2011年11月5日土曜日

■Qちゃん所長に「道」の研究所 観光庁が開設


■Qちゃん所長に「道」の研究所 観光庁が開設
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111104/plc11110416470014-n1.htm
2011.11.4 16:43  観光庁

 観光庁は4日、全国の道を観光地化し新たな観光需要を創出しようと「観光庁ランナーズインフォメーション研究所」を設立したと発表した。所長には、元マラソン選手の高橋尚子さんが就任した。

 研究所では投稿をもとに道の魅力を再発見し、各界の専門家が推薦コースを選定する。コースは、ホームページ(www.runnersinfo.org)やスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」向けアプリ「RUNNER’S INFO」で紹介する。

 高橋さんは「日本中に新しい観光名所を作り出し、日本を世界一行きたい国にしたい」と意気込みを語り、「日本にはまだ知られていない良い道がたくさんある。みなさんのおすすめの道の情報を待っています」と研究所への投稿を呼びかけた。

 協力する専門家には、高橋さんのほか、ランナーの有森裕子さんや音楽家の坂本龍一さんらが名を連ねる。サイトとアプリでは、ランニング向けの道だけではなくウオーキングやサイクリングに適したコースも紹介し、道に関するコラムも掲載する。

 当面は日英の2言語で提供するが、中国語など他の言語にも拡大していく。また、推薦されたコース上には、研究所の認定であることを示すシンボルマークのパネルが掲示される。

 東京マラソンを筆頭に、ランニング・ブームが隆盛だ。各地のマラソンに参加する人による前後泊や打ち上げなどの飲食が地域の観光収入に寄与することから、観光庁ではマラソンを有力な観光資源ととらえ、振興に取り組んでいる。マラソンは世界的なトレンドともなっており、欧米では旅先で走るというスタイルが一般に定着していることから、今回の取り組みで国内の道を観光地化し、インバウンド(訪日外国人旅行)の拡大につなげたい考えだ。



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