2011年12月11日日曜日

■まちあるき観光、宇部で来月14日「全国サミット」


まちあるき観光、宇部で来月14日「全国サミット」
http://ubenippo.co.jp/2011/12/post-2455.html
2011年12月10日

 体験型イベントを通して、地域の観光資源を発掘する手法を考える「第3回全国まちあるき観光サミットin宇部~旅をするようにまちを歩こう」は、来年1月14日午後1時から国際ホテル宇部で開かれる。うべネットワーク主催。

 テーマパークや名所を見学する従来の観光ではなく、旅行者が少人数でまち歩きをし、地元の人と触れ合う中から魅力を発見・体験する新しい観光の可能性を考えるシンポジウム。第1回を2009年に香川県善通寺市、第2回を10年に岡山県総社市で開催した。

 今回は、まち歩きが、地域活性化や、観光資源に乏しい地域での観光振興に有効かをテーマに、全国から専門家や7都市のまち歩き団体が登壇して、講演やシンポジウムを開く。

 基調講演は、日本観光振興協会常務理事で総合研究所所長の丁野朗さんが「まちあるきから展開する地域活性化と観光振興」と題して話す。福島県いわき市や長野県諏訪地区など7都市の団体が「輪がまち・あるき自慢会」と題して事例報告する。

 「まちあるきの効用」をテーマにしたシンポジウムで、ハットウ・オンパク代表理事の鶴田浩一郎さん、総社市観光協会副会長の加藤せい子さん、うべネットワーク理事の吉村陽子さん、地域再生診療所所長の井上弘司さんが議論を深める。

 まち歩きのプログラムを含むうべ探検博覧会を企画・実施する吉村さんは「まち歩きと観光は表裏一体。先進地の取り組みを学び、地域の再発見に生かしたい」と話した。入場無料。参加申し込みは、うべ探検倶楽部(電話39-7460)へ。

 関連イベントとして1月13日に三つの産業観光ツアー、15日に四つの市内まち歩きツアーを実施する。

 各プログラムは次の通り。時間や参加料の問い合わせと参加申し込みはうべ探検倶楽部へ。


 ▽13日

①「長州ナイト」松山町3丁目のまつずみ旅館に1泊し、手打ちそばを味わう。鍔(つば)と刀にまつわる話を聞く
②「セメントの道」美祢市の石灰石の採石場を見学する
③「宇部きらめく工場群」工場群の夜景を見る

 ▽15日

①「新春のときわ公園散策」
②「維新の歴史を感じて!」宇部護国神社、宗隣寺など福原家ゆかりの地を巡る
③「潮風の中の古墳めぐり」東岐波地区の古墳を巡る
④「宇部市の貴重な文化遺産を探索」記念会館や旧宇部銀行館(ヒストリア宇部)など村野藤吾作品を巡る



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