2012年3月4日日曜日

■巷の肉は薬物だらけ、五輪代表選手「外食」禁じられる―中国



巷の肉は薬物だらけ、五輪代表選手「外食」禁じられる―中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0227&f=national_0227_053.shtml
2012/02/27(月) 10:58
   
 食料の安全問題が社会問題してすでに久しく、いまだに事件が後を絶たない中国。その影響はロンドン五輪を控えたスポーツ選手たちにも出ているようだ。中国網は27日、受動的な興奮剤摂取を防止するために国家体育総局が外食時の肉類摂取を避けるよう通達したことや、「安全な食事」のために気を使う各競技界の苦悩を紹介する記事を掲載した。

 記事は、国家体育総局は今年年初に「オリンピック準備期間の食品安全問題会議」を開き、「選手に外で豚肉、牛肉、羊肉を食べさせてはいけない」と申し伝えたほか、トレーニング拠点での肉類の食事について自主的に興奮剤センターで検査を受けるよう求めた。

 興奮剤使用スキャンダルが目立つウエイトリフティング界は特に敏感だ。北京五輪金メダリスト、陸永曾選手は自身のミニブログに「今、選手食堂しか安全な食事を食べさせてくれるところはない。もし勝手に外食したら、除名という『極刑』に処せられるかもしれない」と苦悩を明かした。

 射撃チームも無許可の外食を禁止する規定を設けたようだ。チームのキャプテン、肖昊鵬選手は「許可をもらって外食したときは、肉類はダメで野菜と炭水化物しか食べられない。しかも、帰ってきてから何を食べたか報告しなければいけない」と紹介した。

 テコンドーでは外食が認められているものの、選手たちは自覚的に宿舎の食堂で食べているという。「やむを得ず自宅や外で食べるときは、やはり肉類は口にしないと」と選手は語った。また、ある男子バレーボール選手は外食を控えるほかに飲み水にも細心の注意を払っていることを明かし、「開封済みのボトルは、自分の視線から外れたものは飲んではいけないというルールさえある」と紹介した。




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