津和野観光協 旅行業参入
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20120530-OYT8T01123.htm
(2012年5月31日 読売新聞)
津和野町観光協会は30日、町内の観光資源を掘り起こして宿泊客を増やすため、今年秋にも旅行業に参入することを決めた。県内有数の観光地だが、宿泊する観光客は少なく、同協会は「攻めの姿勢で宿泊客を確保したい」としている。観光協会が旅行業に参入するのは県内では珍しいという。
この日、総会を開いて決定した。協会内に益田市の旅行会社「ウインズ」の支店を置き、協会の事務局長が旅行会社の社員を兼務し、町内の旅行の企画やツアー商品の販売などを行う。
これに伴い、町の施設に入っている現在の事務所をJR津和野駅前の空き店舗に移転する。移転先の土地・建物の購入費用として400万円を借り入れ、10月をめどに取得を目指す。施設の改修費用は津和野町が支援する予定。移転時期は来年1月以降になる見込み。
県によると、2010年に町内を訪れた観光客が町内に宿泊する割合は2・9%で、県平均11・8%を下回っている。町観光協会は「町の情報発信を積極的に行っていく」としている。
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