2013年1月9日水曜日

■【韓国ブログ】日本の漫画を読んだら友達に「売国奴」と言われた


■【韓国ブログ】日本の漫画を読んだら友達に「売国奴」と言われた
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0108&f=national_0108_017.shtml
2013/01/08(火) 15:27

 日本の漫画やアニメが大好きだという韓国人ブロガーのサカタタクミさん(ハンドルネーム)は最近、ある友達から衝撃的な言葉を言われた。それは、自国を犠牲にして私利を得ることを表す「売国奴」という言葉。ブログでは、友達に言われた時のショックと、その後で襲った悲しみ、日本の漫画を読む者に対してだけ貼られる売国奴というレッテルへの憤りをつづった。

 サカタタクミさんによると、友達の衝撃な発言があったのは1月5日の午後4-5時ごろ。スマートフォン向けのチャットアプリ「カカオトーク」で話していたところ、「売国奴がなぜここにいる」と言われた。

 この発言に、サカタタクミさんは大ショック。「この言葉を聞いて一瞬何も言えず、ぼーっとしてしまった。本当に悲しくて今朝は泣きました」と述べ、深く傷ついたことを明かした。ブログには、この出来事が作り話でないことを証明するため、ユーザー名を消した状態でチャット画像もアップした。

 悲しみは徐々に怒りへ変わったようで、「でも、日本の漫画を読む人はみんな売国奴になるの? その子の家にだって日本の家電製品やキャラクターグッズ、服だってあるはずでしょ?」と発言。韓国の一般家庭には、衣類から日用品に至るまで日本の製品で溢れているではないかと指摘した。さらに、日本のキャラクターグッズによろこぶ一方で、日本の漫画を読む者に対しては「売国奴」と非難する人たちの態度は理解ができないとし、「これは人権侵害だ」とも主張。しかし、友達から暴言を吐かれたダメージは大きいようで、「今は精神的に困惑しています」と複雑な心境をのぞかせた。

 ブログのコメント欄には、サカタタクミさんの出来事に同情したり、理解を示す意見が多く集まった。あるユーザーは、「元気を出してとしか言えません。私も『銀魂』の漫画を読んでいるからといって売国奴と言われた経験があります」「私の親戚も売国奴になってしまうのか」「すごく共感しました」「この話を広めます」などのコメントが書き込まれた。(編集担当:新川悠)




■【韓国ブログ】なぜ売国奴に?韓国の若者を悩ます日本文化への偏見
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1126&f=national_1126_029.shtml
2009/11/26(木) 17:15

 日本のアニメやコスプレは、韓国でも大きな人気を誇っている。ソウルや釜山で1~2カ月に1回開催されるコミックワールドは、全国からやってきたコスプレイヤーや同人誌を販売する人たちで常に賑わう。そんな日本の文化に大きな影響を受け、楽しんでいる韓国の若者たちが、最近になって悩みを抱えているという。アニメやコスプレといった自分たちが好きな日本の文化と、韓国の歴史を尊重する意見との間で、板挟みの状態となっているのだという。

 このような日本文化への無分別な偏見に対し批判的な立場をとる韓国人ブロガーの「王子様病が発症したプラン」氏は、アニメやコスプレという日本の文化と、過去に起きた歴史とを混同するべきではないと指摘している。「どうしてアニメやコスプレが好きな私たちが‘汚れた売国奴’になってしまうのか」とし、「念のために言うが、コスプレ自体はそもそも日本が発祥ではない。それでも批判をするつもりか」と不満を述べる。

 このブロガーが言うように、気に入ったキャラクターになりきってコスプレをすること自体は、アメリカのハロウィンでも昔から行われてきたことである。日本では1980年ごろからコスプレ文化が定着するようになり、それから徐々に今のようなアニメや漫画のキャラクターに扮(ふん)することがコスプレであるという認識になったのである。今では日本で使われているコスプレ(コスチュームプレイ)という和製英語が世界的に浸透しているため、日本の文化コンテンツのひとつとして見ている人も多い。

 ブロガーは続けて、年齢や性別とは関係なく、人にはそれぞれ趣味というものがあり、それを批判する権利はないと主張する。「“マニア”は健全で、“オタク”は汚れているのか?」とし、「“オタク”だと指を指される私たちだって平凡な学生だ」と述べる。

 そして、『日本ものはすべて悪い』『日本のものを受け入れるやつは売国奴だ』『日本人は悪いやつらだ』という3つの偏見がなくなった時に、韓国は他国から認めてもらうことができるのではないかと語り、そうなれば互いの文化を尊重しあえる関係になれるとも綴っている。

 このブロガーの意見に対して、「本当に共感します」「うちのクラスの子たちも同じ。友達とアニメについて話していたら『オタクのやつらだ』って悪口を言われた」「私が漫画好きだということを知ったクラスの女子が、日本はどうのこうのとずっと言ってきて、すごく腹が立った」といったコメントが寄せられている。このブロガーも、ブログにコメントを寄せているユーザーたちも、文面から推測して中学生から高校生くらいの若者のようである。近年のアニメやコスプレ人気と共に、彼らのような悩みも膨らんでいきそうである。



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