2012年3月2日金曜日

■タイはボッタクリ天国 / 旅行者が現地人価格で支払いをするのは「ほぼ不可能」



タイはボッタクリ天国 / 旅行者が現地人価格で支払いをするのは「ほぼ不可能」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0301&f=national_0301_262.shtml
2012/03/01(木) 21:39

 どこの国でも、観光地にはボッタクリ商売がつきもの。ボッタクリとまではいかなくても、日本でも通常価格より高めの値段設定になっている観光地がある。ヨーロッパにも「大衆食堂のスパゲティ30ユーロ」や「普通のカフェのコーヒー15ポンド」などのボッタクリは存在するが、微笑みの国・タイのボッタクリ度には負ける。

 タイで特にヒドいボッタクリは、トゥクトゥクという三輪タクシー。見た目がキュートで珍しい乗り物であることから、多くの観光客がトゥクトゥクに乗って街を移動している。その運賃が、実態を知れば知るほどボッタクリなのだ。

 「観光客がトゥクトゥクに現地人価格で乗ることは難しいでしょう。私も難しいです。見た目が完全に日本人ですから、いくらタイ語を話したとしても現地人レベルまで運賃を下げることはできません。そもそも、日常ではあまりトゥクトゥクには乗りませんが(笑)」と語るのは、タイに住む日本人男性。

 トゥクトゥクは自動車のタクシーと違って遠距離移動をしないので、現地人であれば距離にもよるが10~30バーツ(約30~90円)で移動できるという。しかし観光客となると話は別で、運賃として100バーツ(約300円)を提示されることがあるというから驚きだ。

 悪質な場合は、近い場所への移動なのに200バーツ(約600円)と平気で言ってくるトゥクトゥクの運転手もいるらしい。特に観光客の多いバンコク・カオサン地区では200バーツなんてあたりまえ。堂々と400~600バーツ(約1200~1800円)と言ってくる超ボッタクリ運転手もいるのだとか。

 では、どうすればトゥクトゥクのボッタクリを防ぐことができるのか? 「交渉すればチョイボッタで済みますので、近距離であれば50バーツ(約150円)を目指して交渉していけばいいと思います。とはいえ旅行者が50バーツは難しいと思いますが……。それで80バーツとかになればいいという気持ちで乗りましょう」(タイ在住日本人男性談)。現地人価格はあきらめるしかないようだ。

 ちなみに、当編集部の海外記者に話を聞いたところ、「自分で払える限度額を決めておくんです。絶対に70バーツ以上は払わないとか。とりあえずトゥクトゥクで200バーツは論外なので、そういう運転手とは交渉しません(笑)」と言っていた。




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