2012年12月13日木曜日

■経済の長期低迷で、日本の大学生の意識に変化=中国報道


経済の長期低迷で、日本の大学生の意識に変化=中国報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1213&f=national_1213_021.shtml
2012/12/13(木) 17:29

 中国網日本語版(チャイナネット)は13日付で、「経済の長期低迷によって、日本の大学生の意識に変化が生じている」と報じた。以下は同記事より。

 文部科学省は1990年代より、大学新設の認可基準の緩和を開始している。日本全国ではその後「大学新設ブーム」が起こり、大学が雨後のたけのこのように誕生した。文部科学省が発表した「平成18年度学校基本調査」によると、1996年から2006年までの10年間に、日本で新設された公立・私立大学は168校に達し、毎年平均16校の新大学が誕生した。

 日本の大学の進学率は1991年の時点では25.5%であったが、20年後の2011年には51%に上昇した。日本は現在、高校生の半分が大学に進学する時代になった。日本経済の長期的な低迷にもかかわらず、大学が多く開設されている。日本のような発展した社会において、大学生のキャンパスライフと就職意識にも変化が生じている。

 まず、大学生が交際を好まず、学習を重視するようになった。全国大学生活協同組合連合会は1963年より、同連合会の加盟大学に対して「大学生生活実態調査」を実施しており、大学生の生活の把握に努めている。

 過去10年間の調査結果を分析すると91年の調査では、「良好な人間関係を築く」をキャンパスライフの中心であると考える大学生は全体の26%に達したが、11年の調査では13.4%に低下した。(つづく)(編集担当:米原裕子)

 一方で「学習が第一」と回答した大学生は91年の19.9%から11年の27.1%に上昇し、過去最高となった。大学生らは、大卒の学歴は就職活動に役に立たず、順調な就職には高い学力が必要とされることを意識したのだ。しかし現代社会では、「人間関係こそが第一の生産力」という言葉がある。勉強ばかりを重視し、人付き合いを蔑(ないがし)ろにすれば、社会人になってから挫折し、人と交流する必要がある仕事をこなせなくなる。

 次に、大学生が貧しくなり、借金を抱えながら通学している。「大学生生活実態調査」を見ると、大学生の1カ月の小遣いは91年の9万450円から11年の6万9780円に減少した。大学生が一人暮らしを始めてから半年間で購入する家電・家具などの耐久品の支出もまた91年の6万600円から11年の1万7000円に減少した。

 小遣いが減ったばかりでなく、奨学金を借りて卒業する大学生が増加している。失敗が許されない時代を乗り切るため、東京大学の学生でさえ地方公務員を就職先に選択している。

 景気低迷にもかかわらず大学生が次々と誕生しているこの国では、労働力が不足すると同時に、就職先が不足している。日本の大学生がこの悪性の連鎖から脱却するまで、あとどれほどの時間が必要とされるのだろうか。



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