2013年1月9日水曜日

■自殺予備軍の「精神健康高危険者」…368万人に達する=韓国


自殺予備軍の「精神健康高危険者」…368万人に達する=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0108&f=national_0108_012.shtml
2013/01/08(火) 12:03

 韓国の保健社会研究院は8日、自殺の危険性が一般人よりも高い「精神健康高危険者」が、368万人に達することを明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。

 同研究院が発表した「精神健康高危険者の管理体系の確立方案に関する研究」によると、精神健康高危険者は約368万1943人に上った。また、これまで1度以上、精神健康疾患を経験した人は韓国全体の人口の27.6パーセントに達した。

 精神健康高危険者は、ストレスの解消などが困難な状態にある人を指す。離婚・別居、失職、差別などが原因となるケースが多く、大半がうつ病を患っている。精神健康高危険者ではない一般の人よりも自殺率が高いとされる。性別でみると、女性(258万5955人)の方が、男性(109万8847人)よりも2.4倍多い。

 しかし、自殺予備軍とされる人々への支援や対策は不十分だという。2012年、韓国の成人男女1000人を対象にした「精神健康サービス利用の実態調査」によると、82.8パーセントがストレスに悩まされたと回答したが、このうち専門機関を利用した人は5.9パーセント足らずだった。

 韓国各紙は、元巨人のチョ・ソンミンさんが6日に自殺したことを受けて、著名人の自殺が与える影響の大きさや、国内の自殺率の高さなどについて相次いで取り上げた。



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