【仏国ブログ】親愛の情もある?日本人とゴキブリの不思議な関係
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0623&f=national_0623_040.shtml
2012/06/23(土) 12:26
日本に滞在中のフランス人女性のブログ「Dans Ma Bulles aux Merveilles」では、訪日したフランス人が語らない話として、筆者が日本で体験したゴキブリに関するエピソードを記している。
フランスでは、ゴキブリをあまり見かけない。街中で、衛生の状態が良くない場所などに存在するが、ゴキブリを見たことのあるフランス人はそれほど多くないようだ。
筆者が来日したのは秋で、その後、日本での生活を楽しんでいた。季節が過ぎ、夏になったある日、夜買い物に行くために外に出ようとした際、住んでいるアパートのドアに、何かいつもと違うものを見たという。筆者は、これをシミかと思っていたが、自宅に戻るとその場所から消えていた。不思議だなと思いながら電気をつけたところ、ゴキブリを発見したと語っている。
虫が嫌いな筆者は、それ以降ずっとゴキブリに敏感に反応する生活になってしまったとつづっている。
日本の住居は、夏季に網戸にすると窓に隙間があるなど密閉性が少なく、ゴキブリが侵入しやすい環境にあると述べている。また、日本の飲食店などは、夜の閉店時には従業員がごみを路上のごみ出し場に出して帰宅することが多いことにも気づいたと語る。このごみは主に生ごみのため、ゴキブリのえさになるのだろうと記している。
また、日本人とゴキブリは、不思議な関係にあると筆者は感じている。日本人もゴキブリは嫌っているが、親愛を表す呼称の「ちゃん」を使い、「ゴキちゃん」と呼んでいるのを耳にした筆者は、友人や子ども、キャラクターなど、かわいい人などに対して使う「ちゃん」を、ゴキブリにも用いる、日本人のユーモアセンスが理解しがたいとつづっている。
ほかに、日本人はほとんど必ず、ゴキブリに関する武勇伝のような話を持っていると語っている。起きたら顔の上にゴキブリがいたなどの話は、筆者の心を脅かしているようだ。
嫌いといいながら、日本人はゴキブリに親愛の情を持っているように見えたり、ゴキブリが住みやすい環境も提供しているように筆者には感じられ、不思議な印象を抱いている様子がうかがえる。
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