2012年6月22日金曜日

■【仏国ブログ】フランスでも徐々に広まりつつある温水洗浄便座


【仏国ブログ】フランスでも徐々に広まりつつある温水洗浄便座
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0622&f=national_0622_010.shtml
2012/06/22(金) 09:05
       
 フランスの日刊紙「20minutes」では、日本の温水洗浄便座について紹介している。

 日本を旅行した外国人は、日本の温水洗浄便座を見て体験し、強く印象に残るようだ。使い心地や、機能についての賛否両論はあるものの、多くは好意的な感想を抱く人は多い。

 筆者は、フランスでも最近、温水洗浄便座が徐々に広まりつつあると伝えている。まず、温水洗浄便座にはおしりの洗浄や乾燥機能があり、高級な物では暖房便座やふたが自動開閉するものまであると説明。

 基本機能の洗浄は、トイレットペーパーを使用するよりも環境にやさしいが、消費電力が気になることから、導入を見合わせるフランス人も多いという。しかし、2011年3月の東日本大震災以降、日本ではますます節電・エコ対策への関心が高まっており、より少ない消費電力で使用できる温水洗浄便座も開発されていると述べている。

 そして、フランスでも以前より低価格で温水洗浄便座が購入できるようになったため、これを設置するフランス人も増えてきているのだという。

 筆者は、温水洗浄便座はもともと日本人の衛生に対する関心の高さが生み出したものだと説明している。フランス人の間では、日本というと漫画、ゲーム、芸者など固定したイメージがあるが、衛生観念の高さについてはあまり知られていないと記している。国際的に見ても、衛生に関する技術に積極的に投資しているのは日本人くらいであり、温水洗浄便座は、衛生観念の高さから発生した技術が生み出したものだと述べている。

 おしりを衛生的に保つ機能に加え、導入しやすい条件が揃ってきた温水洗浄便座は、これからフランスでもますます広がっていくだろうと考えている様子が記事からうかがえる。



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