2012年3月14日水曜日

■【中国ブログ】中国人から見た「震災で変わった日本人」


【中国ブログ】中国人から見た「震災で変わった日本人」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0313&f=national_0313_050.shtml
【社会ニュース】 2012/03/13(火) 12:03
  
 東日本大震災から11日で1年が経過した。中国人ブロガーの「文wei」さんは自身が感じた震災後の日本人の意識の変化をブログに綴った。

 震災後、日本人は人との絆(きずな)を重視するようになり、「今を生きる」ことの大切さを感じている。ある被災者の女性はブログに「毎日、夫と離れる時には笑顔を忘れないようにしている」と綴っている。彼女は別れを告げる時が最後になるかもしれない、だから今の機会を大切にと訴えているのだろう。

 筆者は、震災後に音信不通だった以前の彼氏や彼女と再び連絡を取り合ったというケースが数多くあることを紹介、「日本人はどちらかというと、人と距離感を保つ印象があったのだが、震災後は愛情がより豊かになったと言えるだろう」と指摘、震災後の日本で結婚指輪の売り上げが伸びていることを挙げたうえで、「人びとは困難をともにできる伴侶を求めているのだろうと推測した。

 その反面、国際結婚の夫婦のなかには相互の価値観の違いから、震災後に試練を経験している人びともいる。ブロガーの日本のいる友人は妻が韓国人だというが、震災後に彼女は子どもを連れて韓国に帰ってしまったという。韓国人妻は「日本は危険だし、将来に希望も持てないので、夫も韓国に来て自分の両親の会社を手伝ってほしい」と願っているそうだ。しかしブロガーの友人は「妻や妻の両親の日本に対する不信感にわたしは反感を抱く。日本を離れたくない」と述べ、韓国に行くことを躊躇(ちゅうちょ)していると紹介した。

 筆者によれば、日本人男性と結婚した中国人女性たちに「震災後、日本を離れたいと思わなかったか」と尋ねたところ、彼女たちの反応は期せずして一致していたという。彼女たちは「自分の家は日本にあり、そんな簡単に割り切れるものではない。日本人から学べることもたくさんある。彼らは危機に面するほど落ち着いており、毎日を大切にしているのだ」と答えた。



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