2013年2月8日金曜日

■【台湾ブログ】蔵王の樹氷に感動「これこそ絶景と呼ぶべき光景」


【台湾ブログ】蔵王の樹氷に感動「これこそ絶景と呼ぶべき光景」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0208&f=national_0208_038.shtml
2013/02/08(金) 16:18

 台湾は亜熱帯および熱帯気候であるため、山間部に住む人を除けば、台湾人の多くは雪を間近で見ることはできない。暖かい台湾から日本を訪れ、東北地方を旅行したという台湾人ブロガーの刹有其食さんは、仙台で食べた「牛タン」、「海鮮丼」などを称賛しつつ、「蔵王の樹氷」がもっとも印象に残ったとブログに綴った。

 仙台から2時間かけ、樹氷見学のために蔵王へ。前日から防寒の準備をするように言われていたという筆者は、ありったけの防寒着を身につけたそうだ。蔵王はすでに大雪が降り積もっていて、一面の銀世界が眼前に広がる。気温は摂氏氷点下7度だったそうだが、幸い天気は良かったそうだ。

 天気が悪い場合は樹氷見学どころではなくなってしまうし、そもそも現地に行けなくなってしまう場合もある。筆者は運が良かったと言えるだろう。

 防寒着を着込んでいたものの、台湾から訪日した筆者はやはり寒くてたまらなかったようで、顔に風を受けると「5分もたたないうちに痛いと感じた」と感想を語った。

 「戦車のような」除雪車に乗って樹氷のある場所まで出発。10人しか乗れない車内は狭かったというが、とても暖かくて眠たくなってしまい、うとうとし始めたときについに到着! 樹氷のある世界に「なんてすばららしい眺めなんだろう!」と感嘆の声をあげた筆者。樹氷は1つ1つが形が異なるため、幻想的な世界に外の寒さを忘れて飛び出したという。

 天気が良かったため、普段は10分間の見学時間を少しだけ延長してくれたと喜んだ筆者は、「晴天に恵まれて樹氷を見ることができたことを神様に感謝」したそうだ。

 筆者は「蔵王の樹氷は忘れることのできない、すばらしい場所だった」と絶賛、これこそが「絶景と呼ぶにふさわしい」とコメントし、ブログの読者に向けて、「ぜひみんなも樹氷を見に行くべきだ」と綴った。

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 台湾では、親日的な感情を持つ人が多いとされる。ただし、過去の植民地時代について「すべてがばら色」として語られているのではなく、例えば歴史の教科書では、日本側による残虐行為も紹介されている。しかしその同じ教科書で、台湾の発展のために力を尽くした日本人のことが「美談」として紹介されているのが特徴だ。

 また、戦前から台湾に住む人にとっては、共産党との戦いに敗れて台湾にやってきた国民党関係者などが「あまりにもひどかった」ことも、日本に対する良好な感情に関係しているという。当時は「犬が去ったら豚が来た」などと言われた。「日本人の統治はうるさかったが、台湾人を守ってもくれた。大陸人は耐え難いほど貪欲だった」との意だ。



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