2011年11月5日土曜日

■【米国ブログ】日本食がおいしい理由「だしが効いているから」


【米国ブログ】日本食がおいしい理由「だしが効いているから」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1103&f=national_1103_068.shtml
2011/11/03(木) 11:44
  
  米国のブログ「chowlit」では、訪日した米国人女性が日本食を食べ歩き、その感想をつづっている。

  かねてから日本食ファンだった筆者は、友人に連れられて行った東京銀座の高架下にある店に行った。「その店は紹介なしには決して見つけられないようなこじんまりした店で、さまざまな和洋折衷の創作料理があったが、どれも絶品だった」と感想を語っている。

  また、築地の老舗八百屋がプロデュースする、野菜にこだわった懐石料理店に行った経験についても、「これまで食べたベジタリアン料理の中で最高の味だった。特にイチジクのゴマソース和えは絶品」だったと評価した。

  筆者は日本食を食べ歩くうちに、驚くべき隠し味があることに気付いたとし、その隠し味であるだしは、昆布やかつおを煮て準備されていることが分かったという。だしについて「野菜料理を食べたときに、野菜の味だけではない不思議な味が口に広がった」と表現している。

  筆者は、日本の複雑な食文化について欧米の一般論で述べることは難しいと語る。各国の料理には異なるスタイルと味がある。日本でいえば「だし」の味で、昔から引き継がれているものだ。日本食を食べるとき、いつも何のだしを使っているかが気になるという。

  欧米では、料理はシェフの腕前によるところがある。油で炒めたか、煮込んだ料理か、あるいはソースによって決まる。一方、日本では調理しすぎないため、野菜や魚の本質的な味を堪能できるのが素晴らしいと称賛している。

  特に、すしは典型的な例で、魚と米だけで作られているが、両方の素材を味わえる。シンプルに醤油(しょうゆ)やわさびをつけるが、それ以外の味は酢めしくらいだ。単純なのに完全に調和して完璧だと評している。

  帰国した筆者は、料理の最高峰は、遠い日本で味わった日本食の味だと今も思っていると締めくくっている。



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