注目の“温泉ビジネス”…「それっ」と飛びつき資源枯渇=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0418&f=national_0418_167.shtml
2012/04/18(水) 20:36
中国では、温泉が注目を集めている。温泉レジャー村が各地に建設されているほか、「地熱暖房・温泉供給」をうたい文句にしたマンションもある。しかし、多くの業者が温泉ビジネスに飛びついたことで、資源の枯渇が発生している。中国新聞社が報じた。
北京市は、世界的に見ても数少ない「地熱資源が利用可能な首都」のひとつという。市中心部の建国門、天壇地区には温泉療養所が作られた。郊外に行けば、さらに多くの施設がある。
しかし中国地質大学水資・源環境学院の周訓教授によると、北京市内に3カ所あった天然温泉資源のうち、海淀地区の温泉はすでに「枯れ果ててしまった」という。現在利用できるのは延慶松山公園内の松山温泉だが、過度の利用で今後が懸念される。北京市内の温泉の地下水位は、年間2メートルの割合で下降を続けている。
北京だけでなく、河北省や山西省など温泉が利用できる地域では、科学的な見地を無視した乱開発が続いている。
河北省石家荘市深沢県では、2008年に初めて温泉井の掘削に成功した。ところが、またたくまに違法に温泉井7カ所が掘られた。近隣の建物に地熱暖房を行っているという。「本来ならば、3-5カ所しか温泉井を掘るべきでない場所でも、あっというまに20-30の温泉井が掘られてしまう」という。
特に問題が目立つのは地域暖房で、温泉資源の効率よい利用を配慮していないため、暖房として使用した後の摂氏30度程度の温水が捨てられている例が目立つ。月極めの利用契約であるため、使用者も節約を考えず“湯水のように使っている”という。
陜西省西安市も温泉資源が豊富な場所だが、過度のくみ上げのため、数年ほど前から地面が沈降したり地割れができるなどの現象が発生している。
0 件のコメント:
コメントを投稿