2011年11月14日月曜日

■【仏国ブログ】新型ASIMO「日本人のロボットへの熱意の結晶」


【仏国ブログ】新型ASIMO「日本人のロボットへの熱意の結晶」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1111&f=national_1111_057.shtml
2011/11/11(金) 10:42   サーチナ

 ホンダは8日、二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」の新型モデルを発表した。重量は前モデルの8キロ減の48キロ、走行速度が時速6キロから9キロになり、片足ジャンプや両足ジャンプも可能になった。また紙コップをつぶさないように持ち、飲み物を注ぐなど、手にも大幅な改良が行われた。

 2000年に登場して以来、ASIMOはフランスでも注目を集めている。仏ルポワン紙は、新型モデルについて、歩行時に人とぶつかり合うことを避ける機能や、顔だけでなく声でも人を識別する機能があることも併せて伝えている。

 2000年の登場時にはすでに歩行や走行、また握手をすることも可能だったが、2004年と2005年の改良を経て、更なるロボット技術の飛躍が見られると報じている。

 記事に寄せられたコメントには、「ASIMO」に見られるロボット技術が「商業分野や科学分野、また危険な仕事や保育といった仕事にまで応用できるかもしれない」といった声や、「軍の兵士としての役割も担えるのでは」といった意見が見られる。

 また、2000年の登場時以来関心があったという読者からは「初代もとても印象的だったが、2007年に東京に行く機会があり、3代目となる2005年モデルもかなりの速度で走り、技術の進歩を目にした。しかし、その4年後にここまでの進化があるとは、大変驚いた。日本人はロボット技術の向上に対して大変な熱意をもって取り組んでいるが、その成果がこのような形で人類に貢献するとは、素晴らしいこと」と称賛するコメントが寄せられている。 

 このほかに、自動車に関するフランスのニュースサイト「Autoplus」でもこれが報じられたところ、「日本は大災害にあったにもかかわらず、このような技術を世界に発信し、不屈の精神が感じられる」との意見がつづられている。

 フランスでは、ロボット技術の進歩には、失業率のさらなる増加への懸念など、否定的な見方もある。しかし、今回のニュースには好意的な意見が多く、将来性や今後の進歩にも期待が高まっている様子がうかがえる。



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