2012年12月13日木曜日

■北のミサイル発射をめぐる疑惑(1)韓国を如何に騙したか=中国


北のミサイル発射をめぐる疑惑(1)韓国を如何に騙したか=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1213&f=politics_1213_009.shtml
2012/12/13(木) 16:14

 北朝鮮は12日、事実上の長距離弾道ミサイルを発射し、ミサイルは沖縄県上空を通過したが、自衛隊は破壊措置を実施しなかった。中国網日本語版(チャイナネット)は13日、北朝鮮はどのように韓国をだましたのかと論じた。以下は同記事より。


 「成功した」とされる今回の発射には多くの疑惑がある。韓国メディアがミサイルは解体されたと報じたなかで突然発射したのはなぜか。ミサイルの3段分離の成功は北朝鮮が核搭載能力を持ったことを意味するか。

 北朝鮮がミサイルを打ち上げるわずか30分前、韓国メディアは北朝鮮のミサイルが解体されて組立工場に戻されたと報じたが、その直後に発射したという情報が伝えられた。「ミサイルの分解」は北朝鮮による「見せかけ」である可能性がある。

 分解した翌日に発射することは不可能

 中国のミサイル分野のある専門家は、韓国は北朝鮮の策にはまったと見ている。同専門家は「新京報」に対し、ミサイルに技術的欠陥があったかどうかにかかわらず、発射台から取り外された翌日にまた取り付けてすぐに発射するというのは技術的に不可能だと語った。

 北朝鮮は偽の状況を作り出し、真相を隠し、韓国をだましたと見られる。北朝鮮が移動式の発射台からミサイルを発射するという推測について、同専門家は「移動式の発射台は主に戦略ミサイルを打ち上げるものであり、衛星を打ち上げることはない。北朝鮮にもまだこのような技術はない」と話した。

 北朝鮮は核搭載能力を備えた?

 中国知遠戦略・防務研究所の周晨鳴研究員は「新京報」に対し、北朝鮮による3段ロケットを使ったミサイル打ち上げの「成功」は、弾道ミサイル技術を高めるうえで重要な意味があるとしながらも、「これは北朝鮮が実践で使える弾道ミサイルの能力を備えたことを意味するわけではない」と述べた。

  また周研究員によると、誘導や戦闘用のプルトニウムの製造は弾道ミサイルの開発に影響する。「弾道ミサイルを打ち上げることと、ロケットを使って爆発可能な物を宇宙に飛ばすことは別の概念だ」と周研究員は話す。

 北朝鮮が「衛星の打ち上げ」と称している事実上の長距離弾道ミサイル発射を実施したことは、日本と韓国が軍備拡張を進め、米軍がアジア太平洋でのプレゼンスをより一層強化することにつながるだろう。(編集担当:米原裕子)

北のミサイル発射をめぐる疑惑(2)アジア情勢に影響は=中国
Y! 【政治ニュース】 【この記事に対するコメント】 2012/12/13(木) 17:13

 北朝鮮は12日、事実上の長距離弾道ミサイルを発射し、ミサイルは沖縄県上空を通過したが、自衛隊は破壊措置を実施しなかった。中国網日本語版(チャイナネット)は13日、北朝鮮はどのように韓国をだましたのかと論じた。以下は同記事より。


 日本は16日に総選挙、韓国は19日に大統領選挙を控えている。朱教授は「北朝鮮がこの時期に『衛星の打ち上げ』を実施したことで、日本の右翼勢力は選挙戦でより優位に立つと見られ、韓国の保守派もまた、明らかに勢力を増すことになるだろう。米国にとっては、アジア太平洋地域への『リバランス』(再均衡化)を図るに当たって、大義名分を得たことでより堂々と動くことができるようになる。つまり、北朝鮮の『衛星の打ち上げ』は、東アジア地域の安全を乱す危険な行為だ」と見ている。

 また、朱教授は「北朝鮮の『衛星の打ち上げ』は、アジア太平洋地域における中国の平和的台頭と地域安全、安定した隣国外交に極めて深刻なマイナス影響を及ぼす行為である」とし、「東アジアの安全はかつて経験したことのない調整期にあり、北朝鮮が国際社会を無視して騒げば騒ぐほど、他国は中国と北朝鮮を結び付けて考え、対抗する構図を描くようになる」との見方を示した。

 上海国際問題研究院アジア太平洋研究センターの北朝鮮問題専門家である於迎麗氏は、「北朝鮮は以前、核実験を成功させており、衛星打ち上げ用ロケットの発射も成功すれば、北東アジアにとっては極めて重要な出来事となり、地域全体の戦略的勢力図に影響を与えることになる」と指摘した。

 於氏は「今回の発射成功は北朝鮮の強みとなり、他国への態度も変わるだろう。北朝鮮はもはや弱い『もやしっ子』ではなく、無視することのできない脅威勢力となる」と指摘する。

 北東アジアの情勢は不安定に

 於氏によると、今後少なくとも1年間は、北東アジアに平穏が訪れることはない。「韓国がこのまま黙って後れを取るはずはなく、弾道ミサイルの実験や衛星の打ち上げに取り掛かるだろう。日本はこの機に乗じて、自国の軍事力を強化し、日米同盟と米韓同盟の調整は前進するだろう。また、中国にはより大きな国際社会からの圧力がかかると見られる」と於氏は指摘する。



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