クリスマスのチャリティー食事会で中国人観光客が「タダ飯」?=華人への誤解だとの声も―ニュージーランド
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2012年12月31日 16時23分
2012年12月27日、ニュージーランドのテレビ局や、ヤフーNZは、25日にニュージーランド最大の都市オークランドで行われたクリスマスのチャリティー食事会に中国人観光客が入り込み、「タダ飯」を楽しんだと報じた。
ニュージーランドには、貧困層やホームレスのための「クリスマス・チャリティー食事会」が開催される習慣があり、その模様を映していたテレビの画面には、十数名のアジア人の老人が無料の昼食を楽しむ姿が映し出されていた。そのうちの一人が記者のインタビューに対し、自分は中国から来た観光客だと回答したため、現地のニュースでは「中国人観光客がチャリティー食事会に入り込み、貧困者のための食事を楽しんだ」と報じられた。
ニュースに対し食事会の主催者は「食事会の会場に来て、ニュージーランドの文化を体験して頂くのは構いませんが、旅行社が故意にこの場所へ手配したのであれば、間違いなく社会的責任感に欠ける行為です。手配をした人が、現地の慈善団体に中国人観光客が食べた分の食事代を寄付して下さることを願います」とコメントした。
これについて、ニュージーランドでは大きな議論が巻き起こっている。ネット掲示板では、「ニュージーランドまでの高い航空チケットを負担できるような人が、貧困層のための無料食事会でタダ飯を食べるべきではない」という声も上がっている。
一方で、ニュージーランドに住む華人からも意見が寄せられている。「きっと旅行社の仕業だ」という声や、「画面に映っていたアジア人の老人は中国人観光客に見えない。服装からも地元に住んでいる華人のお年寄りのようだ。地元の華人団体や、老人ホームから来た人たちが、言葉の問題で誤解されているのではないか」という意見もあった。
ニュージーランドに住む華人の老人は、英語が得意でないケースが多く、「確認もせず一方的な報道をしたニュージーランドのメディアは、華人に謝罪するべきだ」という声も上がっている。
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