2012年3月5日月曜日

■韓流アイドルの曲は意味不明の歌詞ばかり…「ひどすぎる!」



■韓流アイドルの曲は意味不明の歌詞ばかり…「ひどすぎる!」(1)
http://japanese.joins.com/article/852/148852.html?servcode=700&sectcode=720
2012年03月05日10時03分 [ⓒ 中央日報]

  以前の韓国歌謡には人生が込められていた。パティ・キム、チョ・ヨンピル、シム・スボンの歌まであえて遡らなくても、1990年代までも歌謡曲の歌詞にはひとつのストーリーがあった。チャジャンミョン(ジャージャーめん)を契機に母親に対する愛を歌ったG.O.Dの「お母さんへ」、人生の主人公は自身であることを叫ぶイム・サンアの「ミュージカル」などなど。

  最近の歌謡界ではこうした意味深い情緒は期待しにくい。意味もわからない擬声語がリフレーンだけでなく歌全般で繰り返される。ハングル歌詞の間に英語を無理に挟んで入れたり、卑俗語を使ったりもする。若い世代の感覚に訴える「Fad」(一時的な流行)へ回すにはその程度が激しいという指摘が出ている。

  #特定単語の繰り返し

  最近ヒットしたT-ARA(ティアラ)の「Lovey Dovey」では、「Lovey Dovey」という表現が18回繰り返されリフレーンの大部分を占める。だが、前作「Bo Peep Bo Peep」に比べると良い方だ。この歌では「Bo Peep」が何と110回登場する。特にリフレーンにはハングルが最初から登場せず「Bo Peep」「oh」「ah」だけで構成される。

  Secret(シークレット)の「Madonna」のリフレーンも「Madonna donna/Madonna donna donna/すべてがHot Hot/私のせいで私のせいで私のせいでHot Hot Hot」だ。

  f(x)の「Hot Summer」では「Hot」が82回繰り返される。SISTER(シスター)の「So Cool」もまた「I feel so cool cool cool目を洗って探してみても/cool cool cool私ほどのgirlいないだろう」とリフレーンが構成される。SHINee(シャイニー)「Ring Ding Dong」のリフレーンはさらに難しい。「Ring Ding Dong Ring Ding Dong Ring Diggi Ding Diggi Ding Ding Ding」だ。

  歌謡評論家のソン・ギチョル氏は、「数行の歌詞のために一生心に残る歌がある。最近は曲だけ中心になり、歌詞は付属的なものになる傾向があって残念だ」と話した。







■韓流アイドルの曲は意味不明の歌詞ばかり…「ひどすぎる!」(2)
2012年03月05日10時03分 [ⓒ 中央日報]

  #英語の歌詞を挿入

  英語歌詞をハングル歌詞の間にぎこちなく入れる場合もある。Block.B(ブロックビー)の「大騷ぎ」では「全部列をつくってついてきてlike消毒車/私は万人のものdo not個人所蔵」などがそうだ。卑俗語と乱暴な表現も見つけるのは難しくない。NSユンジは「魔女になった理由」で、「黙ってちょっと消えろ…私が魔女になった理由/お前を呪う理由」と歌う。BIGBANG(ビッグバン)のユニットGD&TOPの1集収録曲「Knock Out」は韓国語タイトルが卑俗語だ。この歌は2010年末に発表された当時、地上波3社から放送不可判定を受けた。

  #「フックソング」も良いが…

  愛に対する断片的描写も残念だ。あるネットユーザーは、「最近のアイドルの歌の歌詞は別れた恋人をののしったり、『君を愛するベイビー』『私は悪い男・女(I am a bad boy・girl)』『君は美しい。私とつきあおう』『私の片思いをひったくったおまえは悪い男(女)』『別れた』しかない」と皮肉った。

  TEENTOP(ティーントップ)の「狂いそう」は「I need you baby baby baby…I want you baby baby baby…Stop stop breaking my heart」などが歌の半分近くを占める。最近は「baby」「girl」「crazy」のうちひとつも入らないアイドルの歌を探すのは難しい実情だ。

  ある作曲家は、「以前は作詞をした後で曲を付ける傾向が多かったが、最近は状況が逆転して、曲を作った後に歌詞をつけることが多い。リズムとメロディに合わせたら歌詞がおかしくなるものだ」と分析した。最近インターネットの音楽チャートで歌謡曲1曲の寿命は平均1~2週にすぎないが、早期に歌を記憶させるために憶えやすいフックソング(短いリフレーンに繰り返しの歌詞で楽しさ与える音楽)で終わるということだ。

  歌謡評論家イム・ジンモ氏も「大衆音楽とは誰が聞いてもうなずける普遍性がなければならない。K-POPが世界へ進出していくのに普遍性がない歌詞は障害物になるだろう」と指摘した。




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