2013年1月5日土曜日

■【仏国ブログ】日本の新年は「新しい人生のスタート」を意味する


【仏国ブログ】日本の新年は「新しい人生のスタート」を意味する
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0105&f=national_0105_004.shtml
2013/01/05(土) 09:54

 フランス人女性が、自身のブログ「TA3MAN Stramgram」で、日本のお正月や原宿・表参道を散歩した時の印象についてつづった。

 筆者は、世界で最もモダンな国のひとつである日本が、新年を迎える際にどのような伝統行事を続けているのかを読者に伝えたかったという。

 1月1日は、日本ではお正月、元日と呼ばれる最も重要な祝日であり、多くの日本人が休暇をとる。また、新年は新しい人生の始まりを意味する儀式のようなもので、12月31日には年神様(としがみさま)を迎えるために家を大掃除する習慣がある。そして、日本人は元日に届ける年賀状と呼ばれるグリーティングカードを送ることは、とても大切なことと考えていると説明した。

 お正月に、原宿、表参道を散歩しながら明治神宮へ向った筆者は、途中でお正月飾りを目にした。クリスマスが過ぎると同時に、クリスマスの飾り付けはお正月用に変化した。多くの店先には、3本の長さの異なる竹が組み合わせた門松という飾り物を置くと紹介。このほかにも、しめ縄やしめ飾りといわれる飾り付けがあり、新年の重要な要素だと伝えた。

 また、表参道で福袋を買うのを楽しみにしていた筆者は、いつもはシックなこの街に屋台がひしめきあっている様子を、「いくつもの小屋が建ち並ぶ市場へと変身していた」と驚きを示した。塩辛い食べ物や、チョコバナナ、麺、焼き鳥などがあり、中でもたこ焼きの味は絶品だったという。

 ヨーロッパでは新年に今年の目標を掲げたりするが、日本の正月は、新年の開始と関連付けて、新しい人生の始まりをスタートさせるという思想があり、また時に忘れることもあると説明した。日本では飾り付けを燃やすように、悪い出来事を忘れることで、ストレスを感じずに新年を迎え、新しい人生をスタートさせることでが前進につながると日本人の考え方を説明した。

 欧米とは異なる、年末の大掃除や正月の門松、初詣など、縁起をかつぐ日本人の正月の迎え方に関心を抱いたようだ。



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