2012年1月19日木曜日

■古民家で町おこし


古民家で町おこし
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20120118-OYT8T01172.htm
(2012年1月19日  読売新聞)

米国人招き座談会 宇多津
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20120118-OYT9I01171.htm

まちおこしの拠点として改装する計画が動き出した町家(宇多津町で)

 宇多津町で空き家になった古い町家を改装し、まちおこしの拠点にする取り組みが始まった。町は18日、東洋文化研究などに携わり、全国各地で古民家を観光資源として再生している米国人アレックス・カーさん(59)を招いた座談会を開催。住民ら約30人が明治時代に建てられた町家を見学し、「外観を生かした再生を」などと意見を述べ合った。

 この町家は、たばこ屋だった木造2階建て約290平方メートル。町役場の南約500メートル四方に広がり、明治、大正期の家屋が多く残る「古街地区」の中心部にある。

 空き屋になった後の2010年9月、町が古街地区の景観を保全する一環として購入。徳島・祖谷地区や京都などで古民家を宿泊施設やレストランに改装し、地域の活性化につなげてきたカーさんの支援をあおぎ、再生させることにした。

 座談会では、カーさんがこれまで手がけてきた古民家の再生例を紹介し「古民家には暗いイメージがあるが、しゃれた感覚で改装し、建物の伝統とミックスさせると味がでる」と述べた。

 参加者からは「年寄りや子どもだけでなく、若い人も集まれる建物に」「ほかの空き家も街づくりに生かしてほしい」などの意見が出た。町は、こうした意見を参考に、具体的なプラン作りを急ぐ。



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