2011年11月5日土曜日

■英米メディアの観光地ランク、日本に高評価


英米メディアの観光地ランク、日本に高評価
http://www.kankoukeizai-shinbun.co.jp/backnumber/11/11_05/inbound.html
インバウンド 第2631号《2011年11月5日(土)発行》  観光経済新聞社

 英国、米国のメディアによる2011年観光地ランキングで、日本が高い評価を受けた。英国の高級紙「ガーディアン」では、読者投票による満足度ランキングの長距離国別部門で日本が1位、海外都市別部門では東京が1位に選出された。米国の大手旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」の読者人気投票でもアジア都市部門で京都が1位に選ばれた。

 ランキング結果について日本政府観光局(JNTO)は、「英米両国の権威ある観光地ランキングで高評価を受けたことは、東日本大震災を受けてもなお日本に対する底堅い観光需要があることを物語っている」と指摘した。各授賞式にはJNTOのロンドン、ニューヨーク両事務所の所長らが出席した。

 JNTOによると、ガーディアンの満足度ランキングの長距離国別部門では、日本の満足度が98.9%で1位。以下は2位がモルジブ、3位がペルーという結果。海外都市部門は東京が98.2%で1位。以下は2位がシドニー(豪州)、3位がケープタウン(南アフリカ)だった。

 同紙旅行欄のジュマ・ボウズ編集長は、震災の影響で訪日外国人旅行者が減少していることを踏まえ、「今回の受賞により旅行目的地としての日本に対する興味、関心が改めて高まり、日本観光の復興に役立つとともに、日本に早期に旅行者が戻ることにつながれば」と述べたという。

 コンデ・ナスト・トラベラーの人気投票では、京都が昨年の2位からランクアップし1位になった。授賞式には米国のテレビ番組「アイアン・シェフ(料理の鉄人)」で有名な日本人シェフの森本正治氏がプレゼンターとして登場し、1位に京都が入ったことについて「京都の歴史と文化が今日まで伝承されていると高く評価されたことは大変素晴らしい」と語った。



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