■統計開始以来最低 昨年の和歌山県への日帰り観光客
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2012/04/20120415_11731.html
04月15日 10時30分 和歌山新報
県がまとめた県内の平成23年の観光客動態調査によると、 宿泊客は過去10年で最低、 日帰り客は昭和47年の統計以来最低となった。 県観光振興課は 「東日本大震災や台風12号の風評被害の影響が大きく、 特に紀南地方を中心に観光客の減少が大きい」 と話している。
県内の観光客総数は、 前年比10・9%減の2761万7429人、 宿泊客は14・8%減の433万9469人、 日帰り客は10・1%減の2327万7960人だった。 外国人宿泊客は、 同40・4%減の8万338人。
主要観光地で最も打撃を受けたのは旧本宮町で、 宿泊客・日帰り客を合わせた観光客総数は前年比35・3%減の98万3132人だった。 登山を楽しむ山ガールのブームの影響で1・2月は女性の登山客も多かったが、 相次ぐ災害で、 熊野古道を歩く観光客などが減少したという。
那智勝浦町の観光客数は同21・7%減の115万5910人。 同震災が発生した3月以降、 減少したものの、 夏に向け回復傾向だったが、 台風12号でJR新宮駅から勝浦駅の線路が寸断されたことで、 東海方面からの客が減少。 JR紀勢本線の特急列車の本数も少なくなったため、 京阪神からの観光客にも影響が出たという。
和歌山市は、 紀南地方に比べると影響は少なく、 観光客総数は5・7%減の548万6119人だった。 市内最大の集客施設の一つ、 マリーナシティの来場者が、 同震災の津波の影響で、 キャンセルが相次ぎ大幅に減少。 また、 海沿いにある加太地区でも、 宿泊客が減ったという。
同課は 「県や市、 旅行会社、 JRなど官民一体となった復興への取り組みで、 昨年12月からは回復の兆しが見えている」 としている。
■4割減の8万人 昨年の外国人宿泊客
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2012/03/20120325_10222.html
03月25日 11時30分
県がまとめた県内への平成23年中の外国人観光客数 (宿泊者) は、 東日本大震災と福島第一原発事故が大きく影響し、 前年比4割減の8万338人と大幅に減少した。
観光交流課によると、 宿泊者数は和歌山市が前年比19%減の6056人に対し、 高野町が58・8%減の1万7281人、 那智勝浦町が44・1%減の1万1270人、 田辺市が51・5%減の1217人と主に紀南地方で大幅に減少。 日本政府観光局の発表では、 全国の外国人訪問客数は前年比27・8%減となっており、 県内は全国的に見ても大きな影響を受けている。 月別で見ると、 東日本大震災が発生した3月から10月にかけて前年同月を顕著に下回り、 11月以降は盛り返している。
日帰り客259万人減 同年中の日本人観光客を含む県内への宿泊客は前年比75万2000人減の433万9000人、 日帰り客は259万8000人減の2327万8000人とともに大きく減少した。
和歌山市への観光客数は前年比5・7%減の548万6100人だったのに対し、 旧龍神村は同25・2%減の44万5700人、 旧本宮町は35・3%減の98万3100人、 那智勝浦町は21・8%減の115万5900人とこちらも紀南地方の大幅な減少が目立った。
観光振興課は 「東日本大震災、 台風12号の影響が大きく、 主要観光地の観光客が減少した。 特に紀南地方の影響が大きいが、 官民一体の取り組みにより、 12月から観光客が戻り始めている」 と話している。
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2012/04/20120415_11731.html
04月15日 10時30分 和歌山新報
県がまとめた県内の平成23年の観光客動態調査によると、 宿泊客は過去10年で最低、 日帰り客は昭和47年の統計以来最低となった。 県観光振興課は 「東日本大震災や台風12号の風評被害の影響が大きく、 特に紀南地方を中心に観光客の減少が大きい」 と話している。
県内の観光客総数は、 前年比10・9%減の2761万7429人、 宿泊客は14・8%減の433万9469人、 日帰り客は10・1%減の2327万7960人だった。 外国人宿泊客は、 同40・4%減の8万338人。
主要観光地で最も打撃を受けたのは旧本宮町で、 宿泊客・日帰り客を合わせた観光客総数は前年比35・3%減の98万3132人だった。 登山を楽しむ山ガールのブームの影響で1・2月は女性の登山客も多かったが、 相次ぐ災害で、 熊野古道を歩く観光客などが減少したという。
那智勝浦町の観光客数は同21・7%減の115万5910人。 同震災が発生した3月以降、 減少したものの、 夏に向け回復傾向だったが、 台風12号でJR新宮駅から勝浦駅の線路が寸断されたことで、 東海方面からの客が減少。 JR紀勢本線の特急列車の本数も少なくなったため、 京阪神からの観光客にも影響が出たという。
和歌山市は、 紀南地方に比べると影響は少なく、 観光客総数は5・7%減の548万6119人だった。 市内最大の集客施設の一つ、 マリーナシティの来場者が、 同震災の津波の影響で、 キャンセルが相次ぎ大幅に減少。 また、 海沿いにある加太地区でも、 宿泊客が減ったという。
同課は 「県や市、 旅行会社、 JRなど官民一体となった復興への取り組みで、 昨年12月からは回復の兆しが見えている」 としている。
■4割減の8万人 昨年の外国人宿泊客
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2012/03/20120325_10222.html
03月25日 11時30分
県がまとめた県内への平成23年中の外国人観光客数 (宿泊者) は、 東日本大震災と福島第一原発事故が大きく影響し、 前年比4割減の8万338人と大幅に減少した。
観光交流課によると、 宿泊者数は和歌山市が前年比19%減の6056人に対し、 高野町が58・8%減の1万7281人、 那智勝浦町が44・1%減の1万1270人、 田辺市が51・5%減の1217人と主に紀南地方で大幅に減少。 日本政府観光局の発表では、 全国の外国人訪問客数は前年比27・8%減となっており、 県内は全国的に見ても大きな影響を受けている。 月別で見ると、 東日本大震災が発生した3月から10月にかけて前年同月を顕著に下回り、 11月以降は盛り返している。
日帰り客259万人減 同年中の日本人観光客を含む県内への宿泊客は前年比75万2000人減の433万9000人、 日帰り客は259万8000人減の2327万8000人とともに大きく減少した。
和歌山市への観光客数は前年比5・7%減の548万6100人だったのに対し、 旧龍神村は同25・2%減の44万5700人、 旧本宮町は35・3%減の98万3100人、 那智勝浦町は21・8%減の115万5900人とこちらも紀南地方の大幅な減少が目立った。
観光振興課は 「東日本大震災、 台風12号の影響が大きく、 主要観光地の観光客が減少した。 特に紀南地方の影響が大きいが、 官民一体の取り組みにより、 12月から観光客が戻り始めている」 と話している。
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