2011年11月2日水曜日

■他の乗客が気分を害する場合には障害者の搭乗拒否=中国・航空会社


他の乗客が気分を害する場合には障害者の搭乗拒否=中国・航空会社
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1102&f=national_1102_057.shtml
2011/11/02(水) 10:16
  
 中国国内の航空会社24社のすべてが、障害者の航空機利用について、事前の申し出を求めていることが分かった。半数以上の航空会社は「他の乗客が気分を害する可能性があれば障害者の搭乗を拒否する場合がある」という。中国新聞社が報じた。

 中国の民間公益組織「衡平機構」が、同国の航空会社24社を調査して、「障害者の航空機搭乗状況調査リポート」をまとめた。

 24社すべてが、障害者の航空機利用について「事前通知」を求めている。うち8社は「搭乗券購入の際に申請」との規則だ。22社は「運送者の同意が必要」として、拒否する可能性を残している。

 航空会社の半数以上にあたる13社は「他の乗客が気分を害したりいやがったりする可能性がある場合には、障害者の搭乗を拒否する権利を留保する」と定めている。

 中国の関連法律である「障害者の航空運輸弁法(試行)」は、身体障害者の航空機搭乗について「事前通知」を求めていない。搭乗に際しての「医学的証明」については、科学的にみて必要があると考えられる2つのタイプの障害を除いて、「不要」とされている。「他の乗客がいやがる」ことを理由に搭乗を拒否することは、障害者の差別を明確に禁じている条文に違反するという。



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