2012年6月8日金曜日

■中国の人気鍋料理レストラン、米国とシンガポールに進出


中国の人気鍋料理レストラン、米国とシンガポールに進出
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2012-06/06/content_25582010.htm
「人民網日本語版」2012年6月6日

火鍋が人気の中国料理レストラン・海底撈は海外進出の第一歩を踏み出した。5日に明らかになったところによると、海底撈はこのほど米国とシンガポールでそれぞれ店舗を開設する契約に調印したという。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

海底撈はこのほど2つの情報を相次いで発表した。一つはシンガポール第一号店をめぐる契約が5月28日に調印を終えたこと、もう一つは米国第一号店をめぐる契約が4月18日に調印を終えたことだ。米国店の所在地は、ロサンゼルス・アルカディア市のウェストフィールドショッピングセンターの2階2015号だ。

海底撈公共事業部の責任者・曹静さんは開店の日時について、両店舗ともまだ内装をしている段階で、具体的な開店日時は確定していないと話す。

曹さんが述べたところによると、海底撈の昨年の売上高は22億元、利益は約3億元で、全聚徳の18億元と1億3千万元を抜いたという。海底撈がこれだけの業績を上げ、外食産業企業の中でよく名を知られるようになった最大の原因は、従来の外食産業の枠を越えた「スーパーサービス」にある。海底撈の店舗では、無料のネイルアートや靴磨きサービスを受けられ、眼鏡をかけている客には眼鏡ふきがプレゼントされ、トイレには歯磨き粉や歯ブラシ、スキンケア用品まで揃っている。とはいえ、国内市場で人気を博すこれらのサービスを海外の店舗にそのままもっていくかどうか、サービスが海外の客に受け入れられるかどうかは、まだまだ未知数だといえる。



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