようだ。
地元メディア、VOVニュースによると、計画ではWi-Fi設備の導入に向け、地元政府の関係機関がまず観光地や駅といった公共の場所など、観光客の行動範囲を調査する。また導入する設備は景観に合わせた仕様にする予定。さらに高速接続を可能にするとともに、セキュリティー面にも気を配るという。
こうしたWi-Fi導入に向け、フエ市は中部クアンナム省ホイアンの経験を参考にする方針だ。ホイアンも街並みが世界遺産に指定されている有名な観光地で、すでにWi-Fi導入プロジェクトを始動。これまでに、市中心部の50カ所ほどに接続ポイントを整備しているという。
ネット利用で旅行を楽しく!
電力関連や道路など、インフラ整備は道半ばのベトナム。ただ意外にも、インターネットの利用は進んでおり、スマートフォンやタブレットPCなどの人気も高いようだ。たとえば首都ハノイ市内では、Wi-Fiを無料で利用できるカフェが少なくない。また割安な料金で利用できるネットカフェもあちこちにあり、学生で賑わっている。
そんな中、旅行先だからこそ、場所を確認したり、ホテルを予約したりする際、ネットは大きな力を発揮しそうだ。さらに、ツイッターやフェイスブックなどで、旅先の状況を友人と共有することもできるだろう。歴史あるフエやホイアンで、ネット環境が整備されれば、ベトナム旅行がさらに面白くなりそうだ!
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