2011年12月2日金曜日

■コカ・コーラ長春の飲料で中毒死…当局が警戒を呼びかけ


コカ・コーラ長春の飲料で中毒死…当局が警戒を呼びかけ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1201&f=national_1201_163.shtml
2011/12/01(木) 16:51 サーチナ
 吉林省長春市食品安全委員会弁公室は1日、テレビを通じてコカ・コーラ長春が販売するイチゴミルク味飲料「美汁源果粒〓優」を飲まないよう呼びかけた。同製品を所持している消費者は、当局に連絡するよう求めた。長春市内では11月28日、同飲料を飲んだ母子が中毒症状を示し、子が死亡した。警察は同飲料から殺虫剤の成分を検出したと発表した。CNTVが報じた。(〓は女へんに「乃」)

 長春市内のスーパーは11月30日夕方までに、コカ・コーラブランドの製品を売り場から撤去した。スーパー関係者によると、同日午前8時ごろに市工商局の職員が来て、「美汁源果粒〓優で子ども1人が中毒した。該当する商品を直ちに撤去するように」と指示したという。

 11月28日に発生した母子の中毒では、治療にあたった医師が有機リンによる中毒と診断した。警察も飲み残しの飲料を分析して、殺虫剤成分が検出されたと発表した。しかし長春市衛生局は「有機リン成分が検出されなかった」と発表するなど、情報は混乱している。

 長春市内では、11月28日以前にも、同飲料を飲んだ児童数人が中毒症状を示したとされる。ただし、いずれも回復し退院したという。

 同製品の製造元であるコカ・コーラ吉林は、「同時期に出荷した該当製品のサンプルを保存しており、検査したが異常はまったくなかった」と説明した。コカ・コーラ中国区北京対外事務処理所の王雷経理は「当局が調査を進めている段階で、われわれが原因についての推測すべきでない」と述べた上で、「われわれの製品には問題ないと断言できる」と主張した。



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