2012年1月19日木曜日
■秘境対決 どっちが人気
■秘境対決 どっちが人気
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120118-OYT8T01063.htm
(2012年1月19日 読売新聞)
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フェイスブックで投票
海の足摺岬か
山の祖谷渓か
足摺岬と祖谷渓谷がPR合戦を繰り広げているフェイスブックのサイト
土佐清水市の足摺岬と徳島県三好市の祖谷渓谷が、インターネットの会員制交流サイト「フェイスブック」で人気を競っている。「海の秘境VS山の秘境 冬の陣八番勝負」と銘打ち、利用者の投票で勝負を決める仕組みで、18日に確定した第1戦は足摺岬が僅差で勝利。同サイトを使った対戦型観光PRは四国初といい、関係者は「会員同士の書き込みで話題が広がれば」と期待する。(松田俊輔)
フェイスブックは実名登録が特徴で、世界で数億人が利用。アラブ諸国の民主化運動でも大きな力を発揮したとされる。国内の利用者も急増中で、四国運輸局などがその情報発信力に着目。まず「四万十・足摺観光圏」の足摺岬と、徳島県西部の「にし阿波観光圏」の祖谷渓谷による“秘境”対決を企画した。
対決テーマは〈1〉絶景〈2〉湯めぐり〈3〉ネイチャー〈4〉ミステリー〈5〉お鍋〈6〉パワースポット〈7〉歴史〈8〉人(おもてなし)で、毎週水曜にテーマに沿った記事と写真を掲載。どちらがいいかのアンケート結果と、各記事を「いいね!」と評価した人の数が投票となる。勝負は3月7日まで続き、投票者には抽選で5組10人に勝者側の温泉宿泊券が当たる。敗者側には宿泊券代を負担するなどの罰がある。
第1戦は、足摺岬が展望台から眺める水平線、祖谷はV字渓谷を眼下に見下ろす断崖の「絶景」をPR。足摺岬が283票で、祖谷の268票を上回った。第2戦の「あしずり温泉」と「大歩危祖谷温泉郷」は序盤、祖谷がリードしている。
足摺岬のPRを担当する「あしずり温泉協議会」(土佐清水市)は「罰ゲームもあるのでかなり本気。自然、食、歴史など、魅力を余すところ無く発信して勝利につなげたい」と意気込んでいる。
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