2011年11月13日日曜日

■オンライン楽曲販売、7%増~11年、CD需要は一層低下へ


オンライン楽曲販売、7%増~11年、CD需要は一層低下へ
http://www.usfl.com/Daily/News/11/11/1111_033.asp
2011年11月11日 18:54米国東部時間  Fax Express

 ハイテク調査ガートナーは、今年の世界のオンライン楽曲売上高が前年比約7%増の63億ドルに達するとの予測を発表した。スポティファイ(Spotify)やアイチューンズ(iTunes)をはじめとするデジタル・サービスの人気上昇が理由。

 シカゴ・トリビューンが伝えたところによると、オンライン楽曲への世界支出は、2010年の59億ドルから15年には77億ドルに増える見通し。一方で、CDなど旧来の音楽形式は150億ドルから100億ドルまで低下すると予想される。CD販売低下の勢いは、海賊行為(違法コピー)にも影響されてデジタル販売の伸びより激しいという。

 インターネットの普及が始まったころは、消費者の多くがナップスターなどのサービスを通じて楽曲を違法に共有し、ユニバーサルやEMIといった音楽業界大手の収入を奪った。しかし、アイチューンズなど合法的な販売方式の便利さが知れ渡ると、有料のデジタル配信を選ぶ消費者が増えた。

 さらに、楽曲をストリーミング配信するスポティファイやラストエフエム(Lastfm.com)、パンドラ(Pandora)などの会員サービスも人気が高まっている。ガートナーは、会員サービスが15年までに22億ドル市場に成長し、オンライン楽曲支出の29%を占めると予想している。



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